2023年9月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
9月23日の秋分の日を中日として20日〜26日は秋のお彼岸、この世とあの世が最も近づく1週間です。ご先祖に手を合わせるときはまず感謝、次に「○○を頑張ります」と選手宣誓、最後にまた感謝と、具を挟んだ感謝のサンドイッチを作って西の彼方に送りましょう。特に絶賛大宇宙旅行中の寅卯天中殺の方々は、この作業でだいぶ違ってくるかと思います。

残暑は厳しいですけども暑さ寒さも彼岸まで、朝晩は徐々に涼しくなってまいります。夏の疲れが出てくるのはこのころ、体調には十分気を配りましょう。

29日は十五夜。一年で最も美しいとされる中秋の名月をゆっくり眺める日です。すすきや月見団子を飾り、「今年の夏は暑かったねえ」「まあでもこうやってちゃんと秋が来てくれるからねえ」なんてたわいない話でもしながら団子やふかし芋を頬張るといいでしょう。

全員に共通の凶方位は北、東、南東、南、西、北西。残りの北東、南西が吉方位になるかどうかはそれぞれの欄をご参照ください。
それでは9月6日〜10月7日の九星別運気と吉方位、さわやかにまいりましょう。

★一白水星・・・今年の夏は冗談抜きにみんな生き抜くのに必死でした、うっかりすると死んじゃうくらいの暑さでしたから。「いかにサバイバルするか」が緊急命題だったので、他のどうでもいいような悩みごとはぼんやりかすんじゃいました。
9月は9月で重陽の節句とか敬老の日とか秋分の日とか十五夜とか運動会とか社員旅行とかで大忙し、そうやって人生は駆け足で通り過ぎてゆくのでございます。
その中で一白だけは時間が止まってもの思う秋、なあんかすっきりしないのは星回りのせいか、それとも自分に自信がないせいか。大丈夫、人間の気持ちって常に一過性、ゆううつなときもあればすっきりしてるときもあるしくやしいときもあれば鼻高々なときもある。ほら女心と秋の空っていいますし、ここしばらくは自分の気持ちの流れを秋の雲でも眺めるように楽しんでみてはいかがでしょう。
吉方位はなし。お気に入りの場所でまったりアールグレイに和栗モンブランでもいかがですか。

★二黒土星・・・人生とは自己満足の世界です。自分が「これでいいのだ」と思えば幸せですし、「こんなのいやだ」と思えば不幸せです。幸せは他人と比較して判断する相対的なものじゃなくて、自分内部の絶対的な観念なのですね。
ということは「自分は何がしたいのか」「何がほしいのか」「どんな状態なら幸せを感じられるのか」がはっきりしてないとだめちゅうこと、じゃないといつまでたっても隣の芝生が青く見えるからです。
まずは自分ちの芝生をきれいに手入れしましょう。あなたの芝生はどんな状態ですか、別に芝生じゃなくても日本庭園でもバラ園でもハーブ園でも何でもいいんですよ、「こういうのがいい!」というのを決めて、夢いっぱいの庭をご自分の好きなように造ってみてください。
吉方位は北東、南西。人がたくさん訪れる開放的な庭園を造りたいなら北東、静かにもの思いにふける庭園を造りたいなら南西へどうぞ。

★三碧木星・・・コロナ禍が過ぎてからだいぶ人との交流が活発になりました。街中のカフェやレストランでおしゃべりする人も増えましたし、夜の繁華街もにぎやかさを取り戻しているようです。ひとり遊びも楽しいですがやっぱり人とじかに会ってコミュニケートするのって刺激的だし有意義、「それいいね」「やめたほうがいいよ」など忌憚のない意見を言ってくれますし、ネットじゃ得られない答えも教えてくれます。
ためになることを言ってくれるのは気の合う人とは限らない、むしろちょっと苦手な人、敷居の高い人がバシッと正解をくれることも少なくありません。
「門戸開放」の星回りにいる三碧の周囲には色々な人が集まってくるかと思います、全員「教師」「トレーナー」「導師」と思ってじっくり相手の話に耳を傾けてみてください。貴重なヒントをくれるはずです。
吉方位は北東、南西。苦手な人とも和気あいあいとやりたいなら北東、気の合う人とじっくり語り合いたいなら南西へどうぞ。

★四緑木星・・・いつまでも悩みを抱え続けていると気持ちがどんより濁ってきます。それを放っておくと濁ってるのが当たり前の状態になり、むしろ濁ってないと落ち着かなくなったりします。いわゆる不幸せのぬるま湯に浸っている状態で、それ続けてるとあんまりパッとしない人生になっちゃいます。
あなたはいかがでしょう、ずっと思い悩んでいることありますか。いい加減どこかでけじめをつけないと、スカッと秋晴れの人生になるはずがずっと曇天の人生、土砂降りの人生、台風直撃で壊滅状態の人生になっちゃうかもしれませんいやですよねそんなの。
四緑は「悩みを手放す月間」に入りました。合い言葉は「今けじめつけないでいつつけるの」。手放せないのは欲深いからじゃないでしょうか、欲を握ってても何の足しにもなりませんから天高く放り投げてさっさと身軽になりましょう。あなたが生まれたときの心は透明でした、また原点回帰すればいいだけの話、やってできないことはありません。
吉方位はなし。お気に入りの場所で焼き芋とか巨峰パフェとか秋の味覚をゆったり味わいましょう。

★五黄土星・・・「脱皮できないヘビは滅びる」とドイツの哲学者ニーチェは言いました。ずっと同じ状態でいると皮が固くなって身動き取れなくなる、ほらかかとだって適宜垢をこすらないと固くなってヒビ入ったりするじゃないですか、あれと一緒です。
今にして思えばコロナ禍は強制的な垢すりだったかもしれません、みんな古い価値観と新しい価値観を入れ替えざるを得ませんでしたから。「あれ? こっちのほうが快適じゃん」「そんなことしなくてもいいンじゃん」と気づいた人は多かった、結果、スーパーで後ろの婆さんにカゴをぐいぐい押しつけられることがなくなりましたし、「進捗してる?」と背後にべったりくっついた上司からささやかれることもなくなりました。
五黄はさらなる高みを目指して脱皮する季節、たぶん今までの世界じゃ物足りなくなってくるはずです。ここでひと踏ん張りしとくと生きる世界が更新される、ハイヤーグラウンドによじ登れる、今ちょうどそんな節目にいるのではと思われます。
吉方位は北東、南西。人の知恵や力を借りてよじ登りたいなら北東、おのれのガッツでよじ登りたいなら南西へどうぞ。

★六白金星・・・オンとオフのメリハリをつけるのってわりと大事、交感神経が働きっぱなしだと消耗しますし副交感神経に支配されっぱなしだとだらあんとしちゃいます。一番いいのは中間の操縦席に座ること、「何だかずっと緊張してるな」と思ったらブレーキ踏んでゆるめればいいし、「だらけてるなあ」と思ったらアクセル踏んで引き締めればいいわけです。車の運転と一緒です。
たまに気分転換したかったらSA入ってちょい休憩、野菜とかパンとか地元の特産品買ったり見晴らしのいいレストランでご当地ラーメンすするのも楽しいものです。
人生は肉体に魂を乗せたドライブ、走り続けると疲れますから走り続けたらちょっと休憩するのがコツです。
六白はそろそろSA入ってはどうですか、夏からずっと運転しっぱでしたもン、イカ焼きたこ焼きケバブ串とかおいしそう、たしか奥に足湯もあったはず。ちょっとひと休みして楽しくのんびりお過ごしください。
大吉方位は南西、吉方位は北東。ひとり旅を楽しむなら南西、複数で仲よく旅したいなら北東へどうぞ。

★七赤金星・・・どうしてみんな秋に温泉に浸かりたくなるかというと、本能的に夏の疲れを癒やしたいからなんですね。バテた身体と心をちゃぷんとお湯に沈めてゆんわりリセット&リフレッシュしたい。特に今年は酷暑でしたから夏バテの度合いが深い、秋以降を元気に過ごすためにも時間とお金に余裕のある方はぜひ吉方位の温泉旅行に行かれるといいでしょう。
湯上がりに冷たいレモン水キュッと飲んで、夕食の時間まできれいな庭園眺めて過ごしますと。メニューは海の幸山の幸和牛しゃぶしゃぶつきもしくはオールインクルーシブの和洋中ビュッフェですと。ミニケーキも豊富ですよと。
しかし残念ながら七赤は今月吉方位ありません、はいそういうときは「すでに行ったところ」「実家の近く」なら大丈夫、あるいは旅先の神社で「よろしくお願いします」と頭を下げとくと厄除けになります。食べ物やエステやフットケアなど消え物でパーッとお金使うのも厄払いになります。今月は疲れを癒やすお楽しみ月間、時間とお金と気持ちに余裕を持ってお出かけください。

★八白土星・・・自信もやる気もあるのに上すべりするのは地に足が着いてないから、気持ちが前に飛んじゃって足が追いついてないからです。これ幽霊が空飛んでるようなもので、現実を動かすことができません。
そういうときは頭に上った気をへそ下にいったん降ろして落ち着く、地に足が着くまでしばらく様子見すればいいのです。両足が大地に吸いついたら動けばいいし、いつまでたっても吸いつかないならまだそのときじゃないと思えばいい、あせらなくても縁があればまたチャンスが巡ってきます。
八白は絶好調のようでいてちょっと地面から浮いてる感じ、頑張っても手応えが感じられないならそれ以上求めず座禅組んだほうがいいかもしれません。時間がもったいなく思えるでしょうが、逆にそのことでクールダウンして自分を取り巻く全体像が見えてくるかもしれません。
吉方位は北東、南西。周囲からアドバイスやヒントを得たいなら北東、暗中模索を最短距離で済ませたいなら南西へどうぞ。

★九紫火星・・・人は人から傷つけられることもありますが、人から癒やされたり元気をもらうことも少なくありません。考えてみれば「人の間」と書いて人間、間に身を置かなければただの「人」です。周りの人から何を学び何を得て何を与えられるかがこの世に生まれた者の課題と申せましょう。
幼少期は人からもらうばかりでもいいですが、大人になったら自分から与えることも考えないといけません、じゃないとバランスが取れないからです。さてあなたは何を与えていますか? もらうだけもらって何にも与えないでいると運が先細りしてあんまり幸せになれません。「わたしいつまでたっても幸せになれないの、きっと不幸な星のもとに生まれたんだわ」とグチる人は、人から受け取るばかりの人生だからです。
八白は因果応報が可視化する期間、もしいいことがあったら自分はそれなりのことをしたんだなと思って自信持ってください。
吉方位は北東。いい種を蒔きたいなら北東へどうぞ。

・・・はいっ、こんな感じです。「来年もっと暑くなったらどうしよう」なんて考えなくてOK、来年のことを言うと鬼が笑う、明日は明日の風が吹く。とりあえず今やることに集中して、明るく楽しく元気にいきましょう。