昔から、食べてはいけないものを食べると必ず夢でさとされる。強烈だったのは過去に3回。
その1。その昔ヘビースモーカーだったころ、「もうやめよう、体に悪いし」と思いながらも吸いまくっていたある日、タバコをむしゃむしゃ食べている夢を見せられた。
その2。とあるマフィンにハマってそればかり食べていたとき、段ボールがこなごなになったものを口いっぱいにほおばっている夢を見せられた。
その3。どこで作っているかわからない安すぎる豆腐を食べたとき、リキッドファンデーションをたらたら飲んでいる夢を見せられた。
それらの夢を見ている間、無性に気持ちが悪くて、ずっと夢の中で吐き気をこらえていた。
「それ、人間の食べるものじゃないよ」
「お前はそんなものを食べて喜んでいるのだよ」
そう誰かからいましめられたのだと思う。見たのは3回とも明け方で、目が覚めてからもずっとひどい気分だった。明け方に見る夢は純粋な夢というより、何かの示唆であることが多い。
以来、それらのものは一切口にしていないが、今でもその夢を思い出すたびに気分が悪くなる。
2011.04.19