2022年10月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
10月10日はスポーツの日、ちょっと前までは体育の日と呼ばれていました。さわやかな季節なのでこの日に限らず毎日散歩して、心と身体の新陳代謝を促しましょう。
17日は伊勢神宮神嘗祭、もよりの神社、好きな神社へ参拝して来年の夢を祈願してはいかがでしょう。
10月20日から11月6日は秋土用、秋から冬へ季節が移り変わる期間で体調が乱れやすいときですからムリは禁物、仕事や用事はなるべく日の出てるうちに片づけて、秋の夜長はのんびり過ごしたいものです。
土用明けの11月7日は立冬、いよいよ年末が視野に入ってまいります。

全員に共通の凶方位は東、南東、南西、西。吉方位はそれぞれの星の欄をご参照ください。それでは10月8日から11月6日までの九星別運気と吉方位、まいりましょう。

★一白水星・・・狭い場所でじっとしていると色々なことを考えます。自分の人生間違ってるんじゃないか、友達が少ないのはなぜだろう、親がウザい、最近ちょっと体調悪い、年取っても悟れない、カード使いすぎてお金ないからこれから先すごーく心配。
「ハロー、これからお茶しない?」と気の合う誰かから声がかかれば少しは気がまぎれますけども、声がかからない場合はそのままどんどん深みにはまりがちです。
でもどんなに悩みが深くても「すべての悩みは一過性」という原則があります。自分はもちろん自分を取り巻く環境は絶えず変化しているし、その悩み自体も変化していますから、同じ悩みがずーっと末永くつきまとうわけじゃありません。なのでその場その場で暫定的に対処していけばOK、つまり「上手に気をまぎらわせればいい」ということです。
ちょっぴり憂うつだった一白は今月から潮目が変わります。あれ? 勝手に気持ちが盛り上がってきたぞーみたいな感じになるでしょう。原因は星の運行、これ誰にも止められない、「そういうもん」と思ってそのまま快復&上昇してってください。
大吉方位は北西、吉方位は北東。楽観的になりたいなら北西、現実的にきっちり対処したいなら北東へどうぞ。

★二黒土星・・・コロナ禍もだいぶ落ち着いてきました、一時期は騒然としたものの、予期せぬ「恩恵」もありました。そう、人と人の距離感です。「キープディスタンス」のかけ声のおかげでスーパーで婆さんに後ろからカゴでぐいぐい押されたり、停留所でバスを待ってるときに婆さんにべったりくっつかれることもなくなりました。
「君子の交わり淡きこと水のごとし」と古来申します、これからもずっと長くつき合いたい人ほど、ちょっと物足りないなあと感じるくらいの距離感がベストかもしれません。下手にくっつくとマウントもしくはビーマウンテッドが始まる、劣等感を感じる、相手の態度にイライラする、よけいなこと考えすぎて落ち込むなどあんまりいいことありません。「人は人、自分は自分」「人よりまず自分」と考えて人のこと気にせず、しかし和は保ちつつ生きていくのが賢明です。
二黒はそれが実践可能な星回り、気持ちがシャキッと自立してるからです。周囲との調和を保ちつつも唯我独尊をがっちり貫き、ご自分の道に邁進されますように。
大吉方位は南、吉方位は北。モテ運上げたいなら南、長年の悩みごとを解決したいなら北へどうぞ。

★三碧木星・・・意識する・しないに関わらず年を重ねるほど表情が険しくなりやすいのは、すぐには解決しない問題が少しずつ山積してくるからです。ひとつひとつは小さな問題でも積み重なると重くなる、で必然的に眉間にしわが寄ってしまうわけです。しかし悲痛な顔つきの人に近寄る人はいない、心の葛藤をそのまま表情に出してるとやがてひとりぼっちになってしまいます。
ぼっちになると幸せをつかむ確率が低くなる、幸せは人からもたらされるからです。じゃあどうすればいいかというと辛いことがあっても悲痛な顔しない、ポーカーフェイスで口元にやんわり微笑み浮かべていればいいのです。すると「あの人はいつもニコニコして楽しそう」「近寄っても安心」と判断されて人が寄ってきます。
三碧もこのところ地味に面倒なことありませんか。喜怒哀楽の喜と楽は顔に出してもいいけど怒と哀はあんまり出さないほうがいい、いつもにっこりしてれば人がわらわら寄ってきて喜びのおすそ分けや助け船を出してくれる確率が高まります。
吉方位は北、南、北西。乗り越える力がほしいなら北、何も考えず脳天気にいきたいなら南、周りのみんなとなじみたいなら北西へどうぞ。

★四緑木星・・・「あそこのパワースポットはよく効くらしい」「あそこの神さまならきっと何とかしてくれる」。パワスポ巡り&神頼みが相変わらず人気です。
その理由は、①パワスポは気のいい場所にあるので足を運ぶと心身が軽くなる、②精神安定剤的な役割がある、③実際に御利益があるなどでしょうか。
気になるのは3番目、じゃあご利益を受けられる人と受けられない人の違いは何なのか。その人の持ってる運とかタイミングとかさまざまな要素がからみ合ってるでしょうが、一番重要なのは神さまのお眼鏡にかなうかどうかです。
じゃどういう子がお眼鏡にかなうのか。「もし自分が神さまだったら」と置き換えてみるとわかりやすい、「幸せについて真剣に考える子」「しっかり努力する子」「その願いにウソのない子」「心根がまっすぐで可愛げのある子」じゃないでしょうか。つまり純粋で素直でちゃんと頑張る子です。
今月の四緑はその3つの条件をすべて満たしてます。神さまに願いごとを叶えてもらえる確率はかなり高いと思います。
吉方位は北、南。長期的なスパンで大きな夢を叶えたいなら北、とにかく今を楽しく過ごしたいなら南へどうぞ。

★五黄土星・・・人の悪口を言ったことありますか。そのときはスカッとするかもですがやめといたほうがいいですよ、ツキが落ちますから。ネガティブな言葉を口に出すと言霊(ことだま)が働いて、言ってる本人にその報いが帰ってきます。いわゆるブーメランてやつ、たとえば同じようなことを自分が言われるとか、言ったことが本人の耳に届いて反撃されるとか、「○○さんはそういうことを言う人なのか」と憧れの鈴木山くんにドン引きされるとかですね。
そもそも悪口を言うのは自己肯定感の低い人つまり自分に自信のない人、人をおとしめて自分を上げようという気持ちが無意識に働いてしまうのですね。しかし「あの人と比べて自分のほうが上もしくは下」と相対的に見てるといつまでたってもどんぐりの背比べ地獄から抜け出せません。人と自分を見比べるのを止めてもっとずーっと上にある「絶対的なもの」と自分を照らし合わせたほうが心がラクになるうえ人間的な器量も増してステキな人になれます。
五黄は色々な人と色々なことを話す機会が増えるでしょう、そのとき気をつけたいのは「あの人って○○だよねー」みたいな悪口を共有しないこと。うっかり発したり同調すると自分の格と運気を落としますのでご注意ください。
大吉方位は北東、南、吉方位は北、北西。自分の品格を守りたいなら北東か南、弱い心にカツを入れたいなら北、口の災いを防ぎたいなら北西へどうぞ。

★六白金星・・・「運を変えるには環境を変えるのが一番」と開運学では申します。とはいえ引っ越しとか転職で環境を変えるのはなかなか難しいですよね。実はそれよりもう少し負担の少ない方法があるのをご存知ですか、はい簡単、時間の使い方を変えるのです。たいていの人は時間に追われながら生きてますけども、一転して追う側に回るのです。時間が来たから動くのではなく時間を先取りして早めに動く、朝7時に起きないといけないならその前の6時半に起きる、あるいは午後1時にヤマちゃんと待ち合わせしてるなら12時半に待ち合わせ場所に到着する。
いずれも30分先取りするわけですが、この30分が大きな心の余裕につながるのです。朝の30分は大きいですよ、ささっと掃除できるし朝ご飯もう一品作れるし大事な書類に目を通すことも可能になります。待ち合わせで時間が余ったら読みかけの本を読んだりメールを返信したりメイクの修正とかもできる、何より「相手より早く着いている」ということで余裕のよっちゃんで相手を迎えられます。
六白は忙しい日々をお過ごしのことでしょう、でも忙しいときほど時間に追われるより自分から追ってください、ツキが上がって流れがよくなるうえ直感も高まってミスが少なくなります。
大吉方位は北、吉方位は南。もっと早寝早起きしたいなら北、宝くじ運ガーンと上げたいなら南へどうぞ。

★七赤金星・・・どこにいてもパッと目立つ人いるでしょう、そう「オーラがある」「後光が射してる」人。よくわからないけどなんか違う、内側からキラキラ輝いている。それを言葉に置き換えると生命力とか気力とか色気、みずみずしく力強い光をグワーッと放射してる感じです。
「自分は地味でいい」「目立ちたくない」なんて思うなかれ、光が強い弱いは人生の幸運度に比例しますから、できるだけ輝いたほうがいいのです。じゃあ光を強くしたい場合はどうするか。光の強弱は本人の意志と運と徳で決まりますが、内側から放つ光が足りないなら外側を光らせる、つまりジュエリーや服、バッグなど身につけるものを光らせればいいのです。ほら芸能人とか人前に立つ人ってみんなキラキラした衣装着てるでしょう、人目を惹くと自分に人の気=人気が加わって光が強くなるからです。
七赤はいま魅力や能力を最大限に発揮できるとき、ていうか発揮してなんぼのとき、地味に過ごしてるとせっかくの幸運期が泣きますよ。「埋もれたら損」「輝いた者勝ち」と心して内から外からキラキラ派手に輝いてください。
大吉方位は北東、吉方位は北西。全身にキンキラのグリッターをまといたいなら北東、品のいいパーリーシャイニーをまといたいなら北西へどうぞ。

★八白土星・・・今年もさまざまな出来事がありました。世界で起こることは個人にも起こります、お隣さんの庭木の侵攻問題、水虫の家庭内パンデミック、クローゼットに押し込んだ衣類の土砂崩れなどみなさんそれぞれご苦労されたのではないでしょうか。
なかなか問題が解決しなくてあーあやんなっちゃったとため息ついてる方もいるでしょう、年始めから10カ月も経過すればさすがにちょっと疲れてきますよね。古来秋の紅葉狩りや温泉巡りがすたれないのは「1年の8割方が過ぎたここらへんでちょっと骨休みしようじゃん」という日本人の知恵と申せましょう。
「朝起きるのが辛い」「仕事がしんどい」「何をするのも面倒くさい」「頬がたるみちりめんじわが増えてきた」という方は秋の温泉旅行に出かけてはいかがでしょう、大自然に囲まれた露天風呂に浸かって命の洗濯というわけです。行くならもちろん吉方位、下手に凶方位に行くと湯あたりしてしまいます。
五黄もそろそろリカバリー&リセットのタイミング、来る日も来る日も同じこと繰り返してると脳が飽きてミスが多くなりますし、第一つまんないです。今月は来年の夢を考える月、日常から離れると自分が俯瞰できますから、旅先で来年の自分をイメージしてみてください。
吉方位は北西。格や立場をランクアップしたいなら北西の温泉へどうぞ。

★九紫火星・・・運のよし悪しは額の輝き具合でわかります。運のいい人は額が明るく輝いてますし、そうでない人は額が何となく暗いというか重い感じがします。前者はたぶん前頭葉がぐるぐる活発に動いてる、後者は前頭葉が萎えてあんまり動いてないのかもしれません。なのでツキを上げたいなら前髪を上げて額を出し、そこにハイライトを入れるといいのです。明るい輝きにつられて幸運がペタペタ額に貼り付いてきます。
「頑張ってるのになぜか今ひとつツキが上がらない」という人は前髪が重苦しく垂れ下がって額を隠していることが多い、額どころか顔のほぼすべてを覆ってると貞子と呼ばれますのでご注意ください。
目鼻立ちの造作に関係なく顔は堂々と出すもの、幸せになりたいなら自信があろうがなかろうがいたずらに覆い隠さず堂々と出しましょう。
九紫はそのあぜ道をもう少し歩くと幸せ街道に出られます、あともう少しの辛抱です。とぼとぼ歩いてる最中に雨風に吹かれて髪が海藻のように顔に貼り付いていませんか、後ろでひとつに束ねて顔をスカッと出してみてください。視野が広がって幸せの国に通じる道が見えてくるはずです。
吉方位は北西。街道沿いで運のいい人と合流したいなら北西へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。いつまでも夏かと思ったらいきなり冬、あわてて長袖や暖房器具を引っ張り出した人も多いのではありますまいか。秋土用は身体が冷えやすいので体調管理に気をつけて、秋の味覚でも楽しみながら温かくお過ごしください。