2021年5月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
明るくさわやかな新緑の季節は本来なら遠出して観光やアウトドアを楽しみたいところですがコロナ禍ではなかなかのびのびできません。
そこで住まいの見直し、より快適により楽しく過ごせる環境を作る、5月は衣替えのついでに洋服その他の不要品を処分して身辺をすっきりさせてはいかがでしょう。
いらないものをせっせと収納するくらいなら潔く捨てる、物がぎちぎちに詰まった部屋に住んでいると運気が頭打ちになるからです。
今年は例年以上に運のいい私でいたい、ならば身のまわりはすっきりシンプルにしといたほうがいい、身が軽いほうがいざというとき迷わず動けます。

全員に共通の凶方位は北東、南東、南西、北西。残る北、東、南、西が吉方位になるかどうかは星によって異なります。
それでは5月5日から6月4日までの九星別運気と吉方位、まいりましょう。

★一白水星・・・人生とは悩みの海=苦海を泳いで筋トレするようなもの、押し寄せる波に呑まれてあっぷあっぷする時期を低調期、苦海から岸に上がってのんびり甲羅干しできる時期を好調期と申します。ずーっと低調期だとつらくてやってられませんしずーっと好調期だとラク過ぎて身体がなまる、なのでどの人もすごくつらいの1割すごく楽しいの1割残り8割はどっちでもない感じで「ほどほどにいい感じで成長なさい」と時間を割り振られます。
九星気学で読み取りますと一白のあなたの今月の運気は・・・はい押しも押されもせぬ好調期、すでに砂浜に座って「空が青くてきれい」とか言いながらおいしいジャンボンフロマージュ頬張ってる一白もいるでしょう、ふふふすてきねフルーツやチョコボンボンや赤ワインも用意してあるのよ久しぶりのピクニックを楽しんでね。
いや全然楽しくないむしろ溺れてるンですけどという一白はいま宇宙船に乗ってるか過去に自然に反したことばっかしてきたか「自分は不幸」と思い込んでるかのどれかです。一番多いのはみっつめかな、不幸という名の松葉杖をつくのがクセになっちゃってるのかもしれません。松葉杖を捨てるなら今がチャンス、捨てちゃえそんなもン。
吉方位は東、西。心の筋肉を鍛えたいなら東、脚の筋肉を鍛えたいなら西へどうぞ。

★二黒土星・・・塩辛いものを摂りすぎると血中の塩分濃度が上がって身体がむくむだけでなく胃が荒れたり高血圧になったり腎臓に悪影響を及ぼすことになります。健康でいたいならしょっぱいものはほどほどにしとくのがいいでしょう。
これ胃袋に限らず心も同じ、塩辛い=辛い=つらいことばかり続くと心が荒れたり心がむくんで気持ちに余裕がなくなり怒りっぽくなったりどうせあたしなんかと自己卑下して投げやりになるなどいいことひとつもありません。心の健康を保つためにもつらい経験はほどほどにしとくべきでしょう。
二黒は今年に入ってから心身がちょっとむくんでますか、食生活で気をつけるのはもちろんつらい目に遭いすぎてないかもしくは自分に厳しすぎないか振り返ってみてください。「体重の増減が激しい」「血圧が不安定」「胃腸の具合が今ひとつ」「なんかもうどうでもいい」というならしょっぱい現実から逃避して景色のいい場所でゆっくり甘いもんでも頬張りましょう。
吉方位は東、西。自分を俯瞰したいなら東、人間関係の修復は西へどうぞ。

★三碧木星・・・「親の因果が子に報い」は迷信でも何でもなくまぎれもない事実、なぜなら子どもは親が選んだ衣食住の環境で成長し親から価値観を受け継ぐからです。なので親が太っていたら子どもも太りやすくなりますし親が掃除をしないなら子どもも掃除しませんし親が離婚したら子どもも離婚のハードルが低くなります。
家を出て独立するとしばらくは親の影響を引きずりますが、四方八方から揉まれるうちじきに「この考え方はズレてるな」「こういうやり方は自分ちだけだったんだ」と気づくことになります。自分という硬い粘土をいかにもみもみしてどこまで美しく造形できるか、それが人生の課題であるといっても過言ではないでしょう。
三碧は自分の価値観を試されるかもしれません、DNAが頑固すぎると否定に始まり否定に終わってせっかくのチャンスがむだになる、目の前で起こることはすべてバージョンアップの試金石ととらえてちょっとアタマと心をもみもみしてみてください。
大吉方位は東、吉方位は西。読解力を高めたいなら東、ヒアリング能力を高めたいなら西へどうぞ。

★四緑木星・・・エンパスとか繊細さんとか最近よく耳にしますよね、要は神経が細やかでちょっとした刺激にも敏感な人ということです。空気を読むのがうまい、人の気持ちがよくわかる、共感能力が高い、カンが鋭いなどのメリットがある反面、ささいなことでくよくよする、打たれ弱い、深読みしすぎて勝手に疲れる、人混み行くと頭が痛くなるなどのデメリットがあります。生まれ持った気質なのでなかなか変えるのは難しいですが、もし変えたいならゆってぃのわかちこ踊りをするか、「まあいいか」を口癖にするか、人のこと気にするヒマがないくらい忙しくしてるといいでしょう。
四緑は周囲の和を重んじてわりと気ぃ遣う傾向がありますが今月は人の思惑なんか考えず思ってることをストレートに口に出してみましょう。「四緑さんの言う通り」とすんなり受け入れられ、「あ、これでいいんだ」「間違ってなかったんだ」という自己肯定感が芽生えます。自信をちょっとずつ積み重ねていくうちかいわれ大根のように細い神経もやがてタケノコのようにぶっとく成長していくことでしょう。
吉方位は南。細かいことを気にせずもっと図太くなりたいなら南へどうぞ。

★五黄土星・・・四緑と真逆なのが五黄土星、この星は他人の思惑など一切気にせず邪魔者を蹴散らしながらわが道をドスドスのし歩く猛者(もさ)であります。「力強くてカッコいい」とあこがれる人もいれば「無神経」と敬遠する人もいる、もちろん五黄本人は他人から好かれようが嫌われようが知ったこっちゃない、ただわが道を行くだけであります。
今月ももちろん五黄はわが道を行くでしょう、ただしそこかしこにごきぶりホイホイやハエ取り紙がぶら下がってる暗示です。それらは「あんまりぐいぐい歩かないほうがいいかもですよ」という気づかせ、たとえ引っかかったって五黄は自力で剥がすでしょうがその先でもっと粘着力の強いトラップが設置されることになるでしょう。
なので自分勝手に進むのちょっとやめて、前でしゃがみ込んでる人に大丈夫ですかと声かけたり後ろから走ってくる人に道を譲ったり隣にいる人にはいこれ飴ちゃんなどちょっと周囲に気ィ配ってみませんか。その途端ああら不思議、あちこちに仕掛けられたトラップが次々に消滅していくことでしょう。
大吉方位は北、吉方位は東、南、西。金運財運アップは北、モテ運は東、コネ運スポンサー運は南、仲間に恵まれ運は西へどうぞであります。

★六白金星・・・元号が令和に変わってからコロナ禍やオリンピック開催の是非など色々な問題が浮上していつもは考えないことを考える機会が増えました。「発症率や死亡率がものすごく高いわけではないのにどうしてこんなに規制だらけなのかな」「情報番組を見ると不安になるのはなぜだろう」「マスクはいつはずせるの」「ワクチンって本当に効くの」「オリンピックってそもそも何のためのイベントなの」「SNSが荒れやすいのはどうして」「家族や同僚や友達との距離の既定値はどこに定めよう」「自分が本当にやりたいことは何だろう」「一番大切なものって何だろう」。
今までのルールや価値観を再考する大きなきっかけになったというだけでも新型コロナが登場した意義はある、医療現場が野戦病院と化しているところもあるようですがたしかにこれはひとつの戦争、国と国との戦いというより自国システムのスクラップアンドビルド戦争、そして個人の意識改変戦争といえるかもしれません。
ここ読んでる六白も自分戦争の真っ最中かな、やる気も体力も絶好調の今月は煮詰まった価値観を鍋ごと捨て、新しい鍋に新しい価値観を入れて火を入れるチャンスです。
吉方位は西。新しいレシピを発見したいなら西へどうぞ。

★七赤金星・・・時代がどう移り変わろうと自分の人生は自分持ち、みんなそれぞれ自立した存在なので家族も遠くの親戚もご近所さんも誰も助けてくれません。「子どもは大きくなったら親の面倒を見るのが当たり前」「兄弟は兄弟同士で力を合わせるもの」「いざというとき手を差し伸べるのが本当の友達」などの「常識」はこの先どんどんすたれていくでしょう。
じゃあ力強く人生を送るには何が必要かというと知恵と知識ですがその前に先立つものはまずお金、お金がないと人生がぐらぐらします。投資で増やす自信がないならひたすら貯めるしかない、じゃあどうやったら貯まるのか、はい支出額が収入額を超えないようにすればいいだけです。自制心のない人はカードやめて現金払いにするとか最初に天引きして絶対引き出せないようにしとくとかコツコツ小銭貯めるのもいいでしょう。貯金箱は心の文鎮、貯金箱が重くなるほど心も安定してきます。
七赤はいま貯めどき、今貯めなくていつ貯めるのというくらい貯蓄運が高まってます。ゴールデンウィーク中に自粛してたのは幸いでした、だってお金使わずに済んだじゃん。余ったお金は貯蓄に回して将来の人生基盤をがっちり固めときましょう。
吉方位は西。がっちり貯めたいなら西方位の信頼できる金融機関に預けましょう。

★八白土星・・・頑張りすぎて体調崩したことありますか。仕事、家事、育児、介護、夫婦関係の修復、深刻なトラブル対応などなど面倒なことを自分ひとりでずーっと背負い込んでいると、交感神経が緊張しまくってやがて心身に支障を来すことになります。
イライラしてすぐキレる、やる気が出ない、食欲がない眠れないお通じもない、頭痛肩こり腰痛、すぐ風邪を引く、パニック症などわりといつも調子が悪いという人はどこかにストレスがかかっているかもしれません。
特に真面目な人、責任感の強い人、やさしい人、感情を溜め込みやすい人は要注意、歯を食いしばってそのまま頑張り続けるとパンクするおそれがあるので気をつけましょう。一番いいのは脱兎のごとく逃げる、「しばらく消えます、探さないでください」と書き置きして大自然豊かな吉方位の温泉でのんびりお湯に浸かりおいしいもの食べてぐっすり眠ることです。それが無理なら誰かに相談して任せられるところは任せる、それも無理なら完璧目指すのをやめて従来の4割から6割できればよしとしましょう。
今まで頑張ってきた八白はそろそろ休憩タイム、身を削ってまで頑張らないといけないイベントなんて人生にそう何回もありません。このまま頑張るべきかどうか判断しかねるときは「この努力は将来の自分のためになるか?」で考えてみてください。
大吉方位は北、吉方位は南。身体を休めたいなら北、心を休めたいなら南へどうぞ。

★九紫火星・・・「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になり、行動になり、習慣になり、性格になり、運命になるから」とマザーテレサは言いました。「思考は現実化する」とナポレオンヒルは述べました。「因果応報」とお釈迦様は説きました。みなさん同じことおっしゃってるんですね、「自分の運命は自分で決めている」と。
運命を作る源泉は自分の想念です。たとえば「あの人に絶対会いたくない!」と強く思うほどばったり会ったりしませんか。あるいは「当たったらうれしいな」と素直に思ったら本当に当たったこともあるでしょう。よくも悪くも「ストレートに」「強く」「感情に訴えた」ことは現実化するのですね。こういうのを念力といいます。人生で起こることは誰のせいでもなく自分のまいた種、すべて自分の念力が引き寄せたことと考えられないでしょうか、「あいつのせいでこうなった」じゃないんですね。
前向きな想念は明るい現実を、後ろ向きな想念は暗い現実をたぐり寄せます。なので不安をあおる人や情報にはなるべく近づかない、もしアクセスしちゃったら潜在意識にマイナスの種を植え付けられる前に離れる、流す、消去する。幸せになりたいなら不快なことをいつまでも引きずらず身も心もカラッと軽くしとく、そしてすごく小さいことでいいから楽しみを見つけてなるべくいつも笑っていてください。
吉方位は北。身も心も軽くいたいなら北へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。さわやかないい季節ですね、コロナ禍が去ったら何をしたいですか? それが現実化した様子を思い浮かべながらウキウキワクワクお過ごしください。