2022年2月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
2月3日は節分、「鬼は外」と豆を投げて家の厄を追い払った翌日は立春です。運命学的にはこの日から本格的な壬寅(みずのえとら)の1年が始まります。始めよければすべてよし、今月は新年のスタート地点、気合いを入れていきましょう。
11日は建国記念の日、23日は天皇誕生日でいずれも休日&大安、神社仏閣参拝や梅園めぐりなどを楽しんではいかがでしょう。

全員に共通の凶方位は北東、南西。その他吉方位については各欄をご参照ください。
それでは今月も軽やかにまいりましょう。

★一白水星・・・ためていいのはお金と信頼、ためちゃいけないのは不満とストレス。さてあなたはどちらがたまっていますか? 
実は前者と後者はシーソー関係にあります。一方が重くなれば一方は軽くなり、一方が軽くなれば一方が重くなるのです。一白はお金と信頼がたっぷりたまる暗示、気張らなくても自然にお金が入ってきますし人からも大事にされるでしょう。
豊かな生活を送るのに必要なのはお金と仲間と健康の3つですが、今月はそのうち2つは文句なし、あとは健康にさえ気をつければ気分上々で過ごせるかと思います。
健康を保つ基本は食事と運動と睡眠、そして排泄、冷える季節はどうしても身体がかじかんで気血水の流れが悪くなり、出るものが出なくなったりします。思い当たる方はヤマイモやゴボウ、プルーンなど食物繊維を取ったりお腹や腰部分にカイロを当てたり歩数を増やして大腸の動きを促すといいでしょう。健康でお金があって人間関係がよければ人生にこわいものなんかありません。
大吉方位は西、吉方位は東。金運と人間関係運をさらにパワーアップしたいなら西、健康運を補強したいなら東へどうぞ。 

★二黒土星・・・「ためていいのはお金うんぬん」と一白の欄で述べましたが、昨今は貯金箱にお金貯めても両替時に手数料がっつり取られて損しちゃう、もう現物の硬貨をチャリンチャリン貯める時代じゃないのですね。クレジットカードやプリペイドカードを日ごろ使ってる人なら問題ないですけども、現金派はこれから長財布プラス小銭入れを用意してその場で使い切る手間と工夫が必要、でも2個持ちは現場でなかなか手こずるので両者がうまくドッキングしたものがあればいいですね。
二黒も一白と並んで今月はバンバンお金が貯まる暗示、今月貯めるお金はお種銭となり今後の人生の基盤になりますから、無駄遣いより貯めに専念するといいでしょう。
お金は人の気持ちを安定させるってご存知ですか、「持ってる」と意識するだけで丹田が落ち着きささいなことでイライラしなくなる、ふらつかなくなる、傷つかなくなります。金持ち喧嘩せずというように心に余裕が生まれるンですね。緊張する場所に出かけるときも財布に多めにお札を入れておくと本来の力を発揮できるようになります。
大吉方位は南、吉方位は北、東、西、北西。実力者とコネつけたいなら南、使い勝手のいい財布を見つけたいなら北、仕事でトップ取りたいなら東、人間関係を丸く収めたいなら西、出世したいなら北西へどうぞ。

★三碧木星・・・2022年は九星すべてが「自分の基本に戻る年」。誰かのまねをしたりお手本通りに行動するより自分に素直にふるまうほうが運が開く、開運の合い言葉は「他人の思惑より自分の本音」です。いいじゃないですか人からどう思われたって、その人があなたの人生の責任取ってくれるわけじゃないんですから。
「じゃあ私って本当はどんな人?」
色々なことがあって自分のことわからなくなってる人が多い、そういうときは九星それぞれの基本性格を知ると参考になります。ざっとかいつまむと一白は水性なので心がフリーダム、二黒、五黄、八白は土性だからしっかり者、三碧、四緑は木性だから明るく活発、六白、七赤は金性だからカキーンと打てば響く、九紫は火性だから熱しやすく冷めやすいといった具合です。木火土金水をさらに陰陽に二分したものが十干つまり甲乙丙丁戊己庚辛壬癸(こうおつへいていぼきこうしんじんき)、そこに十二支を組み合わせると六十干支、これもう素人の手に負えませんので話を九星に戻します。
いるだけで場を明るくする三碧のあなたは、今月はムードメーカー役を周囲から任されます。西に沈んだ営業部あらば「元気出そうYo!」とラップで景気づけ、東に覇気のない受付あらば受付デスクのお立ち台でパラパラ踊りましょう。ガンガンいったれ。
吉方位は北、南。もっと華やかに踊りたいなら北、踊りのキレをよくしたいなら南へどうぞ。

★四緑木星・・・気を抜いて食べてたらものが気道に入ってむせたことありませんか。食事に限らず仕事も家事も人間関係もだらだら惰性でやると危険です。なかでも気をつけたいのは調子悪いときより調子いいとき、つい気がゆるむからです。
ノッてるときの人間関係は特に注意、親しい相手に対して「固いこといいっこなし」「このくらいいいじゃん」「お互いさまじゃん」が出がちですがこれ口にするとコツコツ築いてきた信頼関係が一瞬で崩壊します。一度崩れた関係を元に戻すのは至難の業(わざ)ちゅうかたぶん無理、大事な相手ほど緊張感が必要なのですね。
四緑は人間関係絶好調、前代未聞のモテ期到来で頬をつねりたくなるかもしれません、しかしそこでうぬぼれて上から目線になると「そういう人だったのか」とサーッと引かれるのでお気をつけください。四緑はもともと人間関係に慎重なのでそんなことはないと思いますがほらなりゆきでむせちゃうことありますから。
楽しいうれしいだけじゃなくて相手から色々なものを吸収するつもり、お勉強させていただくつもりで気ィ使って接すると不用意なミスが防げるかと思います。
吉方位は北、南。大事な人と良好な関係をキープしたいなら北、うっかり発言を理性で防ぎたいなら南へどうぞ。

★五黄土星・・・2022年は五黄土星が宇宙の中心に座ります。この星は土性で「何でも受け入れる」「みんなに分け隔てなくエネルギーを分け与える」「むやみに動かない」という特徴を持つ反面、「整理せず何でも一緒くたにする」「たまに腐るもしくは腐らせる」「限界に達すると土砂崩れを起こす」という面もあります。
そのことから、今年は「何でもありの混沌とした年」「スクラップアンドビルドの年」「人の価値観がバラバラでまとまらない年」「突発的な事故に注意の年」と解釈できます。土の中でエネルギーがむちむちうごめいてどっちに転ぶか何が飛び出すかわからない、よくも悪くも予測不能でパワフルな年になるでしょう。こういう年は流されたらだめ、自分軸をしっかり持ってなるべく安定した地盤に陣取りましょう。
五黄は今月何かしら変化がありそう、特に自分が根を張る地下環境つまり家族や親類に何らかの地殻変動が起こる暗示、冠婚葬祭か遺産相続か墓じまいの相談か。軽はずみに動くと墓穴を掘るのでしばらく様子見といきましょう。
大吉方位は南、吉方位は北、東、西、北西。遺産相続でもめたくないなら南、凶兆を吉兆に変えたいなら北、もめごとを回避する知恵がほしいなら東、ベテランの助力がほしいなら西か北西へどうぞ。

★六白金星・・・先に「今年は五黄が宇宙の中心」と述べましたが、中心とはつまり肉まんの具になるちゅうことです。去年1年間は六白が具でした、そうだなたとえていうならトリュフまんかな、高級感漂う通な味。一白なら小籠包、二黒はあんまん、三碧はクリームまん、四緑は抹茶まん、五黄はもんじゃまん、七赤はカレーまん、八白は角煮まん、九紫は海鮮まんといったところでしょうか。
まんじゅうの具になるとは重心になるということ、責任が一身にかかって圧迫感や閉塞感を覚えた六白も多かったのではありますまいか。特にこの星の場合、自分はトリュフであるという意地とプライドがありますから辛くても泣きごとひとついえずお疲れさまでした。今年は解放されますよ、具を脱ぎ捨てて身軽に中心から肉まんの頂点、そう山の噴火口みたいなところに這い上がります。
噴火口は「まんじゅうを絞って締める」「たまにガス抜きしてまんじゅう内に溜まったうっぷんを晴らす」などの役割があります。まるでお尻の穴じゃないですか、はいあなたの今年のテーマは緊張と弛緩です。締めるときは締める、出すときはゆるめて出す、そんなメリハリを学ぶエクササイズが今月から始まるでしょう。
吉方位は西。便秘したくないなら西へどうぞ。

★七赤金星・・・鏡の正面から見た顔が「自分」と思っているでしょう、あにはからんや実は横や斜め後ろから見た顔も「自分」、むしろ他人はそっちを「あなた」と認識しています。自分では「今日はキマってる!」と思ってももしかすると横から見たあなたは寂しそうだったり後ろ姿が自信なさげな猫背だったりするかもしれません。
「これが私」と一元的に思い込んでいる自分ははたして実在するのか、それって幻想じゃないのか、もしかすると自分の視野に入ってない「そっちの私」も「あっちの私」もいて、他人には見えてるけど自分だけが認識してないちゅうことはないか。
人間は森のように多元的なのでAさんに対してはAの自分が、Bさんに対してはBの自分が窓口に出てるだけかもしれません。だから自分でも自分がよくわからないのは当たり前、自分探しの旅で「本当の自分」なんて見つかるわけがない、だって本当の私もうその私もすべてひっくるめて全員私だからです。
七赤はそろそろ森へピクニックの時間よふふふ楽しいわね、お花摘みやきのこ狩り、おいしい木の実も成ってます。草むらには可愛いバンビ、小川のほとりではカッパがしゃがんでキュウリかじってる。色々な私に遭遇できる面白い1カ月になるでしょう。
吉方位は南東、北西。内面の旅で宝ものを発見したいなら南東、内面から宇宙に垂直移動したいなら北西へどうぞ。

★八白土星・・・いざというときあわてないのは日ごろから準備してる人です。たとえば災害に備えた備蓄、水と食べものと使い慣れた医薬品などがあればとりあえずは何とかしのげるでしょう。冠婚葬祭もいつなんどき飛び込んでくるかわかりません、礼服に無頓着でいるといざというときファスナーやボタンが勢いよくはじけ飛んで泣く泣くスーパーやデパートに出かけることになります。急いでるときって気がそぞろなので銭失いになりやすい、もしくはほしいもの自体が見つからない可能性が高い、なので時間があるときにチェックしとくといいでしょう。
これ特殊なイベントに限らずデートとか仕事の話が舞込んできたときも同じ、いざに備えて自分を美しく見せる服とかちゃんとした靴とかカバンとかアプリソフトなどを仕入れておきましょう。髪もカットできるときにカットしときましょう。
八白は心身ともにのんびりできるときですがこういうときこそ土台固め、突発的なイベントが目白押しの今年はよくも悪くもいつ何が起こるかわかりません。今持ってるものと預金残高を確認し、無理のない範囲で備えときましょう。
大吉方位は南、吉方位は北、東、西、北西。一流品を手に入れたいなら南、残高不足を予防したいなら北、自分に似合う服や小物がほしいなら東、気の合う店員さんに恵まれたいなら西、お店を回る気力体力がほしいなら北西へどうぞ。

★九紫火星・・・どんなに高価な一流品も大のお気に入りもタンスの奥に眠らせれば持ってないのと同じ、取り出して活用しなければ何の意味もありません。食器とか服とかジュエリーとかすべてそう、ついでにお金もそう、「いつか活躍するときが来る」と思っても自分から使おうとしなければ「そのとき」は永遠に訪れないでしょう。
暗がりで眠っているものありますか? それ死んでるのと同じ、明るいところに引っ張り出して生かして(活かして)あげましょう。宝の持ち腐れはもったいない、子や孫の代じゃなくて今あなたが自分で使いましょう。
気持ちが前向きで頭も冴えてる今月は「よし使おう!」「使ってみよう!」というチャレンジ精神と決断力が旺盛、納戸やタンスの奥から引っ張り出して身につけるなり日常的に活用するなりしてください。過去に手に入れたものを今に活かすのは過去を成仏させる作業、人に限らずものにとっても本領を発揮できるのは光栄なこと、存在意義を全うさせてくれるあなたの運気を精いっぱい高めてくれることでしょう。
吉方位は南東、北西。よけいな雑念をスパッと断ち切りたいなら南東、直感を研ぎ澄ませたいなら北西へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。暦の上では新しい一年がスタート、雲ひとつない澄んだ青空に自分の心を重ね合わせて、今日もすっきりさわやかにいきましょう。