2021年9月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
コロナ禍は引き続き継続中、流行がピークに至るまでの時間と終息に至るまでの時間はほぼ等しいという法則があります、なので今しばらくは様子を見ながらいつも通りていねいに身を守ってまいりましょう。

9月20日〜26日は秋のお彼岸、昼と夜の長さがほぼ同じ、この世とあの世の距離が最短になる1週間です。また「暑さ寒さも彼岸まで」というように朝晩は冷えますから、風邪引かないように秋冬用の寝具やパジャマを用意しときましょう。

全員に共通の凶方位は東、南東、南西、西、北西。残り北、北東、南が吉方位になるかどうかはそれぞれの欄をご参照ください。
それでは9月7日〜10月7日の九星別運気と吉方位、鈴虫の音とともにまいりましょう。

★一白水星・・・コロナ禍で何が変わったかというと人と接する時間が少なくなったこと、ちょっぴり寂しいですが代わりに自分のことに専念できるようになりました。暮らし方を見直したり自分の存在意義や課題など今まで目をそらしていたことに目を向けられるようになったという意味で画期的、地球上の全員が自分の前に等身大の鏡を置かれたようなものです。
「髪の毛爆発してンな」「眉間にしわ寄ってンな」「姿勢悪いな」「考え方にクセついてンな」「生まれてきたときの夢は何だっけ」。姿形のチェックから入って内面への旅がいま一斉に進んでいるところです。
一白は絶好調、強い、望めばもう2枚鏡を手渡されて三面鏡が作れる、正面はもちろん右から左からそして後ろからと360度の視点で自分を見つめることができます。今まで見えなかったものを勇気出して見てみてください。
吉方位はなし。安息地は外にはない、自宅をパワースポットにしてください。

★二黒土星・・・「ああ、なんてダメなやつ」と自分を呪ったことありますか。きらいな相手に笑顔作ったり遅刻して人を待たせたり面倒だからと3カ月間掃除しなかったりアイスクリーム一気食いしたり、わかっちゃいるけど理想通りできません。
でも視点を少し遠ざけると人間って宇宙の相似形、宇宙をぎゅっと凝縮したものが人間です。だから日々刻々ところどころ爆発&崩壊しては新生してる、そう新陳代謝してる、なのでダメな部分だけを切り取ってダメダメ全然ダメと自分を呪ってもあんまり意味がありません。だって今この瞬間もあなたの細胞は爆発崩壊新生してるからです。
あんまり自分を責めても仕方ないです、ほら宇宙は宇宙を責めませんよね、どんなときもなりゆきに任せて「そこにある」だけです。自分を呪うヒマがあるなら牛乳パックで椅子作りなど楽しく実用的なことに時間を費やしたほうが建設的です。
吉方位は北東。北東の空気を吸うと縮小した自分が拡大します。

★三碧木星・・・夏って直射日光にじりじりあぶられて意外に体力消耗してます、んで秋風が吹いてふと我に返ると「あ、体力落ちてる」「夏バテしてる」って気づくわけです。これ放っておくとせっかくの食欲の秋に消化器系統が弱って「なんかだるい」「調子悪い」「私はいいからみんなで食べて」になってしまいます。
免疫力をキープするためにもこの時期はセルフケア大事、秋の夜長は美容と手作り食と睡眠に時間をかけて美と健康をお守りください。
心のモヤモヤがなかなか消えないときは時間の使い方を変えるといいですよ、簡単にいうと早寝早起きです。夜明けとともに起きて夕飯早めに済ませて20時か21時に布団に入る、最初は抵抗感あるかもですが慣れれば普通になる、小学生みたいな生活続けてるとああら不思議、あまりよけいなこと考えなくなります。
吉方位はなし。どこか行くなら海山森林、大自然豊かなところに行くと心のアクがきれいに取れます。

★四緑木星・・・条件のいい不動産物件やカッコいい服はみんなが飛びついてあっという間に完売しますけども、ひとクセある物件や服はいつまでたっても買い手がつきません。つまり自分が好きなものはみんなも好きだし、自分が苦手なものはみんなも苦手ということです。
もしかすると人の心は目に見えないクラウド(情報共有の雲)でつながっているのではないでしょうか。もちろん私は私なのですが小さな私が集合して大きな私になる、私が放った意識はたぶんほかの「私」にさざ波のように影響を与え、やがて大きな「私」にも少なからず影響を及ぼすに違いありません。
だから「あの人ずるい」と嫉妬したり「あの人きらい」と誰かを憎んだりしてはいけないのですね、クラウドに共有されて他人にも自分にもよくない影響が及ぶからです。特に発信者である自分には数倍増幅してはね返ってくる、昔の人はこれを「因果応報」と呼びました。
四緑のあなたは回復途上、よりよく回復するためにはクラウドからよりよい情報をダウンロードすること、つまり何でも前向きに考えることです。「このヤマ越えたら新しい炊飯器買おう」「炊飯器買ってキノコご飯炊こう」など、できるだけ壮大な夢をイメージしながらお過ごしください。
吉方位は北、南。大仕事をクリアしたいなら北、家庭のいざこざをクリアしたいなら南へどうぞ。

★五黄土星・・・ものごとってある日突然変化しますよね、「馴らしながら」とか「納得しながら」じゃない、まるでオセロのように今まで白かった石が突然黒にひっくり返ります。人が死ぬときもたぶんそう、この世からあの世へいきなりひっくり返る、本人は突然現実が遮断されて意識だけになる、コップに水汲もうとしても意識が空回りするだけで現実は何も変わらず、あれ? あれれ? としばらく混乱するわけです。
今までの現実をぶった切って人々を困惑させるコロナはいわば死神、タロットの13枚目のDeathみたいなものです。死神って聞くといやーんな感じですけども実は古いものを破壊して新しいものを創造する神、決して悪いものじゃありません。
そうすると今回の騒動も考えようによっては「コロナ禍」ではなく「コロナ福」、「前の世界に戻りたい」とごねて時間を無駄にするより、「新しい世界を生きよう」と前向きに切り替えたほうがいいかもしれません。
「前向き」の星が巡ってる五黄ならもうそのことを理解してるはず、大丈夫、今のままゴリゴリまっすぐいきましょう。
吉方位は北、北東、南。もっと元気がほしいなら北、気分転換したいなら北東、経済基盤を強くしたいなら南へどうぞ。

★六白金星・・・自分がよかれと思って他人にしたことってたいてい自己満足もしくはよけいなお世話になりがちです。勝手な思い込みが入るからです。一番いいのは人に対して何もしないこと、放っておくこと、そっと見守ること、困っている人が目の前にいるときはもちろんこの限りではありませんけども。
「この人と長くつき合いたい」と思うなら距離保つのが一番、ふと思い出したときに裏の森で採れたキノコとか栗をおすそ分けするくらいがいいでしょう。どんなに美しい花も必要以上に接近するとトゲや毒が見え隠れしてがっかりする、離れてながめてるうちが一番きれいです。
六白は人間関係が活発になりますが相手の領分に踏み込みすぎるもしくは踏み込まれすぎる恐れがあります。相手の境界線の1センチ先には地雷が埋まってるかもしれませんよ、逆に境界線を踏み越えてくる相手は笑顔でやんわり押し戻しましょう。
大吉方位は南、吉方位は北、北東。境界線をブロックしたいなら南、執着心を手放したいなら北、理性を働かせたいなら北東へどうぞ。

★七赤金星・・・人はものを食べるときに空気も一緒に飲み込みます、大部分は呼吸と一緒に出ていきますが一部はゲップになり一部はおならになります。だからゲップやおならを我慢しちゃだめ、腸に溜まってお腹が張ったり痛くなったりします。彼の家でもし出そうになったらそっとベランダに出るかいきなり大声で歌をうたいながら放出する、もしくは彼に歌をうたわせてブッブッブーと合いの手として活用するといいでしょう。
これ空気に限らずストレスも同じ、空気を溜めっぱにすると体調悪くなりますがストレスを溜めっぱにすると心が腫れて痛くなります。
七赤はけっこうストレス溜まってますか、それ我慢しないでさっさと発散したほうがいいですよ。相手にはっきりいうのが一番ですが面と向かっていえない場合は(たぶんこっちのケースのほうが多いでしょう)、ゲーセンで太鼓の達人やるかパンだね叩いてこねるか牛乳パックでかわいい収納ボックス作るかしてガス抜きしましょう。
大吉方位は南、吉方位は北、北東。ガス抜きしたいなら南、頭の中整理したいなら北、気持ち整理したいなら北東へどうぞ。

★八白土星・・・キリスト教やイスラム教やユダヤ教は一神教ですが日本には八百万の神がいます、いわゆる多神教ってやつです。岩にもカエルにも神さまが宿ってるなら私たちひとりひとりにも神さまが宿ってるはず、そして寿命が来たら歩がと金(きん)に裏返るように神さまから仏さまになるわけですね。
ではその神さまと人間ってそもそもどういう関係なのでしょう? 神さまが人間の上位なのはわかる、とすると神さまは人間を通して何をしたいのか? 
たとえば神さまと人間が親子の関係とすると、子どもが非行に走って喜ぶ親はいません。いつの世も子どもが素直に幸せになってくれるのが親の願い、つまり私たちが幸せになることが神さまの幸せに通じると申せましょう。
もちろん世の中には色々な親がいるように色々な神さまがいます、あえてハードルを高くして鍛える神もいれば「あんたこれどう思う?」と問いかけてくる反面教師役の神もいます。しかし最終目的は一緒です。
八白は今あっちの世界とわりと近いところにいます、秋の夜長は月見団子でも食べながら神さま仏さまに思いを馳せ、この時代に生きている意味、その町のその家で生かされている意味をぼんやり考えてみてはいかがでしょう。
吉方位は北、北東、南。元気の神と交信したいなら北、お悩み解決の神なら北東、ハラの据わった神に会いたいなら南へどうぞ。それぞれお力がいただけるかと存じます。

★九紫火星・・・「Aと決めたけどやっぱりBにしようかな、いやよく考えるとCでもいいか」。気持ちがくるくる変わるときってたいていどれもたいした選択肢じゃありません、そういうときに無理に答えを決めてもあまりいい結果は出ないものです。
自分ひとりの案件ならずーっと迷っててもいいのですが問題は他人がからむとき、自分の都合でいつまでもコーヒーカップみたいにくるくる回転してると同乗した人は時間が無駄になるわ酔っちゃうわですごーく迷惑します。
具体的にいうと混雑したデパ地下のサラダ売り場でどれにしようか迷い続けたあかつきに「豆腐のサラダやめてキノコのサラダにするわ」と店員さんが量ってるときにいきなり変更したり「あとそっちの春巻きとコロッケも・・・ついでにヤリイカのフリッターも150g」と追加するなど自分の都合でくるくる回転すると他の方々に迷惑がかかっちゃうわけですね。
九紫の心はのびのびとフリーダム、何ごとにもとらわれないのはステキですがデパ地下でどのサラダか決められず自由奔放に迷い続けると後ろの奥様方のマイナスの気を受けてツキが落ちるので注意しましょう。
大吉方位は北、吉方位は南。即断即決パワーがほしいなら北、周囲への気配り能力をアップさせたいなら南へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。秋の夜長は何をしますか、ふかし芋や栗やフルーツなどたくさん出回って食いしん坊にはうれしい季節、いいじゃないですか天高く肥えたって。それでは今月ももりもり元気でご安全に行ってらっしゃい!