2023年2月の九星別運気と吉方位

全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
2月は12カ月で最も日数が少ない月ですが、開運行事がてんこ盛りの密度の濃い月。もよりの神社へ参拝して1年の開運と幸運を神頼みしてはいかがでしょうか。

11日は建国記念の日。初代天皇である神武天皇が奈良県樫原の宮で即位された日、つまり日本国の誕生日です。自分や身内の安寧(あんねい)と幸せを願う人はもちろん、「いい人生がスタートしますように」「いい土地が見つかりますように」「いい家が建ちますように」という人も最寄りの神社へ参拝されるとよろしいでしょう。
17日は伊勢神宮祈年祭、そして二の午。金運、財運を上げたい人は神社参拝のあとでお稲荷さんをいただきましょう。
23日は天皇誕生日、第126代である今上(きんじょう)天皇の誕生日をお祝いする日です。日本神話に親しむもよし、もよりの神社で国の平和と安全を願うもよし。
行事の日は神さま界の門戸が開く特別な日、夢を叶える絶好のチャンスデーですから、ぜひ神社に出かけて大きな夢を語りましょう。

全員に共通の凶方位は北東、南東、南西、西、北西。残る北、東、南がご自分の吉方位になるかどうかはそれぞれの欄をご参照ください。
それでは2月4日〜3月5日までの九星別運気と吉方位、まいりましょう。

★一白水星・・・「値上がりラッシュのこのご時世、つつましく暮らしてお金を地道に貯めるしかない」「老後が心配だからぜいたくはやめて頑張って貯めよう」と決意した人は少なくないでしょう、でも本当にそれでいいでしょうか? 
あれはダメこれもダメ無駄遣い一切禁止と自分をギュッと過剰に縛るとウキウキ暮らせない、ストレスが溜まる、行動範囲が狭くなる、やがて幸せそうな他人に嫉妬するようになるなどあんまりいい流れにつながりません。
「お金に待ったをかけ過ぎると金運のパイプが詰まる。金運を上げたいならある程度使ったほうが流れがよくなる」と開運学では申します。お金は活かしてこそ価値を発揮する、将来の夢のために貯めるのはもちろんいいことですけども、特にさしあたった目標がなく、余裕があるなら自分を喜ばせるために使ったほうがいいでしょう。
今月の一白は使うことを恐れちゃだめ、自分がそれを得て幸せになるなら「よし買った!」とどーんと使ってみてください。
吉方位は南。自宅から南の店で買い物を楽しむと健康運、仕事運がどーんと上がります。

★二黒土星・・・「人間は万物の霊長」と申します。「霊長」とは知恵や能力などが他のものにまさる存在をさしますが、はたして本当にそうでしょうか。だって宇宙の成り立ちを本当に知ってる人はいませんし、タイムマシンも未だ実現されませんし、枯れたバラ1本蘇らせることもできません。じゃあそもそも宇宙や命を生み出したのは誰なのか? と考えるとやはり人間を超えた存在がいるのではと考えるのが自然、いわゆる天とか神とか呼ばれるものです。
霊長なのに夢や希望がなかなか叶わないのはもしかすると人間の上階層にいる存在が「今はまだその時期じゃない」「その望みは叶わないほうが摂理に合っている」と判断したからかもしれません。
じゃあ何が摂理で何が摂理じゃないのかというと夢や希望の源泉が我欲で動いてるか否かということ、それが叶えば本人だけ得をするのが我(われ)よしの小欲、本人も周囲も得するのがみんなよしの大欲というわけです。
夢と希望で胸パンパンの二黒は努力する前にちょっぴり考えてみてください、その行動の源にあるのはどんな欲か。それがみんなのためにもなることならきっと叶うでしょう。
吉方位は北、南。モテ運上げたいなら北、健康や仕事で頑張りたいなら南へどうぞ。

★三碧木星・・・一白の欄で「金運はある程度使わないと詰まる」と述べましたが、人間関係運にも同じことがいえます。
苦手な人を徹底的に避ける、同じ人としかつき合わない、面倒だから誰ともつき合わない、そういうことをずっと続けていると対人運のパイプが詰まり、気づいたときには周りに誰もいなかったなんてことが起こります。
運というのは常日頃からするする流してよくも悪くも鍛えとかないとどんどん直径が狭くなり、やがて目詰まりしてしまいます。コロナが続いて誰とも会わない日々が続き、こりゃ楽! いやな目に遭わなくて済む! なんて思ってる人もいるかもですが、反面運が萎えていると思ったほうがいいでしょう。
三碧は人との交流が多くなる予感、肌の合う人も合わない人もいるでしょうが目の前に登場した人には何らかの意味と役目があると思って相対してみてください。必ず得られるものがあるはず、苦手な人が実は貴重な情報や開運の鍵を握ってたりします。
無難な方位は東。普通なら知り合えないような偉い人、有能な人とお近づきになりたいなら東へどうぞ。

★四緑木星・・・人が不安を感じるのは未来が見えないとき、怒りや後悔を感じるのは過去に囚われているときです。未来や過去を思って幸せな気持ちになるならいいけれど、いやーんな気持ちになるなら考えないほうがいい、じゃあどうすればいいかというと「今やること」に集中すればいいのです。
ほら明日のテストに向けて必死に勉強してるときって「どうして体重増えちゃったのかな」とか「この先もずっとひとりぼっちだったら寂しいな」「初デートのお好み焼き屋で前歯に青のりつけたまま微笑んだ自分て最低」とかよけいなこと考えないでしょう、それより目の前の方程式解くほうが先ですもん。
いたずらに時間があるといらんこと考えるのが人間です、勝手に考えてどんどん気分悪くなるなら雑巾絞って目の前の汚れた窓ガラス拭いたほうがずっと建設的で前向き、というわけで四緑のあなた、このところ未来や過去に囚われていませんか。
無駄に悩んでも仕方ないですよ、それより今しないといけないこと、ほらたとえば確定申告の計算とか見て見ぬふりしてる浴室の掃除とか、に集中して時間を無駄にしないようお努めください。2月ってあっという間に終わっちゃいますから。
無難な方位は東。やらんといかんことを完遂する根性がほしいなら東へどうぞ。

★五黄土星・・・心の不調を訴える人が昨今増えているのは、周囲から自然がどんどん失われていることも大きな要因のひとつではないでしょうか。ほら昔は何かいやなことがあってもちょっと外に出ればそびえる山がしっかりせえと励ましてくれましたし、木々の緑や草花が心をそっと癒やしてくれましたし、海や川など流れる水が気持ちをすんなり修復してくれましたけども、今は山が切り崩されて住宅地になってる、視界が人工的なコンクリートやアスファルトに覆われてる、行き場のない気持ちがビルの壁面に反射して心のもやもやが二乗三乗されて自分に返ってくるばかりです。
ちょっとしたことで心がすぐ疲れてしまうのは周辺に自然が少ないため修復が追いつかず根っこがグラグラしてるから、じゃあどうすればいいかというと時間を見つけて吉方位の大自然豊かな土地に旅行してじっくり温泉に浸かる、旅行が無理なら日帰りで吉方位の神社仏閣を参拝する、自宅をパワースポットにするなどがおすすめです。
いずれも心がどっしり安定する裏鬼門=二黒土星がポイント、2023年は東方位に二黒が回ってるので自分の吉方位のときに東に行く、もしくは家の中心から見て東や南西を徹底的に掃除して盛り塩、ついでに観葉植物や花も飾っとくといいでしょう。
大吉方位は東、吉方位は北、南。何ものにも動じないぶっとい肝ッ玉がほしいなら東、人間関係の悩みに終止符を打つなら北、身も心も健康が一番なら南へどうぞ。

★六白金星・・・ツイてるときの自覚症状を知ってますか。①なんか身体が軽い、②鼻歌が出る、③鏡に映った自分の顔が好き、④メイクやファッションがすんなり決まる、⑤直感が当たる、⑥うれしい連絡が入ってくる、⑦わけもなくウキウキする、⑧ご飯がおいしい、⑨快適なお通じがある、⑩肌つやがいい、⑪外出先でこれだ! と思えるものに巡り会える、⑫背後で誰かに応援されてるような気がする、⑬縁起のいい夢を見る、⑭嫌いな人も許せちゃう。ざっと挙げただけでこれだけあります。
問題はこういうときのツキを活かせるか活かせないか、こたつで丸まってスマホとか見てるのはすごくもったいない、宝くじが当たってるのに気づかず放置してるようなもンです。
先の14項目のうち、当てはまる項目はいくつありますか? 今の六白なら8項目以上レ点がつくはず、だって今のあなたには幸運の女神が憑いてるからです。憑いて憑いて憑きまくる今月は、女神さまの操り人形となってどんどんアクティブに行動してたっぷり幸せをつかんでください。
吉方位は南。無制限UFOキャッチャーのように幸運をざくざくつかみ取りしたいなら南へどうぞ。

★七赤金星・・・助け船を出してもらったことありますか。「落としましたよ」と後ろの人が笑顔で財布を手渡してくれたり、窮地のときに誰かが加勢してくれたり。とてもありがたいことです。
ネットニュースとか見てると世の中は悪意に満ちているように思えてきますけども、現実には善意もあちこちに満ちている、そう捨てたもんでもありません。
助け船の別名は天の助け、「この子を助けてあげて」と天が地上の誰かに指示して動かしているのです。この世は因果応報つまりギブアンドテイクの世界ですから誰かを助けるといざというとき別の誰かから助けられることになっているのです、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」にもそのことが書いてありますね。
地上の行いは天に反射してはね返ってくる、誰かに親切にすると次は自分が親切にされますし、誰かに意地悪すると次は自分が意地悪されるわけです。ちなみに親切は倍返し、意地悪は10倍返しで返ってくるという法則があります。
七赤は過去の行いがわりとすぐ返ってくるとき、今月善行を積んどくと天界の官報に詳細が載って後日反映されるでしょう。
大吉方位は東、吉方位は南。ちょっと大きめのよい行いをする勇気がほしいなら東、日常生活で人に親切にする勇気がほしいなら南へどうぞ。

★八白土星・・・頭がよくて運のいい人は断るのがうまい、相手が気づかないようにさりげなく相手の要求をやんわり押しやります。「それよりもっといいやり方があるよ」と別のアイデアを打ち出して自分に向けられたベクトルをかわすこともあります。
「相手の要求を拒否するのは失礼なこと」なんてついつい思いがちですけども、「これもお願い」「代わりにやっといて」「いつも悪いね〜」の言葉にいちいち快く応えてたらこちらの身が持ちません。
とはいえキツく断ると角が立ってあとが面倒、断られてうれしい人はいませんから根も葉もない噂流されたり敵対視されて足引っ張られる可能性だってある、難しいですね。京都人はそのへん手練(てだ)れ、「そやなあ」「あれまあ」「・・・(微笑み)」でいったん受け止めてそのままスルー、あるいは「それよりおいしい抹茶プリンありますよ、コーヒーでも入れましょか」と矛先をそらすパターンが多いです。
コツは何でもない顔をして動じない、風に吹かれる柳と化す、下手なこというくらいなら黙ってる、あ、ぽつりときよったと天気を話題にするといいでしょう。
大吉方位は東。相手より優位に立つ知恵と運がほしいなら東へどうぞ。

★九紫火星・・・人の運気ってとてもデリケートで、天気や時間帯、着てる服、食べ物、聞いてる音楽、読んでるもの、鼻腔をくすぐる香りなど色々な要因によってさまざまに変化します。
誰と相対してるかによっても変わります、目の前にいるのが運のいい人なら自分の運も引き上げられますが、運のよくない人だと自分の運が沈んでいくことになります。水は低きに流れるからです。だからつき合う人はちゃんと吟味する、目の前にいるこの人は運のいい人かそうでない人かをチェックして、残念ながら後者だった場合は心理的に距離を置いて自分の運を守ったほうがいいでしょう。
じゃどういう人が運がいいかというと、①時間と約束を守る、②悪口やグチを言わない、③いつも楽しそう、④人に甘えない、頼らない、⑤お金を出すべきときはバンと出す、⑥身も心も健康、⑦早寝早起き、⑧食欲旺盛、⑨よく歩く、⑩判断力と決断力がある、⑪勇気がある、⑫目下や弱い存在にやさしい、⑬よく笑う、こんなところでしょうか。
運のいい人と出会うにはまず自分の運を上げることです、そのために先の13項目を自ら心がけて実践してみてください。
吉方位は東。運のいい人に出合うパワーがほしいなら東へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。気温の寒暖差が激しい今日この頃ですけども、体調管理に気を配り、楽しくお元気にお過ごしください。