全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
6月11日は入梅。なぜ「梅」の字を使うかというと、この頃から梅の実が熟するからだそうです。そういえばスーパーに行くと梅の実が並んでますもンね。梅干しとか梅酒とか梅ジャムとか、梅仕事を楽しみにしてる人もおられるでしょう。
高温多湿でムシムシジメジメするこの時期は食中毒に注意、冷蔵庫で保管してるからといって悪くなってないとは限りません。冷凍庫の中も見直して、古い食品は捨てましょう。
使い終わった鍋や食器はそのつど洗ってちゃんと拭く、水切りカゴに何日も放置するとすぐカビが生えちゃいます。
たまの晴れ間は窓を開けて部屋に風を通し、布団も干しましょう。日光が当たったふかふかの布団はいいにおいがしますし、肌触りもいいのでよく眠れます。
21日は夏至。「夏に至る」日です。この日は太陽が最も高く昇る日で、昼間の時間が最も長くなります。今年もまた猛暑になるのか、それともちょっとはマシなのか。クーラーや扇風機をチェックして暑さに備えましょう。
30日は夏越の大祓。2025年前半で溜まった疲れを祓う日です。神社に設置された茅(ち)の輪をくぐって厄を落としてくるのもいいし、栄養価の高いものを食べて自分をいたわるのもいいでしょう。
全員に共通の凶方位は北、北東、東、南西、西、北西。残りは南東と南ですが、吉方位になるかどうかはそれぞれの星で異なります。
それでは6月5日〜7月6日の九星別運気と吉方位、元気よくまいりましょう。
★一白水星・・・黒と白の勾玉(まがたま)が組み合わさった太極図、見たことありますか。人の幸運不運ってあんな感じでくっついていて、運のいいときと悪いときが時間とともに絶えず移り変わっています。タイミングこそ違え、みんなうねりながら生きている。そのうねりが大小の光を発し、宇宙から見た地球はキラキラ点滅してそれはそれは美しいことでありましょう。
「青天のへきれき」は陰と陽が切り替わるときに起こりやすいですが、すべてのことはベストなタイミングでなるようになっているので、あまり驚くこともありません。
一白はよくも悪くも「えっ、聞いてないけど!」みたいなことが起こるかもです。いいことなら大喜びし、そうじゃないなら「まいっか」と自分にいい聞かせて日々の雑事を淡々とこなしましょう。時間がたてば自然に収束するので心配しないでください。
吉方位は南。時間の流れを変えたいなら南へどうぞ。南へ行くとツイてるときは流れがゆっくりになり、ツイてないときは流れが速くなります。
★二黒土星・・・夏至とは太陽の通り道が黄経90度に達するときのことで、北半球では南中高度が最も高くなります。これはどういうことかというと、地上にあるものやこと、あるいは心の中を太陽がすべて明るみに引っ張り出すということです。才能は表に引き出され、隠しごとや秘密はあばかれやすくなります。
でもほら世の中って嘘も方便、ウソついたほうが丸く収まるケースが少なくないですから、あちこちでちょっとした衝突が起こりそうです。特に梅雨どきはイライラも手伝って「それ以上ドーナツ食べると白衣のボンレスハムになりますよ先生」「電話くらい取ってよ新人、ちょっとナイーブ過ぎんじゃね」とか口が滑らないようご注意ください。特に二黒は理性の壁を突き破って本音が出やすくなる暗示、余計なひと言が出そうになったら冷たい水ようかんと一緒に呑み込んじゃいましょう。
吉方位は南東。理性を保ちたいなら南東へどうぞ。
★三碧木星・・・いる物といらない物を選別したいなら、太陽の力が強い6月がおすすめです。太陽のパワーを浴びると頭が冴えて「これ必要!」「これ不要!」とチャチャッと分別できるようになります。
身体のラインを拾い過ぎるニット、婆さん度がいや増す赤リップ、表紙買いしたけど半年放置してる本、連絡取らなきゃと想像するだけで気が滅入るあの人。全部捨てちゃえそんなもン、そんなもン後生大事にしてるから心も身体も運気も重くなるンです。
三碧は心と身体と環境のダイエットをしませんか、ううん大丈夫できる、太陽があなたのやる気とガッツと行動力をあと押ししてくれます。
吉方位はなし。なくても別に運が悪いわけじゃない、日の当たる明るいカフェでまったりしてください。
★四緑木星・・・人間関係って難しいですよね、たぶん人類共通の課題ではないでしょうか。あなたはいかがでしょう、人にフレンドリーに接することができますか、それとも人見知りするほうですか。
自分が構築する人間関係は幼少期の家族関係が基盤になっていますから、人と接するのが苦手、怖いという人は家族との関係に無理や不自然さがあったのかもしれません。いい関係で育ってきた人なら素直に人と相対するでしょうが、ひどい目に遭った人はなかなか人を信用できません。じゃあ人を信用できないのは悪いことかというとそうでもなく、読解力が深くなったりものごとの裏側を探る能力が備わったりします。どちらがよくてどちらが悪いとはいえないのですね。
四緑のあなたはこれからよくも悪くも家族やその他の人間関係について深く考えることになるでしょう。過去の問題が浮上するのか、あるいはこれから自分の家族もしくは誰かと新しい人間関係を築くのか。いずれにしても彼らは憎み合う相手ではなく、折り合いをつけながら共生する相手であることを覚えていてください。
吉方位は南東。縮んだ心をびろーんと大きく広げて伸ばしたいなら南東へどうぞ。
★五黄土星・・・電球を替えるときに脚立を踏みはずしてねんざしたり包丁でしめじ切ってるときに指を切ったりスマホ歩きしてるときに誰かにぶつかって「ゴラァ!」と怒鳴られるなど、ときとして予期せぬいやーんな局面にぶち当たるときがあります。
原因は色々ありますが①注意力が散漫だった、②たまたまツイてなかった、③あんまりよい心持ちじゃなかった、などが考えられます。特に気をつけたいのは③です。
気が滅入る音楽、暴力的な映像、落ち込むような記事などを見聞きすると気が陰に傾き、あんまりうれしくないことが現実化しやすくなります。
あるいは過去のいやな思い出がふとよみがえり、あーああのときは災難だったなあとずっと考え続けてるときも同じようなことが起こりやすいです。
イヤな目に遭わないコツは、いつも上機嫌でいることです。落ち込んだとき、憂うつなときはアップテンポなユーロビートに乗ってパラパラ踊ってみたらいかがでしょう。
大吉方位は南、吉方位は南東。キレッキレのパラパラで周囲を魅了したいなら南、気の合う仲間と楽しく踊りたいなら南東へどうぞ。
★六白金星・・・「残された人や子どもに迷惑をかけたくない」という言葉をよく耳にしますけども、自分の死後、誰かが遺品整理や葬式の手配をするのってはたして迷惑なことでしょうか?
死は予測できません、ある瞬間いきなり訪れますから人生は必ず途中で強制終了します。生前どんなに頑張って物を片づけたとしても家の中はやっぱり散らかってるでしょうし、葬式だってあれやこれやを具体的に手続きするのは残された人です。
それなりの手間がかかるのでもちろん面倒でしょうがそれは残された者の務め、役割、お勉強じゃないでしょうか。それをすることで世の中がわかり知識や知恵が備わるでしょうし、心に感じることもあるでしょう。無駄な経験にはならないはずです。
だから先立つ者は「残された者が迷惑する」なんてヘンな気遣いなんかしないで、誰にも遠慮せず好きなように生きたらいいンです。ただし地獄の沙汰も金しだい、「手間かけちゃってごめんね」の意味で葬式代とお駄賃だけは残しといてあげましょう。
吉方位はなし。さわやかな光と風が通る場所で楽しく過ごしてください。
★七赤金星・・・太陽が高く上る6月は火の気が高まるうえ、梅雨で水の気も高まります。火と水がぶつかり合うと反発し合い、その影響を受けてイライラしやすくなります。だから6月はケンカに注意、ささいなことでカチンとくるのは自分や相手のせいじゃなくて天気のせいと思ったほうがいいでしょう。こいつわざとやったんじゃ? と勘ぐりたくなっても、相手には悪気のないことがほとんどです。
星の巡りの影響で内省的になりやすい七赤は、小さなイライラが大きなイライラに増幅するかもしれません。あれこれ考えてイライラを溜め込むとお腹が張って苦しくなりますから、ガス抜きしてください。
やり方は簡単、「大声出して笑う」「歌をうたう」「吉方位の湯に浸かる」「旅行に出かける」「財布をバーンと大きく開けて贅沢する」。腹に溜まったガスが勢いよく放出されてすっきりします。
大吉方位は南東。大きなおならを気分よく放ちたいなら南東の大自然へどうぞ。
★八白土星・・・「映え〜」とかいってみんなよくスマホで写真撮ってますけども、あれは一種の「欲」じゃないでしょうか。その瞬間を所有したいという所有欲。
でもよく考えると決定的瞬間を画面越しに見てスマホに記憶させるのってすごくもったいないことで、それより自分の生(ナマ)の眼を通して脳に直接焼きつけたほうが記憶に残るンじゃないでしょうか。
スマホ映像や写真を見返すのはせいぜい1、2回、そのあとはどんどん上書きされて下の階層に潜っていきます。記録媒体としてスマホを使うのはもちろんありですけども、忘れたくない大事な場面ほど自分の五感を使い、魂に刻み込んだほうがいいのではありますまいか。
たとえば何十年も会ってなかった懐かしい人に会ったとき、ふわふわの赤ん坊を抱っこしてるとき、誰かが自分に向かって深い言葉を放ったときとかですね。そういう幸せな瞬間は自分の毛穴からじかに吸収し、全身で味わい、脳にしっかり収めることをおすすめします。
大吉方位は南。五感を研ぎ澄ませたいなら南へどうぞ。
★九紫火星・・・歯は金運を左右するってご存知ですか。乱ぐい歯、すきっ歯、歯が欠けたお金持ちってあんまり見たことありませんよね、みなさん歯の隙間から金運が漏れないよう歯にはものすごく気を配ってるンです。
歯を方位で表すと西、西を干支で表すと酉、ほら酉の市ってお金をかっ込む熊手売ってるでしょう、つまり歯=西=酉は金運に深く関わっているンですね。
ここ読んでるあなたは大丈夫ですか、前歯欠けたり歯並び悪かったり虫歯や歯周病放っといたりしてませんか。それ金運落とすもとですよ、放っといても絶対治りませんから、なる早で歯医者さんへ行きましょう。
九紫は金運の上がる季節が巡ってます、上手に波に乗りたかったら鏡に向かって二ッと笑ってみてください。美しく並んだ白い歯がキラキラ光ってればOK、人前に出せないならすぐにケアを始めましょう。
吉方位は南。腕のいいデンタルクリニックを見つけたいなら自宅から南方位を探してみてください。
今年は意外にひんやり涼しいですね。身体を過度に冷やすと免疫力が下がりますから、保温と放熱を塩梅(あんばい)よくコントロールして梅雨を元気に乗り切りましょう。蒸し暑くなったら鮎の塩焼きやそら豆にビールなんて最高、この時期ならではの和菓子、三角形の水無月(みなづき)も涼しげで暑気払いにもってこいです。そうそう、部屋に紫陽花の花を飾ると何気にラッキーなことが次々訪れますのでぜひお試しください。