2022年3月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。待望の桜の季節です。

3月18日〜24日は春のお彼岸、あの世とこの世が近くなる1週間です。21日は春分の日で昼と夜の時間が同じ、陰と陽のバランスが取れているこの期間は心に潜むものがスルッと出てきやすい、ふとしたはずみにポロッと本音が出たりしますので、自分はもちろん周囲のこともさりげに観察してみましょう。

桜が咲く頃は身も心もウキウキ、オフの日はのんびりお花見に出かけたり吉方位の温泉に浸かって運気を底上げしてはいかがでしょう。

全員に共通の凶方位は北、南、南西、西。吉方位についてはそれぞれの欄をご参照ください。それでは3月5日〜4月4日までの九星別運気と吉方位、まいりましょう。

★一白水星・・・わけもなくイライラしたり憂うつになったり「もう何もかもいや!」と叫びたくなるときありませんか。原因はさまざまでしょうけどもとりあえず5つのケースが考えられます。①季節の変わり目、②精神的なストレス、③体調が今ひとつ、④やることがたくさんありすぎる、⑤すぐには解決しない問題を抱えてる。
①〜④なら要所要所で休憩取りながら進んでいけば自然回復しますが、問題は⑤、悩みごとと共存しながら生きていかざるを得ないケースです。
苺があふれんばかりのホットケーキに生クリームをたっぷり添えて一気食いしても憂さが晴れないなら、抱えてる案件はわりと根が深いかもしれません。でも実はそれこそが自分を成長させてくれる糧だったりします。
ああどうしようどうしたらいいのと頭かきむしって考えても考えても解決策が見つからないなら、それがどうしたと居直るまたはそのうち何とかなるだろうと自分に言い聞かせてその悩みと一緒に生きるほかありません。
吉方位は北東、東、南東、北西。人間関係の悩みを解決したいなら北東か南東、仕事の悩みなら東か北西へどうぞ。

★二黒土星・・・世の中は自分ひとりで生きているわけではないので対人マナーや気遣いが欠かせません。職場仲間や単なる知り合いはもちろん家族や友達にも気配りは必要、地をさらけ出していいことなんかひとつもないからです。
「それじゃ息が詰まっちゃうじゃん」、ごもっとも。だからせめて自分は自分に素直でいたい、いいところも悪いところもひっくるめて受け入れてあげたい、内なる欲求には誠実に答えてあげたいわけです。
あなたは自分に忠実ですか嘘ついてませんか、「本当はこうしたい!」と魂が叫んでるのに「そんなの無理に決まってるじゃん」と無視してないでしょうか。そもそも「無理」と誰が決めた、はい自分ですね、面倒だから不安だから失敗が怖いからそう思い込んで自分をごまかしてるだけです。自分を閉じ込めている檻にはカギなんかかかってません、二、三歩踏み出せばあっけらかんと自由な世界が広がっています。
吉方位は東。外をのしのし歩き回る勇気と脚力がほしいなら東へどうぞ。

★三碧木星・・・言葉ほど扱いの難しいものはありません。たとえば誰かのミスを指摘するときに「それ間違ってる!」「全然違う!」「バッカみたい!」と乱暴にいうと人間関係が崩壊しますが「それは少し違うんじゃないかな」「別の方法もあるよ」と回りくどくもとい遠回しもといていねいにいうと相手の心にゆとりができて「そうだよね、ありがとう」となるわけです。どっちがお互いに損しないかといったらていねいなものいいのほう、大人だわあと相手はあなたに一目置くでしょう。
三碧はよくも悪くも直球投げたがる星ですが、時と場合によっては摩擦が生じることがあるのでお気をつけください。特に今月は要注意、苦手な相手に投げる言葉は選ばれたほうがよろしいでしょう。
「お元気でよろしいなあ(うるさいなあ)」「そのお洋服よう似おてる、どちらで買いましたん(変な服)」「いつもていねいにお仕事してはりますなあ(もっとスピードアップせんかい)」など京都人の言語をお勉強してみましょう。
大吉方位は南東、吉方位は北東。角を立てず自分の意見を通したいなら南東、多少キツいこといっても許されたいなら北東へどうぞ。

★四緑木星・・・この世とあの世の距離が近づくお彼岸はときに不思議なことが起こります。「あ、この人」と直感する相手に出会ったり大きな仕事につながる糸口をつかんだり次に住む場所がポンっと見つかったりする、これすべて仏縁、仏さまが赤い糸を結んでくれるのですね。なのでもっと幸せになりたいならお彼岸に西日に手を合わせて「頑張りますので見守ってください」と祈る、それだけであちらに気持ちが伝わることでしょう。
ご先祖が味方についた四緑はお彼岸以降に流れが変わる暗示、結婚話が出る、望んでいたチームに入る、体調が快方に向かう、苦手だった人が味方につく、停滞してた懸案事項がどかんと動くなど明るいきざしが見えてくるかもしれません。
「常日頃から挨拶とお礼とお詫びはきちんと口に出す」「規則正しい生活を送って健康を保つ」「お世話になった人には感謝の気持ちを形で示す」など小さいことの積み重ねを忘れないでいると、ツキの上がり方に拍車がかかることでしょう。
吉方位は東。新しい一歩を踏み出す勇気が欲しいなら東へどうぞ。

★五黄土星・・・気分が晴れず鬱々するときってたいてい押し入れに不要な物がぎっしり詰まってます、はい思い当たる方はチェックしてみてください。
3月は卒園卒業に限らず大人のあなたも過去から卒業するチャンス、この際だからいらない過去を自分から切り離してはいかがでしょう。苦手な相手と撮った写真、元カレからもらった安物のリング、二度と読み返したくない日記帳、怨念のこもった祖母の櫛、魔が差して買ったビーツ色のマイクロビキニ、夜になると歩き回るお人形など、すべてまとめてゴミの日に出してしまいましょう。
それでもやっぱりモヤモヤする、迷いが延々ループするというなら窓ガラスや鏡を見る、はい汚れてますでしょう。窓や鏡の透明度は心の透明度に比例しますからすぐに雑巾しぼって拭きましょう。清らかな自分に戻りたいときは山で修行するよりまず家の中をすっきり片づけるほうがラクだし確実に効きます。
大吉方位は北西、吉方位は北東、東、南東。気力と体力を増強したいなら北西、人間関係の悩みを解決したいなら北東、仕事の悩みなら東、頭にクレ556をさして滑りをよくしたいなら南東へどうぞ。

★六白金星・・・「なぜどうして私があんな目に?」。ふとした瞬間に記憶がよみがえってカッカしたことありませんか。そういうときって「そういえばあんなことも、そんなことも」と腐った芋が後から後から地下階層からずるずる出てまいります。「もうホント頭にくる! この腹立たしさを直に相手にぶつけてやりたい!」と考えがちですけどもやめといたほうがいいでしょう、戦渦が広がって一面焼け野原になるだけです。
そういうときは自分から湧き出る想いをするする川に流し去る情景をイメージする、開運学ではこれを「流しそうめん作戦」と申します。流れたそうめんもとい想念は川から海に流れ塩で清まり溶けてなくなります。
生きてる以上色々な想念が湧くのは当たり前、湧けば湧くほどああ自分は感受性が豊かなのだなとむしろ誇りに思えばいい、余ったそうめんは鶏ガラスープとナンプラーで味付けてパクチーをトッピングすればおしゃれなフォーに早変わり、名付けて「フォーゲット(forget=忘れる)アレンジ」です。その他和風だしで煮てにゅうめん、豚肉やニラと炒めてそうめんチャンプルー、キュウリとハムとマヨネーズを混ぜてそうめんマヨサラダなどお好みでアレンジなさってみてください。
吉方位は北東、東。そうめんを超高速で流したいなら北東、スルー能力を高めたいなら東へどうぞ。

★七赤金星・・・人の価値観は親から子へと受け継がれます。善悪の判断から時間の使い方、お金の使い方、人間関係の構築法、衣食住のルールなど生きるうえで必要なことのありとあらゆる指針が親から子へ伝わっていくわけです。
「三つ子の魂百まで」と申しますが幼少時に身についた価値観は成人してからも残ります。「早寝早起きはトクをする」「頑張りはむだにならない」「人との約束は守るもの」などよい縁起に通じる価値観ならいいですけども「人生は勝つか負けるか」「いかなるときも自分の利益が最優先」「目に見えるものしか信じない」など業(ごう)が深くなる価値観ですとなかなか幸せになれません。
なので「どうして私はいつまでたっても幸せになれないのだろう」「いつも孤独で寂しいのはなぜだろう」「頑張れば頑張るほど不幸になるのはどうして」と疑問に思うなら、自身の背骨を貫いている価値観の軸を一度取り外して見直す必要があります。「これ違うな」と思ったら潔くその軸を捨て、別の軸に差し替えたほうがいいでしょう。七赤は自分軸見直し月間、もしサビたり曲がったり折れたりしていたら新品に交換し、自分をまっすぐ立て直してください。
大吉方位は北西。新しい軸を見つけたいなら北西へどうぞ。

★八白土星・・・占いや魔法に頼らなくても人生を変えられるってご存知ですか。やり方は簡単、「いつもの習慣」をちょこっと変えるだけです。たとえば朝はパン派ならご飯に変える、着たことないタイプの服を着る、食器や雑貨を一新する。いずれも少し高級品にグレードアップするのがコツ、これで流れが少し変わってきます。
さらに流れを大きく変えたい場合は目に見えないものを変える、たとえば時間の使い方です。一番いいのはいつもより早く起きる、いっそ夜明けとともに起きてみてください。午前中がぐーんと長く伸びて時間と心にゆとりができ、確実に運気が変わります。
人間関係を整理するのもいいでしょう、会うたびに疲れる親兄弟や子どもや親戚や隣近所や友達とのつき合いはもうやめる。冠婚葬祭も出たくないならもう出ない。自分でおしまいのお墓や馬鹿デカい仏壇を処分する。「成功しなければ」「もっと正しく生きなければ」「全員から好かれなければ」というこだわりをもう捨てる。そうやってむだなものを手放していくうち身も心も軽くなり、鼻歌が出ることでしょう。
大吉方位は北西、吉方位は南東。変化を恐れない強さがほしいなら北西、答えを得たいなら南東へどうぞ。

★九紫火星・・・生きているということは発光しているということです。その光は絶えず波打っていて、波打つときの振幅を明るさ、波長を色とすると、振幅が小さく波長が短いほど「暗い」「静か」「落ち着いている」、振幅が大きく波長が長いほど「明るい」「にぎやか」「行動的」という印象になります。
波長は短いほうから紫→青→水色→グリーン→黄色→オレンジ→赤へと変化していきます。紫や青は静かで冷たい深海、グリーンは地上に生える木々、そしてオレンジや赤は空に輝く明るく温かい太陽の色。どちらがいい・悪いということはなく、前者は陰、後者は陽ということです。陰と陽は絶えず流動的に変化しているので、同じ人でもそのときの環境や気持ちによって明暗や色調が少なからず変わります。
感情を鎮めて冷静になりたいときは寄せては返す海、どちらにも偏らず中庸な自分でいたいときは大草原や森林、自分にハッパをかけたいときは天空に燃える太陽をイメージすると自分の放つ光がそのように変わってまいります。
3月の九紫は燃えよドラゴン、やりたいことやらねばならぬことが目白押しでブルースリーのように立ち回っていらっしゃることと思いますが、もっと燃えたい、天よ我に馬力を与えたまえというときはオレンジや赤の服を着て大股で歩くといいでしょう。
大吉方位は北東、東。援軍が欲しいなら北東、ひとりでもやったるなら東へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。重いコートを脱ぎ捨てて、春の装いで明るく軽快にいきましょう。桜の開花は運の開花に通じますので、そばに行って見とれてください。