寝耳に水 2023年2月号


お嬢さま☆
年が明けてもう1カ月たったわ。月日のたつのは早いものね。
アントワーヌ★
時間は人間の意志と無関係にどんどん前進していくのですよお嬢さま、地球の自転や公転は誰にも止められないのです。時間を止められるとしたら何かに熱中してるときだけです。
ぼんやり過ごしているとむなしく時間が過ぎて何にもしなかった人生になりますし、有意義に過ごせば充実した面白い人生になります。人生の持ち時間は有限、せっかく生まれてきたのですから与えられた時間を大切に使うのがよろしいでしょう。
お嬢さま☆大切に使うって、どうすればいいの。
アントワーヌ★ていねいに暮らせばいいのです、衣食住、仕事、創作、旅行、遊び、静養などそのときそのときすべきこと、やれること、したいことに打ち込んで過ごす、そしてそれができる環境を自ら作ることです。
お嬢さま☆要はコツコツ環境を整えながら自分がやるべきこと、やりたいことをやればいいのね。
アントワーヌ★左様でございます、難しいことは何もございません。地球は勝手にぐいぐい自転&公転してくれているのですから、それに乗っかって朝昼夜や季節の変化を楽しみながら日々ウキウキ暮らせばいいのです。
ただしやることはやらないといけません、楽しく過ごすこととだらけることは別でございます。ささそろそろタロットをおめくりなさいまし。
お嬢さま☆じゃあ今日のおやつは固めのプリン! ストロベリーとラズベリーとブルーベリーとブラックベリーを煮詰めた甘酸っぱいソースをたっぷり底に敷いて、さらにそれらのベリーをたっぷりの生クリームと一緒にふんだんにトッピング! カルダモンやシナモンを加えたエキゾチックでスパイシーなココアもたっぷりお願いね。
それでは今月もみなさんの運気を生まれ月別にタロットでチラ見してみましょう。

★1月生まれ・・・じきに連絡が来るでしょう、それでいよいよあなたの心が決まるかもしれません。大丈夫、どの道を選んでも間違いじゃありません。人生に正解・不正解はない、自分が納得できればそれでいい、どっちにころんでも未来はちゃんと開けることになっています。好きな道、直感でこっち! と思うほうを自信を持ってお選びください。

★2月生まれ・・・やみくもに行動して傷ついてもすぐ立ち直るのは若い人だけ、ある程度年を重ねたら安全路線で行くのが賢明、ほら気力体力の回復に時間かかりますから。あなたがこれから行動に移そうとしているのはどんなことですか、行き当たりばったり、無計画、先が読めないならやめといたほうがいいでしょう。人生って焦れば焦るほど失うものが多くなりやすい、突っ走る前によくお考えくださいますように。

★3月生まれ・・・パソコンやスマホのOSをバージョンアップしてる途中で止まっちゃったことありませんか。時間がたってもうんともすんとも言わなくなったら一回終了して再起動したほうがいいでしょう、時間の無駄だからです。家電に限らず自分の流れも同じ、「止まったぁ」と思ったら一回中断してまったく別のことをする、一晩寝る、いっそ方向転換するなど再起動してみてください。

★4月生まれ・・・想定外の「起こっちゃいやーんなこと」は自身が成長するために起こります。トラブルは自分の分(ぶ)に見合ったスケールで起こるのでほぼ乗り越えられますが、大事なのはハードルをクリアしたあとです。必要以上に未来をこわがると生きる世界が狭くなり、つまんない人生になっちゃいます。解放呪文は「そんなこともあるさ」「仕方ない」「何とかなる」。1日1回唱えると自作の壁が徐々に消滅します。

★5月生まれ・・・新しい環境に入ったら自分の流儀を押し通し過ぎちゃいけません。周囲が守ってる昔ながらの流儀になるべく逆らわないようにする、え? と思っても実はそれが理にかなったやり方であることが少なくないからです。未知の世界で自分流を強行するのはケガのもと、これからせっかくいい環境に入るのですから、自分を少し抑えてアタマと気を使いながらゆっくりなじんでいきましょう。

★6月生まれ・・・難問の正解はたいてい自分の望みから最もかけ離れた場所にあるものです。本心ではわかっていてもそれが答えだと認めたくない、それだけは避けて通りたいと無駄な模索を続けるのですが、目をそらしてるうちはその問題を解けません。ああもう仕方ないなと腹くくってトラブルの源泉をまっすぐ見つめる勇気を持ったとき、解決法が水面にふわっと浮かんでまいります。

★7月生まれ・・・生きてる人のほぼ全員が「難しい」と感じるもの、それは人間関係です。自分の周囲が気の合う人ばかりならいいけども現実はその逆、うんざりぐったりがっかりすることも少なくありません。じゃあ苦手な人とつきあうことで何が得られるかというと経験値が上がって自分のHPが増すのです。将来何かしんどいことがあっても耐えられる力がつくわけです。顔を見たくない人がそばにいますか? 「自分が強くなるため」と考え方をシフトしてみてはいかがでしょう。

★8月生まれ・・・自分の力で道を切り開かなければいけないときが人生にはたびたび登場します。自分を守らねばならないとき、誰かを助けるとき、停滞した状況にカツを入れるときなどですね。ぼんやりしてると状況がどんどん悪化しますから、そのつど自分で判断、決断して行動しないといけません。もしや今のあなたもそうですか? 今こそ勇気を出さねば! って実は思ってますでしょうか。「その戦いはあなたが勝つでしょう」とカードが告げています。大丈夫、その扉は押せば開きます。

★9月生まれ・・・テレビやスマホが「景気悪化!」と連日まくしたてたとしても、あなたの人生には何ら関係ないことです。あなたにはあなたの人生と金運がありますもの、情報に左右されずやることをやってわが道を行けばいいだけです。それでも将来の収入が不安ですか? ではカードに聞いてみましょう。・・・はい「まったく問題ありません」と出ました。問題ないどころか景気絶賛爆上がり中と出ています。

★10月生まれ・・・今の人生をもう少し自分好みの方向に軌道修正しようと思うなら、エイッと重い腰を上げないといけません。変化には摩擦がつきものですからそこで何らかの葛藤や衝突が生じるでしょうが、それを避けて通ると現状は絶対に変わりません。面倒と理想を秤にかけて、理想が面倒よりまさるなら頑張りましょう。「予想以上にうまく事が運ぶでしょう」とカードが太鼓判を押しています。大丈夫、できる。

★11月生まれ・・・痛い目、辛い目にあうと「自分はなんて不幸なのだろう」とぐったりしますけど、そういう目に遭わないと得られないものがあります。意気消沈しながらふと手を見ると何か握りしめている、恐る恐る手を開いてじっと見るときれいな光を放つ小さな玉、はい業界用語でそれを「知恵」と申します。この先もし転ぶことがあったら、痛みをこらえてちょっぴり期待してください。お金じゃ絶対買えない貴重なものが手に入るはずです。

★12月生まれ・・・「あの頃はよかった」と同じ昔話を繰り返す人っていますよね、老人に多いですがたまに若い人もいます。いずれも現状に満足していない、過去を懐かしがるだけで「今現在」をちゃんと生きていないのです。どう頑張っても過去には戻れませんから、懐かしがるヒマがあるなら今頑張るほうがよほど建設的で有益です。あなたはいかがですか? 過去の栄光にすがるより今手にしてるカードで勝負してください。

・・・はい、こんな感じです。2023年の運気が本格的に始動するのは2月4日の立春以降、それまでは前年のエネルギー消化で多少ゴタゴタするかもですが、自分の運を高めにキープするよう心がけていれば、つまり規則正しい生活を心がけて心と身体の健康を保っていれば、難は無難に変わります。
それでは今月も明るく楽しくご安全に行ってらっしゃい!

2023年1月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2023年は四緑木星が宇宙の中心に座ります。何が起こるかというと「友遠方より来たる」「果報は寝て待て」「結婚ブーム」「縁が広がる」「和の輪が広がる」「何かと忙しくなる」「旅行ブーム」「噂が飛び交う」「ネット社会がさらに進化発展する」「風が吹けば桶屋が儲かる」などでしょうか。目に見える世界・見えない世界問わずあちこちの通信網が脳内シナプスのごとくぐんぐん伸びて一気につながりスイッチオン、あっちとこっちが感応し合ってまるで高層ビル群の夜景のようにピカピカ光り始め、「世界はひとつの光る球」をみんなが認識する予感です。
今年は「光るが勝ち」、外側も内側もどんどん明るく光らせることで幸運をキャッチできます。別に難しいことじゃない、外側を輝かせるならアクセサリー、内側を輝かせるなら才能や特技を発揮することです。

きっつい重いデンジャラスと三拍子揃った五黄が中央にどっかり座っていた2022年に比べると2023年はライト&さわやかな年になりそう、今までお局さまの圧がすごかったけど異動してスッとしたわ、ここらでちょっと一服せえへん、おいしいおまんがあるんやわぁみたいな雰囲気になるでしょう。てなわけでお茶とスイーツも流行りそうです。

ネットはもちろん便利だけどやっぱりリアルな知り合いや友達や職場仲間との井戸端会議で得られるナマ情報はその何倍何十倍も貴重、としみじみ感じる一年になるでしょうから、人との出会いやご縁は大切に。苦手だから嫌いだからとすぐ切っちゃうと損するかもしれませんよ、実は苦手なタイプがドンピシャの情報を握ってたりします。

ファッションは「長いもの」「ヒラヒラするもの」「垂れ下がるもの」「薄手の透ける柔らかい素材」が吉、リボンつきのブラウスもいい、お祝儀の水引をまとうようなものです。スカーフやネックレス、イヤリングなど長めの揺れるアクセサリーもバンバンつけましょう、異性同性問わずモテ運が上がります。
色はグリーンやオレンジ、ピンク、イエローなどきれいな草花の色、花柄やボタニカル柄もおすすめです。人の縁をたぐり寄せたいならアイビー柄やつる草模様、不運を水に流したいときは水色を使いましょう。

食べ物はパスタやラーメンなど麺類、うなぎ、太刀魚などの長い魚、要するに形状が細長いものが吉。バジルや香菜、ジンジャーなど香り高い野菜もいい、グリーンティー、フレーバーティー、ハーブティーなど香りが漂う飲み物は人を引き寄せます。

部屋に生花や観葉植物を飾ると2023年の幸運がどんどん入ってきます、ただし枯れたらすぐ取り替えましょう。気分がパッと明るく華やぐ色調の草花や草原の絵を飾るのもいいでしょう。
エネルギー補充したいときは大自然豊かな山や海や高原、温泉、ツキを上げたいときは人気の観光名所へ。駅や飛行場、ショッピングモール、道の駅、カフェなど人の集まる場所もおすすめです。特に友達や恋人募集中の人は積極的に足を運びましょう。

開運のキーワードは「人にやさしく」「まんべんなく接する」「もやもやするときは風に吹かれる」「怒りは等倍返し、笑顔は3倍返し」「わからないなら無理に決めない、そのうち何とかなる」「手に負えないものは放っとく、そのうち何とかなる」。

1月6日の小寒から寒の入り、2月4日の立春は寒の明け、これから約1カ月間、一年で最も寒い季節となります。身体を温めて免疫力を上げ、元気に過ごしましょう。
1月17日〜2月3日は冬土用、20日は大寒で冷えMAX、こたつやストーブから離れられない18日間になるでしょう。
1月の凶方位は北、南、南西。吉方位はそれぞれの欄をご参照ください。
それでは1月6日〜2月3日の九星別運気と吉方位、まいりましょう。

★一白水星・・・2022年の一白は次から次に悩みのタネが芽を出して気の休まる暇がなかったかもしれません。ようやくここにきて何かちょっと悟ったといいますか達観できたかな、はいこれを専門用語で解脱と申します。2023年は悩みの沼から這い出てゆっくり甲羅干しできる予感です。
「考えても解決しない問題は放っとくのが一番」「下手な計算よりなりゆき任せがラクでトク」「自分のスキルにないことはその道の達人に任せる」「無理がたたると病気になる」「親兄弟こそ金を貸すな」「チートデイは甘え」。
色々悟りましたね、悩んで悩んで迷って迷って得た答えはあなたのこれからの一生の財産になりますから大切にしてください。
沼の底に沈んでいた一白はこれから徐々に形勢立て直しに入ります、こういうときに大事なのは自分の心棒をしっかり立てること、つまり「私は何のために生きるのか」「本当は何がしたいのか」「一番大切なものは何か」をはっきりさせることです。今月はその助走期間、じっくりお考えください。
大吉方位は東、吉方位は北東、西。やる気と元気を取り戻したいなら東、心と身体のリズムを整えたいなら北東、やっぱりお金がほしい! なら西へどうぞ。

★二黒土星・・・2023年の干支は癸卯(みずのとう)。癸は十干の最後、十二支の卯は方位で表すと東、「スタート」を意味します。両者がくっつくと「古い時代が終わって新しい時代が始まる」。こういうときは混乱がつきもの、新旧入り交じって少々ややこしいですが始まるためには終わらないといけないので仕方ありません。
少しでもスムーズに進むには古いものに固執しないこと、前向きになること、好奇心を立ち上げてとりあえず新しい波に乗ってみることです。
混乱期には気力、体力、運を持ってる人が強い、3つとも持ってれば勢いで山を乗り越えられます。さらに環境が味方してくれれば鬼に金棒、おめでとう今年の二黒は3つとも恵まれてるうえいざとなったら追い風が吹くでしょう。
すいすい進むコツはよけいな荷物を持たず身体を軽くしとくこと、人間関係の整理、健康管理、仕事のやり方、体重の軽量化などを心がけ、いつでも上昇気流に乗れるようにしときましょう。チャンスは何度もやって来るから失敗しても心配するな、そして浮上するときは遠慮せず上限まで一気に浮上してください。
吉方位は南東、北西。自分を押し上げてくれる人求むなら南東、自分の力でのし上がったる! なら北西へどうぞ。

★三碧木星・・・今も昔も人の悩みのトップは人間関係、なぜかというと周囲の人は自分の鏡、自分を成長させるためには人の力を借りておのれを見つめ葛藤する必要があるからです。どうして私がこんな目に? と思うでしょうが苦手な人、嫌いな人こそ適材適所にちゃんと配置されてます。
「エゴイスト」「欲張り」「嘘つき」「傲慢」などなど、相手に感じることはそのまま自分にも大なり小なり当てはまると思って間違いありません、だって類は友を呼びますし、友は自分の相似形だもの。相手にハラ立ててるようでいて実は自分にハラ立ててる、人のふり見てわがふり直しましょうというわけです。
2022年の三碧はわりとすいすい人の海を泳いできた、クロールで気分よく渡ってきた、2023年も引き続きこの調子で・・・と思ってるでしょうけども、今年の海には手強いサメやクジラがわりとひんぱんに出現しそうな予感です。
サメやクジラにもちろん悪気はない、ないんだけどもあなたと同じように彼らも一生懸命生きている、そこで摩擦や対立が起こるわけです。今までのように何もしなくても相手が道譲ってくれるとは限らない、むしろ「あんた別のエリア泳ぎなさいよ」とにらんでくるかもしれません。「あ、これ歯が立たないや」と思ったらにらまれる前に自分からスッと避けて別のエリアに移動する、何ごともなかった顔してまた泳ぐ、クロール、平泳ぎ、背泳ぎを使い分ける、そういう泳法が今年は必要かもしれません。
吉方位は南東、北西。手強い相手と角を立てず丸く収まりたいなら南東、むしろ相手を味方につけて力を拝借したいなら北西へどうぞ。

★四緑木星・・・時代にはその時代特有の「気分」が漂います。たとえば明治なら進取の精神、大正ならおおらかで自由な気風、昭和なら熱い情、平成なら情熱からハッと冷めたあとの冷静さとよるべなさ。そして令和は・・・そうですねまだ始まったばかりですけども窮屈感でしょうか今のところ。「キープディスタンス」のかけ声とは裏腹にだんだん人と人の隙間がなくなってきて、心の空気密度が凝り固まってきてるイメージがあります。
「いい子ちゃんじゃないといけない」「うっかり発言は命取りになるから言わぬが花」「怒るのはいけないこと」「頑張っても報われない」「現実がいやなら仮想に逃げればいい」「赤いアイメイクでなきゃトレンドからはずれる」。
今の時代の空気感をなんか息苦しいなあと感じてる人は少なくないはず、特に風のように本来自由でいたい四緑は「いやな渡世だなあ」と思ってるはずです。2023年の四緑は満員電車に押し込まれたイメージ、いえ大丈夫ちゃんと座れるから、車輌中ほどのロングシートの中央がぽっかり空いてます、そこに座れば人の会話から色々な情報が入ってきますし、両隣に人がいるから温かいですし、意外に車輌の中央って隙間があるンです。他の人たちがドア付近で繰り広げる押しくらまんじゅうをよそに、人生をじっくり思索できる1年と思ってください。
吉方位は北東、東。たまにガーッと窓開けて深呼吸したいなら北東、両隣とお菓子交換したいなら東へどうぞ。

★五黄土星・・・ふと気がつくといつも同じ内容の怒りや憎しみ、迷いなどに思いを巡らせていませんか? それ習慣化しちゃってるんですね。
ネガティブな妄想は松葉杖になることもありますけど、長く続くと足と心と運が弱ってくるのでどこかできっぱりやめたほうがいいでしょう。そのチャンスが新年、ほら1年の計は1月にあり、初詣で誰でも神社仏閣行くでしょう、そこで「もう終わりにします」「忘れます」「これを糧として成長します」と神仏に誓うのです。自分より大きい存在にゆだねてしまう。するとああら不思議、気持ちが吹っ切れて何だかスッキリしてきます。
ネガティブな想いを繰り返さないためには空いた心の隙間にすかさず夢や希望をパチッとはめ込む、「今年はこういう自分になります」「これをやります」みたいな「お約束」を入れ込むといいのです。
2022年の五黄は道に迷って荒野をあちこち徘徊していました、でも2023年はようやく行くべき世界への入口が見つかる予感、長かったですねお疲れさまでした。
これから歩く新世界は面白いですよ、頑張れば頑張っただけちゃんと報酬が得られる世界、つまらないこと思い出す暇がないくらい活気に満ちた世界が展開してまいります。今月から徐々にそのきざしが出てくるはず、気ィ引き締めて足もとに注意しながらドキドキワクワク進みましょう。
大吉方位は西、吉方位は北東、東、南東、北西。自分に負けたくないなら西、多忙でも健康な心と身体をキープしたいなら北東か東、ここ一番で負けたくないなら南東、最短距離で目的地に向かいたいなら北西へどうぞ。

★六白金星・・・ストイックも度が過ぎると心身が壊れます、何ごとも中庸が一番とお釈迦様もおっしゃいました、やっぱり「ほどほど」がいいんですね。しかしまじめで正直な頑張り屋は「このくらいで音を上げてるようじゃ修行が足りない」と自分で自分にむち打ってしまう、すると治る病気が治らない病気になっちゃったりします。
身体は魂の乗り物なのであんまり自分をいじめちゃだめ、大事にメンテナンスしながら寿命まできっちり使いこなすほうがおトクというものです。
2022年の六白はよく頑張りました、おかげで周囲の評価と収入額が同時に上がったかもですがふと気がつくと疲労感半端なくないですか。いいんですよもうそんなに無理しなくたって、人生メリハリが大事、2023年は上がった肩をすとんと落として深呼吸、はいもっとラクになりましょう。
虫歯のケアや健康診断で引っかかったところ、気になってるところの検査や治療など身体のメンテナンスはもちろん、衣食住にお金をかけて楽しく豊かに暮らすことをおすすめします。1個千円のショートケーキたまに食べたっていいじゃんか。
旅行もいい、吉方位の温泉に浸かると命の洗濯ができますし、吉方位の太陽に当たると洗った命がカラッと干し上がります。「自分をいつくしみ、楽しませる」が今年のあなたの課題、あまり頑張りすぎずこの恵まれた星回りをうんとお楽しみください。
大吉方位は西、吉方位は東。棚ボタを期待するなら西、頑張って稼ぐぞ! なら東へどうぞ。

★七赤金星・・・生まれたときの性別や出身地、誰が親になるかなどは「宿命」(=命が宿るところ)であり、本人には決められません。宿命を基盤にして時間軸に乗り命を運んでいくことを「運命」と申します。どこにどう運ぶかは自分の意志で決められる、つまり宿命は変えられないけど運命は自由に変えられるということです。
さて宿命、運命、どちらにも「命」という字がついてるでしょう、はい人生で最も大事なのは自分の命、そしてその命をどう燃やすかです。どうせ燃えるなら自分の器いっぱいに燃やしたほうがいい、せっかく大きな器持ってるのにマッチ1本しか燃やさないんじゃもったいない、火力を上げればついでに焼きイモも焼けますし他の人もわあ温かいとわらわら寄ってきます。みんなで焼きイモ頬張りながら世間話したり歌とか歌えば楽しいじゃないですか、「人と生きる」と書いて人生です。
命は他の命とつながっています、命と命が出会うことを「縁」と申します。人生は縁しだいで大きく変わりますがこれは人力じゃどうにもならない、毎年神無月に出雲で神さまたちが決めてくれてます。
2023年の七赤はさまざまな出会いが予想されます、捨てる神あれば拾う神ありの採用担当者や人生を変えてくれる不動産屋、凄腕の医師、看護師、その道の達人、忍者マスターなど、人生が大きく変わる「神業(かみわざ)」に恵まれる暗示です。力いっぱい命を燃やすほど、いい縁に出合う確率が高まります。
大吉方位は北西、吉方位は北東、南東。神さまクラスの人に出会いたいなら北西、生きる勇気と元気を与えてくれる人に出会いたいなら北東、人生の知恵を授けてくれる人に出会いたいなら南東へどうぞ。

★八白土星・・・わざわざ霊能力や超能力を駆使しなくても、人間なら誰でも第六感が備わっています。ものごとの原因や結果を感じ取る能力です。どういうときに発揮されるかというと頭と心がクリアなとき、つまり雑念がないときです。
座禅を組んだことがある人ならおわかりでしょうが人間は雑念の固まり、追い払おううとするほど雑念がチョコレートファウンテンのごとく噴き出してまいります。止めようと思って止められるものじゃない、じゃあどうすればいいかというとまずは身の周りを整理整頓して頭と心をすっきりさせる、心は形に入りますから。
古いもの、汚れたもの、不要なものに囲まれて暮らしているとそれらから雑な気が放たれて自分の気も濁ってきます。さらに自分の身体も毎日掃除、歯磨き洗顔手洗いうがいじっくり入浴は風邪&コロナ予防になるだけでなく心身の雑念つまりケガレも落ちて一石二鳥です。
2023年の八白は感受性がいつになく高まる暗示、身辺がきれいなら持ち前の第六感に磨きがかかってバンバン直感が当たる年になるでしょう。特に人生の一大イベントが控えている人はカンが最強の武器であり防具、どんどん働かせれば天下取るのも全然夢じゃありません。
大吉方位は西、吉方位は東。今年こそ天下取ったる! なら西、掃除いやーんだって寒いんだも〜んと甘えがちな自分にカツを入れたいなら東へどうぞ。

★九紫火星・・・鏡って不思議な道具ですよね、古来神事に用いられてきましたし、誰でも日に1回は見るでしょう。自分を映して「よし頑張ろう!」と気合いを入れることもあれば「あれ? 顔色悪いし元気がないな」と自分を省みることもあります。
勝負に挑むときは鏡の自分に向かって「大丈夫、できる!」と励ますと本当にパワーが湧いてきますし、疲れたときは「よしよし、よく頑張ってる自分」と頭をなでなでするとちょっぴり癒やされます。
小さな手鏡も大きな鏡も持ち主の姿形と内面と運気をしっかり映し出してくれますから、まめに拭いて大事に扱いましょう。
2022年の九紫はご自分の姿を鏡で見る暇もなく全速力で走ってきました、忙しかったですね、2023年はやっとひと休みできますよ。ささこちらへどうぞ、はいこちらは鏡の間、全面鏡張りの不思議なお部屋でございます。ご自分の姿があらゆる角度からチェックできますよ、小さな手鏡だと正面しか見れませんけどこのお部屋なら縦横ななめ後ろ姿もバッチリ見えちゃいます。うっとりするもよしげんなりするもよしですが、一番大切なのは「今年はどんな自分になりたい?」「一番ほしいものは何?」と問いかけることです。必ず答えが出てきます。
大吉方位は北東、南東、吉方位は東、西。仕事でトップに躍り出たいなら北東、恋愛成就&仲間大募集なら南東、金運アップなら東、貯蓄額アップなら西へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。この時期はご自分の心を寒仕込み、一年の目標を定めて態勢を整え、気持ちをキュッと引き締めてやるべきことをていねいにやりましょう。
それでは今年も明るく元気にまいりましょう。まずは1月から楽しくご安全に!

寝耳に水 2023年1月号


アントワーヌ★早いものでとうとう年が明けてしまいましたねって毎年言っておりますけども。
お嬢さま☆コロナもなかなか収束しないし何だかスキッとしない年だったわね。
アントワーヌ★2022年は壬寅(みずのえとら)の年、寅は鬼門を守る動物、鬼門には夜明け前という意味がございますので、ちょっぴり雰囲気が暗かったかもしれませんね。夜明け前が最も暗い時間帯ですから。
2023年は癸卯(みずのとう)、卯は東を守る動物、朝日の昇る東はスタートを意味しますから、癸=雨が降って地固まり、しっかりした基盤の上に新しい流れが始まると解釈できます。癸卯とは春の雨つまり恵みの雨、雰囲気も明るさを増して前年に比べるとかなり過ごしやすくなるのではないでしょうか。
お嬢さま☆ぜひそうなってほしいものだわ! 
アントワーヌ★想いは現実化するのですよお嬢さま、心の中に蓮を咲かせてごらんなさいまし、ほうら気持ちが清らかになってきたでしょう。
ちなみに蓮と睡蓮は違いますよ、水面から茎を出して咲くのが蓮、水面に花を咲かせるのがすいめんもとい睡蓮でございます。お釈迦様が乗っておられるのは蓮、ロータスとも申します。
お嬢さま☆蓮の根はその字のまんま蓮根(レンコン)よね、おなかすいたわ!
アントワーヌ★ではレンコンのシャキシャキ感を活かしたパウンドケーキを焼きましょう、レーズンや松の実もたっぷり加え、シナモンを利かせて。
お嬢さま☆あっつあつの抹茶入り緑茶もたっぷり添えてね! それではケーキが焼き上がるまで今月もみなさんの運気を生まれ月別にタロットでチラ見してみましょう。

★1月生まれ・・・
人生の難問に面したとき、最後の最後に頼りになるのは家族でも恋人でも親友でも占い師でもありません。いったい誰でしょう? 
・・・はい自分ですね、正しい答えを出してくれるのはいつもいつでも自分です。人に相談しても今ひとつピンとこなかったのに、フッと気を抜いたら内側からスパッと答えがひらめいたことありませんか。
考えてみれば不思議、もしかすると自分の奥には深い深い井戸があって、その中には色々な能力を持ったたくさんの小さな自分がいて、井戸の中に疑問を投げかけるとその中のひとりが「これでしょう!」とつるべ(桶)に正解をぽんと放り投げて返してくれるような気がします。
それを受け取るにはタイミングよくつるべを引き上げないといけません。今月はご自分の深いところにある井戸に意識を集中していてください。

★2月生まれ・・・仕事、お金、健康、恋愛、家族、人間関係など、今までずっと長く続いてきた「あたりまえのこと」にヒビが入ったことありますか。「なーんだ心配して損した」とじきに元通りになるケースもあれば「これ洒落にならないじゃん」とどんどん悪化していくケースもあります。
たまーに不幸のどん底に突き落とされたような気分になることもありますけど、それが本当に不幸なことかというと実はそうでもなく、方向転換して幸せに向かうための大切な転機だったりします。渦中にいるときはなかなかわかりませんけども。
「よりよい世界に進むため、いま展開している世界をいったんご破算にしてもいいかもしれません」とカードが告げています。「一巻の終わり」の先には夢と希望に満ちた二巻が始まることになっています。

★3月生まれ・・・「人生は辛いのが当たり前」「人生は耐えるもの」なんていったい誰が言い出したのでしょう? あなたもそれを信じていますか?
もしかしてそれ認知のゆがみじゃないでしょうか、思考のクセみたいなもんです。
クセを直してもっとラクになりたいなら定着した価値観をいったんチャラにする、つまり初期化して再起動する必要があります。やり方は簡単、何か強い感情を覚えたときに「この感覚ははたして自分を幸せにしてくれるかな?」と自分に問えばいいのです。
この感覚をキープすると気持ちが荒れる、揺れる、沈むというならそこから方向転換して、気持ちを上げる考え方にシフトしてみてください。「これはすべて自分のために起こっている」「すべていいほうに向かっているから大丈夫」と考えるのです。
最初は違和感あるでしょうが慣れれば徐々にいやなことがそれほどいやじゃなくなってくる、これでいいのだと思えてくる、すると気持ちも運も上がってくる、ぜひお試しください。

★4月生まれ・・・計算ずくで動くと最初はいい目が出ても、のちのち裏目ばかり出るようになります。欲得で動いているからです。エゴを押し通すのは自然の理に反すること、ほら生きてるのは自分だけじゃないもんね、だから自分だけ我を張ってるとどうしても先細りになっちゃうンですね。
じゃあどうすればすいすい快適に生きられるのかというと夢や目的に向かう際にエゴを押し出しすぎない、なるべく自然の流れに任せる、これに尽きます。無駄に頑張らないから肩も凝らないし変な計算をしないから頭も疲れないしよけいな気を遣わないから心もラクちんといいことずくめです。
「態勢を整えたら、あとは幸運の使者の到着を待つだけです」とカードが告げています。待てば海路の日和あり、電卓やそろばんはどこかに置いといて、のんびり楽しくお過ごしください。

★5月生まれ・・・昔取った杵柄(きねづか)も、きちんと手入れしないとやがて古びてボロボロになってしまいます。弱った部分を修復したり時代に合わせてスキルアップしとかないといざというとき役に立ちません。特に今は十年ひと昔ならぬ一カ月ひと昔、あらゆるものごとが日進月歩で移り変わっていますから、昔押された太鼓判とか免許証とかにあぐらをかいてると取り残されてしまうでしょう。
特に仕事の場ではそれが顕著、昭和のやり方にこだわってると「時代遅れ」「それもう通用しません」「古いんですよ岩崎先生は」と平成生まれから言い放たれてがびーんと落ち込むことになります。
もしあなたがこれから新しいことを始めようとするなら、そのモデルが今現在も通用するか、そのやり方が時代の流れやニーズ&ウォンツに叶っているか、実行する前にちょっとお考えになってみてください。

★6月生まれ・・・人の悪口を言うとその場はスッキリしても、あとにもやもや感が必ず残ります。「あんなことまで言っちゃった」という後ろめたさや自己嫌悪もあるでしょうが、実は自分の吐き出した言霊が自分の体内をうようよ泳ぎ回るからなんですね。人のことを言ってるようでいて、実は全部おのれに言い聞かせてるわけです。
なので悪口はあまり言わないほうがいい、どうしても言いたいなら言葉を選ぶ、たとえば「あの人大ッきらい!」は「ちょっと苦手かも」、「死ねばいいのに」は「できれば遠く離れていたい」、「くそ食らえ」は「おくそでも召し上がればよろしいのに」ちょっと違うかまあいいや、などに変換するといいでしょう。
「ご自分の言動にご注意ください、それはよくも悪くもご自分に戻ってくるでしょう」とカードが告げています。いったん口から出た言葉はもう二度と戻らない、あとで面倒なことにならないためにも、何か言うときはくれぐれもお気をつけください。

★7月生まれ・・・年を取ると1日が短くなるのは日常生活が単純化するからです。変えるのがめんどくさくなるんですね。40代以降は気力、体力が徐々に減少してきますから、日々の雑事をなるべくルーチン化して消費エネルギーを最小限に抑えようとするわけです。しかしそれに甘んじてるとだんだん生活が単調になる、ワンパターン化する、感動がなくなってしまう。つまんなくないですかそれ。
できれば1日1回は感動して冥土のみやげとしたい、そうすれば毎日の暮らしにメリハリがつきますし脳や内臓や筋肉や骨や顔の老化も防げます。
感動するためには今までの時間割から抜け出す必要がある、「○時だからこれをしなくちゃ」という檻から脱出して「時間にとらわれずいま自分がやりたいことをやってみよう」に切り替えるのです。見たことのない新しい世界が登場します。

★8月生まれ・・・昭和の世代をバンカラとするなら平成世代はハイカラ、物欲だらけの昭和に比べて平成は満腹、すでに何もかも揃っているからもう何もいらない、ブランド品もあんまり興味ない、それより私は何のために生まれてきたの、精神的な充足感がもっとほしいとふわふわさまよっている感じです。
対人面でも平成生まれは好ききらいをはっきり表に出さない、多少自分を抑えてでも周囲となじんで丸く収まるならそれでいいやと達観してあんまり言いたいこと言わない傾向があります。一見「大人」で「いい子」です。
でも人って本来喜怒哀楽が激しい生きもの、あまり我慢してると心に湿気が溜まってカビが生えてしまいます。いいんですよ意見が周囲と合わなくたって、だって自分と人は違うのだもの。「人とのすれ違いや摩擦を恐れすぎないでください。そこを通過しないと得られないものもあるのです」とカードが告げています。昭和生まれも平成生まれも「思いやりのあるやさしくていい人になろう」と自分を抑えつけるより、もっとご自分に正直になりましょう。

★9月生まれ・・・人間関係って難しいですよね、最初は仲よくてもそのうちもう顔も見たくない! ってことになるのは別に珍しいことじゃありません。特に利害がからむ場合や身を置く環境が同じ場合、熾烈な戦いになりやすいです。
「信頼し合ってるから」「あの人だけは違う」「友情、愛情は一生の宝」なんて無駄な期待をするより、「人と人がずっと仲よくするのはものすごく難しいこと」と最初から心しておけばがっかりすることもありません。
相手からきらわれずにいい関係をできるだけ長く保つためのコツは3つあります。①自分がされていやなことは相手にもしない、②時間、お金、エネルギーの貸し借りをしない、③相手をフォローするときは余力の範囲でやる。これを心がけておけばあまり人から恨まれないでしょうし、自分が恨むことも少なくなるでしょう。もしあなたがグループのリーダーなら、「全員公平に接する」も加えましょう。以上の4つを守るのに必要なのは、情ではなく理性であることも覚えていてください。

★10月生まれ・・・人間の三大欲は食欲、性欲、睡眠欲ですけども金銭欲や物欲、自己顕示欲、名誉欲なんてのもあります。人間だから欲があるのは当たり前ですしそれがモチベーションになって頑張るわけですが、あんまり度を超すと周囲がドン引きして強欲とか貪欲とか我利我利くんなどと囁かれるようになります。やがて友達も減っていく、恋人からも距離置かれる、親兄弟からも見放されて最後は夕日の当たる公園でひとりブランコ揺らすことになるでしょう。
「欲張りになっていませんか?」とカードがたずねています。むろんあなたにはあなたの算段や方程式があるでしょう、損したくないもンね、ただご自分にとってはそれが正義でも、他人の目には「けちんぼ」とか「がめつい」と映っているかもしれません。評判が落ちるとお金で取り戻せない損失が発生しますから、ときどき幽体離脱してご自分の姿を高いところから見てみることをおすすめします。

★11月生まれ・・・「あの人とは気が合わないけどあの人とは気が合う」というのは波動の違いによるものです。自分がもともと発している波動とリズムが合う人とは気が合い、リズムが合わない人とは違和感を感じて気が合いません。
「波動は伝染する」という特徴もあります。ほらピリピリしてる人のそばに行くと自分もピリピリしてくるし、安定してる人のそばにいると自分も落ち着くでしょう、影響受けちゃうんですね。感受性の強弱によって程度の差はありますけども。
類は友を呼ぶとはよく言ったもので、人は似た波動の人を引き寄せたり周囲の波動を暫定的に変えたりします。ですから不幸になりたければ不幸な人のそばに、幸せになりたいなら幸せな人のそばにいればいいわけです。
しょっちゅう一緒にいる人、たとえば夫婦、恋人、家族、友達などを見渡してください。彼らは幸せな波動の持ち主ですか? ・・・そして最も重要なのはあなた自身が発する波動です。幸せな世界で暮らしたいなら、まずあなたが気分よくいてください。

★12月生まれ・・・今不幸ですかそれとも幸せですか。「全然楽しくなんかない」「辛いことばかりでめんどくさい」という人もいるかもですけど、この世には動かせない法則がひとつあります。はい「不幸は幸福の前ぶれ」ということ、これ全員に共通の鉄板法則ですからノートに書いてマーカー引いといてください。
夏至のあとは秋に向かうように、冬至のあとは春に向かうように、幸と不幸はちょっとずつ入れ替わっています。少しでも春の訪れを早めたいなら夢と希望を持つことです。それが心に灯るとほんのり温かくなって目の前の道が少ぅし明るくなります。
そういうの難しいなら自分の身に降りかかった不幸をいっそ面白がる、何ゆえそうなったのか興味を持ってふり返る、じゃあ今できることは何かをパズルを解くように考える、これ作品にならないかなこのレベルの不幸ネタだとお金いくら入ってくるかなと皮算用してみる。不幸そのものに取り巻かれるより不幸の外側からあれこれ考えてると、気づいたときには冬が終わって春の手前に到達しているでしょう。

アントワーヌとお嬢さま★☆・・・はい、こんな感じです。旧年中は寝耳に水をご愛読いただきましてありがとうございました。2023年もみなさんにとってさらに素晴らしい年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。(ふたりそろって深いカーテシー。)

2022年12月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
いよいよ師走、みなさん2022年はいかがな年だったでしょうか。コロナはまだ気が抜けない感じですが、少しずつ収束に向かっているようです。

12月22日は冬至、1年で最も夜の長い日つまり陰気が極まる日です。この日の夜は太陽を模したゆずを浴槽に入れ、一陽来復=陽気の再来を願いましょう。
24日はクリスマスイブ、今年はちょうど土曜日ですからおそらくどこ行ってもカップルの大群、独り身の方は外に出かけて幸せの気を分けてもらいましょう。
31日は大はらい。1年の感謝を込めて最寄りもしくは好きな神社に参拝すると身についたケガレが祓われ、身も心もスッキリします。夕食には海老天や芋天を乗せた年越しそばでもすすり、除夜の鐘を聞いてゆっくり1年を振り返ってはいかがでしょう。

全員に共通の凶方位は北、南、南西。吉方位はそれぞれの欄をご参照ください。
それでは12月7日〜1月5日までの九星別運気と吉方位、さくっとまいります、それっ。

★一白水星・・・年齢を重ねるほど考えることが増えてうんうん悩みやすいもの、でもいちいち悩んでたらきりがありません、深刻に考えてどうにかなるならたぶんもうとっくにどうにかなってるでしょう。一番いいのはなるようになれとあきらめる、自然に任せて手放すことです。
一白はちょっともやもやが溜まってるかな、そのままもやもやしてると心の袋の内側がすすだらけになっちゃいますからいったん袋をガバッと開けてすす払い、つまり言いたいことをズバッと言っちゃう、それが無理なら衣食住や旅行にお金たくさん使って自分を楽しませてうさ晴らしするといいでしょう。
大吉方位は西、吉方位は北東、東、南東、北西。心の自動お掃除機能を強化したいなら西、堪忍袋の緒を切る勇気がほしいなら北東か東、スカッと心を晴らしたいなら南東か北西へどうぞ。

★二黒土星・・・現世は有限の夢、わたしは「好きにやってごらん」と時間を与えられた存在。そう考えると人の目を気にして暮らしたり、「何もないのが一番」と安定路線を維持したり、自分で自分を縛って窮屈に生きるのがバカらしくなってまいります。「わたし」という人生は一回きり、好きなことするために生まれてきたのに常識やルールにとらわれて耐えてばっかり、我慢ばっかりしてるんじゃつまんないです。
自分を囲う檻を作ったのは実は自分であり、その檻には実体がないことに賢い二黒はそろそろハッと気づくころかと思われます。
吉方位は東、西。「開けゴマ」を唱えたいなら東、ハンドパワーで檻を開けたいなら西へどうぞ。

★三碧木星・・・自分が直感で「こうだ!」と感じたことは、それが周囲の目に奇異に映ろうが主流じゃなかろうが正解です。その場しのぎで下手に迎合すると時間と労力と場合によってはお金を消耗することになる、つまり遠回りするでしょう。
三碧は自分の信じた道を進んでOK、いいじゃないですか誰がどう思おうと人が責任取ってくれるわけじゃなし。二度手間しないためにも自分を信じていきましょう、もし自信が持てなかったら「まいっかこれで」「こんなもんでしょう」「なるとかなる」とおまじないを唱えると肩の力が抜けて気がラクになります。
大吉方位は南東。カンを鋭くしたいなら南東へどうぞ。

★四緑木星・・・健康、お金、仲間、そして運があれば幸せになれます。健康な身体は幸せの入れもの、お金は人生街道を走るガソリン、仲間は自分の車に同乗もしくは併走してくれる人、運とは神仏とつながる力のことで、神仏とは知恵のことです。
運をつけるコツは心を曇らせないこと、目に見える部分も見えない部分も清らかさを保つことです。何もなくても運さえあれば人は強いです。さてあなたは何を持っていますか? 
四緑のあなたは今すべて盛り上がってます。恵まれてる星回りですから有意義で豊かで華やかな1カ月になることと思います。
吉方位は東、西。健康と運がほしいなら東、お金と仲間がほしいなら西へどうぞ。

★五黄土星・・・あなたが見てる世界は世界のほんの一部、「群盲象を評す」に過ぎません。毎日ニュースを見聞きしたり人の話を聞いたりするたび「世界はなんてひどいところなんだ」「娑婆は憂うつだなあ」なんてつい思っちゃいますけども、実はあなたの知らないところで予想もつかないような世界が日々展開してるかもしれません。
それはそれは美しい大花火が1秒ごとに打ち上がって大輪の花を咲かせる世界、無数の色の光が無限に広がる世界を想像できますか?
五黄はふとしたはずみにそういう世界を垣間見られるかもしれません、乞うご期待。
大吉方位は北西、吉方位は北東、東、南東、西。美しい世界が見たいなら北西、人生観を変えたいなら北東か東、今のランクより上の世界へ行きたいなら南東か西へどうぞ。

★六白金星・・・何かトラブルが起こるとああもうだめだ、こんな面倒くさい世界大ッきらい一刻も早く解脱したいなんて投げやりになりやすいですけども、ちょいとお待ちなさいそこのお人、「悪いことはいいことの前ぶれ」と開運学では申します。
試されてるんです、「このくらいのこと我慢できないようじゃ次の幸せあげらンないよ」って。目の前のトラブルは先に広がる幸せ王国の手前に立つ門扉、別名登竜門、知恵と力と勇気をフルに使って開ける努力をしてください。
吉方位は北東、東、西。人間関係の扉を開きたいなら北東、おのれの扉を開きたいなら東、仕事の扉を開きたいなら西へどうぞ。

★七赤金星・・・開運学では「幸せになるにはまず自分から」と考えますが、それは「自分さえよけりゃいい」ということじゃありません。それは単なる我欲であり、その先に待ってるのは尻すぼみの自己完結、閉ざされた世界だからやがて寂しく燃え尽きてしまいます。本当の幸せとはろうそくの火のように人から人に伝わるもの、あなたが幸せになることで他の人も分火(ぶんか)されて幸せの火がポポポッと広がることです。
七赤はいま愛が高まってる星回りです。大寒過ぎてから冷えも増すいっぽう、その温かい火をどうぞ他の人にも分けてあげてください。
大吉方位は北西。火力を増したいなら北西へどうぞ。

★八白土星・・・古すぎる日用品をいつまでも使っていませんか? たとえばぼろぼろのバスタオル、すり切れた服や下着、欠けた茶碗や色あせた箸、しょっちゅう機嫌が悪くなる電化製品。そういうのを使い続けてると知らないうちにストレスが溜まってイライラの原因になります。特に直接身につけたり口にするものはストレートに運気に影響してきますから注意しましょう。
「まだ使えるからもったいない」と思うかもですがちょうど今は年末、思い切って処分するには絶好のチャンスです。「古いものを捨てるともっといい新しいものが入ってくる」と開運学では申します、八白のあなたはちょうどいま運の切り替えどき、日用品の新旧を入れ替えると運気も自然に心機一転できることと存じます。
大吉方位は北西、吉方位は南東。もっといいものに巡り会いたいなら北西、いるものといらないものの分別を間違えたくないなら南東へどうぞ。

★九紫火星・・・「何ごとも経験」と古来申します。「やってみなければわからない」ということです。「いいと思って買ったけど全然役に立たなかった」というのも立派な経験、たとえばファッションセンスが垢抜けてる人ほど人一倍失敗や損を重ねているものです。
やって損するのとやらないで損しないのとどっちがいいかといったらそりゃもう前者、経験値が上がって知恵がつくからです。何もやらずに安全路線でいくのはその場から動かないこと、いつまでたっても進歩がなく経験値はひとつも上がりません。
やるかやらないか迷っていることがありますか? ここはひとつダメもとで賭けてみてはいかがでしょう、勝っても負けても運が鍛えられるはずです。
大吉方位は北東、東、吉方位は西。イチかバチかの大勝負に勝ちたいなら北東か東、手堅く勝ちたいなら西へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。あわただしい年の瀬は忘れ物やすっころびなどうっかり事故に注意、指さし確認で足もとをよく見ながら一歩一歩進んでまいりましょう。
それではみなさんすてきな年末年始をお過ごしください。2023年もよい年でありますように!

寝耳に水 2022年12月号


アントワーヌ★
早いもので今年も残すところあとわずかでございます。お部屋の大掃除は11月中にちゃっちゃと済ませたのですよねってなんですかこのありさま、ボロボロのカーテンにあちこち蜘蛛の巣が張ってゴシックホラー映画に出てくる廃城そのもの、そこに長い髪が床まで垂れた蝋人形のようなお嬢さまがボーッと猫足ソファに寝そべってマダムタッソーの館ですかここは。読み散らかした漫画本と食べ散らかしたみかんの皮もあちこちに。足の踏み場がございません。
お嬢さま☆(マンガを読みながら)うるさいなあこれからやろうと思ってたのに。
アントワーヌ★掃除のキモは四の五の考えずにまず身体を動かすことでございます。何から始めていいかわからないならまず大きなゴミ袋を用意して床に散らかった物を片づける、要らないものはそこにぽいぽい放り込んでいくのです。床は物を置くところではなく歩くところ、お掃除ロボットがすいすい走れるよう何も置いてはなりません。
クローゼットも同様、今ひとつ着る気にならない服や下着や靴やバッグはこの先も使いませんから即処分、ホコリの溜まったぬいぐるみや小物も同様です。
最後に雑巾を絞って窓や床やドアをピカピカに拭き上げればあら不思議、身も心もスッキリします。さあ特大の背負いカゴを用意してまいりましたお嬢さま、このトングでゴミをつまんで片っ端からカゴにぽいぽい放り込んでまいりましょう。
お嬢さま☆ちょっと待って! その前にタロットカードをめくらなくちゃ。
アントワーヌ★業界用語でそれを「逃避」と申します。まあいいでしょう、みなさんお待ちかねでしょうから。
お嬢さま☆掃除はタロットの後でやるわよ、でも腹が減っては戦ができないわ。
アントワーヌ★では大粒の栗がゴロゴロ入った濃厚生チョコケーキを焼きましょう、オレンジの皮で風味をつけて、生クリームもたっぷり添えて。
お嬢さま☆あっつあつの抹茶入り玄米茶も濃いめでお願い! それでは今月もみなさんの運気を生まれ月別にタロットでチラ見してみましょう。

★1月生まれ・・・
「禍福はあざなえる縄のごとし」「正負の法則」「一の裏は六」。人生の春夏秋冬は絶えず移り変わります。
暦の上の冬は11月〜1月、春は2月〜4月、夏は5月〜7月、秋は8月〜10月で、次の季節に移り変わる手前で約18日間の移行期=土用があります。土用とは節目、何かが終わって何かが始まるときです。
人生も同じ流れをたどる、たとえば今までピッカピカの夏を謳歌してた人はその先秋へと移行し、冬の日本海を泳いでた人はやがて春の日射しを感じることになります。
さて1月生まれのあなたは今どの季節にいるでしょう・・・はい「今は土用の時期です。一時的に真冬のような寒気に覆われたりうっすら汗ばむなど落差の大きい日々が続きますがそれらは一過性のもの、じきに安定しておだやかな春の晴天が広がるでしょう」とカードが告げています。今まで寒かった人ほどふんわか温かくなるでしょう。

★2月生まれ・・・「あなたはなぜ生まれてきたの?」
あどけない子どもからもしそう聞かれたら何と答えますか? 「色々な経験をして、色々な感情を味わうため」「なりたいものになるため」「修行して器を広げるため」「形ある世界に何かを残すため」「才能を活かして人の役に立つため」「おいしいものをたらふく食べるため」など答えはさまざまでしょうが、いずれにしても根本にあるのは「幸せになるため」じゃないでしょうか。
幸せの種はこの世に無限にあるからひと粒でも多く植えたい、そして1本でも多くの花を咲かせたい、やがて自分が生きる世界を花で満たしたい。いいですね、あなたをとりまく世界が美しい楽園になったらどんなにすてきでしょう。
「過去に植えた種がグングン成長して次々に花を咲かせるでしょう」とカードが告げています。美しい楽園の実現はあながち夢物語じゃなさそうです。

★3月生まれ・・・この時期になると寒さが身に染みます、うっかりすると身だけじゃなくて心もスーッと冷えそうになります。「みんな楽しそうなのになぜ自分だけいつもひとりなのか」「自分は孤独曼荼羅のど真ん中にいる」「人恋しい、だれでもいいから誘ってくんないかな」などとつい思っちゃうのは、日ごとに低下する外気温のせいかもしれません。
でもね世界って広い、すごく広い、あなたが思ってる一兆倍以上も広いです。ひんやりした心を抱えながらけなげに微笑んでるあなたにコンタクトを取りたがっている人がいることをご存知か。
「じきに便りが届くでしょう、お相手は強く頼もしい人です。あなたとその人はとてもいいペアが組めるでしょう」とカードが告げています。たしかに今はひとりで心もとないかもしれません、でもいつも誰かに見られてると思って行動しててください。

★4月生まれ・・・「金額の多寡に関わらず、人は理論ではなく気分でものを買う」という説があります。なるほど言われてみればその通り、最終的な決定打は「気分がいいから」です。それを手に入れた自分をイメージしてワクワクしたい、ウマの合う店員に気持ちよく乗せられたい、なんかスカッとしたい、もう理屈じゃないんですね。
ぜひとも手に入れたいものがありますか? 「自分にはもったいないかも」「この先何があるかわからないからとりあえず節約しとこう」と自分にストッパーかけてるならはずしたほうがいいでしょう。
それを手に入れることでウキウキできる、自信が持てる、自分を取り巻く世界が変わるような気がするならゲットすべきです。幸せになるにもお金が必要、お金は自分を変える道具、エイッと飛び越えないといつまでもそのままです。
「お金を使うことに罪悪感を持つ必要はありません。あなたに回ってきたお金はあなたを幸せにするためにやってきたのです」とカードが告げています。許容範囲なら気持ちよくどんと使いましょう。

★5月生まれ・・・4月生まれの欄で買い物の話をしましたけども、迷いが先に立ってなかなか決断できない、何かワクワクしないという場合、それは「あなたを幸せにしてくれないもの」の可能性があります。高揚感が得られたとしても一時的なもの、じきに飽きて放り出すか最後まで愛着が持てずにタンスの肥やしになることが予想されます。
買おうかどうしようか迷っているものがありますか? 3日考えてやっぱりほしいと思うなら買ってもいいかもですが、考えてもあんまりウキウキしないとかだんだん購買意欲が薄れてくるというなら不要品です。
それがほしいというより、お金を使ってうさ晴らししたい、気持ちの隙間を埋めたいだけかもしれません。お金の無駄になりますからそれ買うのやめてお腹の足しになるデリやスイーツ買ったほうがいいでしょう。あせらなくても本当に欲しいものはいずれ必ず登場する、これ物に限らずイベントや人も同じです。

★6月生まれ・・・「相手を怒らせて面倒なことになるよりここは自分が一歩引いて丸く収めといたほうがトクだな」。仕事の場ではよくあること、お金からんでますもん。
でもプライベートで毎回それをするとモヤモヤ、イライラして何にもいいことありません。苦虫を噛みつぶしやすいのはやさしい人、我慢強い人、思いやりのある人です。でもいい人が損するのっておかしくないですか。仏の顔も三度、毎度のことで腹据えかねてるなら摩擦を恐れずに言うことは言いましょう、「遅刻は相手の時間を盗むこと」「ドングリがドングリをマウントしても無意味」「お金の貸し借りは信頼関係を壊す」「結婚する気がない人とつき合うのは時間の無駄」。
あなたを悩ませるような鈍感な相手にオブラートは不要です。それを言って離れてくならその人はそこまでの縁だったということ、むしろ離れてくれてラッキー、自分にもっとふさわしい相手が登場する隙間ができたということです。

★7月生まれ・・・「何か大きなことがしたいなあ・・・そうだ! AちゃんとBちゃんにも声かけよう、ひとりより複数のほうがパワー大きくなるもん!」。結果どうなるかというと盛り上がるのは最初だけ、やがて空中分解して自然消滅、下手するともう二度とあの子の顔見たくない! になりがちです。発起人の目的が「何か大きなこと」と曖昧、そこにふたり加わろうが10人加わろうがますます曖昧になるだけだからです。
「私はこれをやりたい! AちゃんとBちゃんにも加わってもらおう」もアウト、責任の所在が曖昧で「あなたがやると思ってた」の堂々巡りになるからです。一番いいのは最初から自分ひとりでやること、方向性の違いで迷子になることもありませんし責任を誰かに押しつけることもできません。「この分野の知識はAちゃんから、このスキルはBちゃんから借りよう」ならOKですが、主軸はあくまでも自分です。
「そのプランを現実化しようと思うなら、他人を頼らず自分を頼ってください」とカードが告げています。本当にやりたいことはひとりでやりましょう。

★8月生まれ・・・育った環境はよくも悪くも本人の価値観に大きな影響を与えます。「親の当たり前」は子どもに遺伝しますから、もしそれが一般常識とかけ離れていたらその子は折に触れて壁につき当たり、親と同じように生きづらくなるでしょう。
物心つかないうちにすり込まれた情報はなかなか上書きするのが難しいですが、生きづらさの原因を「もしや」と本人が疑うことができれば修正は可能です。
気づくきっかけのひとつとして目上の尊敬できる人、いわゆる先生とか師匠とか親方とか呼ばれる人との出会いが挙げられます。その人からやんわり教えられるもしくはスパルタ式に鍛えられることで知恵がつき、より生きやすいほうに修正できるのです。自分を根底から変えてくれる確率が高いのは、やさしい人よりきびしい人です。
「あなたがひとり立ちしてより強く生きていけるように導いてくれる相手が登場しそうです。第一印象がどうあれ、しばらくおつき合いしてはいかがでしょう」とカードが告げています。

★9月生まれ・・・昭和にヒットした「女のみち」という曲の歌詞からわかることは、「ささげて」「すがると」「いじめられる」ちゅうことです。
令和の今になっても好きな人に尽くしちゃう人は少なくありません、しかし相手に尽くしすぎるとやがて相手がそれを「当然のこと」と思うようになります。友達でも恋人でも夫婦でも親子でもぴったり密着しすぎるとパワーバランスが崩れて主従関係が生まれ、どちらかが我慢の子になります。いずれ我慢してるほうがイヤんなってそっと去るもしくは逃げ出すことになるでしょう。
自分のためになる我慢ならなんぼでもできますけども、人のための我慢はあんまり続きません。どころか何やってんだオレみたいなみじめ感、げんなり感、うつうつ感に襲われたりします、ところで洋服屋の店員さんがよく口にする「サイズ感」「フィット感」「生地感」って何なのか。
「尽くしすぎていませんか」とカードがたずねています。わりに合わないなあとため息が出るならその関係から逃げ出して、これからは自分のために尽くしましょう。

★10月生まれ・・・人は人、自分は自分とわかっていながらついつい隣人の幸不幸に敏感になってしまうのが私たち人間というものです。無意識のうちに他人と比較して自分の立ち位置を確認する本能がありますから、これは仕方ありません。
たまに自らオープンにする人もいる、たとえばカーテン開けっぱで生活してる家ありますよね、ささやかな開放感と引き換えに他人の視線を受け入れてるわけです。視線だけならいいですがそのうち人から「あれはお義母さんやろか」「きょうはカニ鍋か景気いいなあ」「最近誰も来いひんわ」なんていらぬ念まで受け取ることになります。
薄暗くなったらカーテン閉めてプライベートライフは覆い隠すが吉、これ家に限らず外でも同じ、自分の幸もしくは不幸を人前で開けっ広げにするとあんまりいいことありません。不幸はあんまりうらやましがられませんが幸は嫉妬のもと、ねたみそねみでうっかり足を引っ張られることがありますのでご注意ください。
10月生まれはツイてます、幸せの波が押し寄せてお金、人間関係、仕事すべて順風満帆かと思います。宝くじ当たっちゃう人もいるかもですが、幸せをキープするためにもなるべくいつもと変わらぬ顔でお過ごしください。

★11月生まれ・・・夢は成長とともに変化するものです。子どもの頃「美容師さんになりたい!」と思ってもいざ大人になってみたら看護師になってたなんてざら、たまに幼い頃の夢をストレートに叶えちゃう人もいますが少数派です。
何になろうとそれはそれで結果オーライ、それもまた運命、成長していく過程で価値観や理想はどんどん上書きされていきますし、流行り廃り、ニーズの有無など時代の流れちゅうのもあります。だから自分は何が何でも歌手になるとか板前になるとかかたくなに思い込まなくてOK、無理に決めつけると窮屈な人生になっちゃいかねません。
「理想と現実が食い違っても気落ちする必要はありません、あなたが幸せを感じられるならどこに身を置いて何になってもいいのです」とカードが告げています。美容師希望が看護師になってもいいじゃないですか、どっちもびよういん関係ですし。どちらも人のためになる、人の喜ぶ顔が見られるという点では同じです。

★12月生まれ・・・全国旅行支援のおかげで至るところスーツケーストラベラーだらけ、昨今は外国人の姿もよく見かけるようになりました。やはり人種問わずいくつになっても旅行は楽しい、退屈な日常から抜け出して新鮮な非日常を味わえますもの。
とはいえ非日常の世界はいつもの世界とまったく違う、「郷に入っては郷に従え」とはよくいったもので、慣れ親しんだ価値観や常識がそのまま通用するとは限りません。その土地にはその土地のルールがあり、そこから逸脱した行いをすると当然きびしい反作用を受けることになります。現地の人の言うことに大人しく従っとけば問題ないものが、いらぬ冒険心を起こして身に危険が及ぶこともあります。
旅行の予定がありますか? 師走の旅行もおつなもの、浮世の喧噪を横目にのんびり温泉三昧なんて最高のぜいたくです。ただし旅先も年末年始もともに「非日常」、非日常×非日常イコール異次元なので①危険な橋は渡らない、②いかなる場合も身の安全が最優先、③時間とお金と体力にゆとりを持って行動する、の3つを厳守しましょう。旅行に出ないで自宅で過ごす人も年の瀬はこの3ポイントをしっかり守っときましょう。

・・・はい、こんな感じです。終わりよければすべてよし、みなさん風邪に気をつけて楽しい年末をお過ごしください。それでは今月も明るく元気に行ってらっしゃい!

2022年11月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
7日の立冬を過ぎるとあっという間に冬が押し寄せます、暖房器具や冬用の寝具を用意して・・・ってすでに使っている人も多いでしょう、最近は夏が終わったらすぐに冬ですもんね。
16日は二の酉、28日は三の酉。三の酉まである年は何かと騒がしいと申します、大掃除やお正月の準備など年末年始のイベントは早めに済ませて年末はゆったり過ごしたいものです。
全員に共通の凶方位は北東、南東、南西。それでは11月7日から12月6日までの九星別運気と吉方位、軽やかにまいりましょう。

★一白水星・・・普段どんな音楽を聴いていますか? 暗い曲、泣ける曲、楽しい曲、激しい曲、晴れやかな曲、相撲甚句など色々でしょうが、一般的な傾向として陰気で重い曲を好んで聴くときは気持ちと運気がどんより低迷してるとき、陽気で軽い曲を聴きたくなるときは気持ちと運気が高揚してるときです。
気持ちが曲を選ぶのか、曲が気持ちを誘導するのかはニワトリと卵のようなものですが、いずれにせよ両者の間には強い相関関係があります。
一白のあなたは・・・はいこのところアップテンポで明るく軽いノリの曲を選んでいらっしゃるのではないでしょうか。なーんかウキウキするのはなぜだろうなぜかしら、今年は色々あったけど今となってはこれでいいのだとひとりうんうんうなずいて納得してる姿が水晶玉に映っています。
大吉方位は西、吉方位は東。懐かしアイドル歌謡の世界にタイムワープしたいなら西、エッジの効いた前衛ジャズの世界に跳びたいなら東へどうぞ。

★二黒土星・・・人の悩みの3大要素であるお金と健康と人間関係は一朝一夕には解決できません。「お金持ちになりたい」と思ってもすぐお金が手元に入ってくるわけじゃないですし、健康だって「血糖値を下げたい」と思ったら手間と時間をかけて徐々に体質を変えないといけません。人間関係だって「友達を作ろう」と思ってもすぐできるわけじゃない、それなりに気を遣って地道に信頼関係を築いていく必要があります。
成否のキモは「目的達成の意志と努力が持続できるかどうか」。難しいですよね、だって面倒くさいもン。でもちょっと気合い入れて頑張らないと永遠にお金も安心できる血糖値も友達もゲットできません。「3年後もそのままでいいわけ?」と自分に問うて、うーんちょっと困るなあと思ったら今すぐできることから始めましょう。
二黒は面倒なことも軽々クリアできる星回り、叶えたい夢があるなら四の五の自分に言い訳せず速攻でチャレンジしてみてください。
大吉方位は南、吉方位は北、東、西、北西。価値観をスムーズに上書きしたいなら南、金運を上げたいなら北、自分の本心を知りたいなら東、家内安全円満成就なら西、やっぱり健康が一番なら北西へどうぞ。

★三碧木星・・・「強欲」とか「欲張り」って聞くとイメージあんまりよくないですけども、そもそも人って欲があるのが当たり前、だって心の中は空洞、「穴を満たしたい」と願うのは本能だからです。心には実体がありませんからそこに注ぎ込む欲にもきりがありません。いいじゃないですか欲が無限に湧いたって、それだけ生存本能が強いというあかしなンですから。
お坊さんに憧れて無欲になろうとしても無理、どんなに偉いお坊さんだって食欲性欲睡眠欲これがほしいあれもほしいはありますよ人間だもの、いわんや一般人をや。だからいたずらに欲を消そうとせず、それが自分や周囲の幸せにつながるなら欲望上等! と正々堂々叶えればいいのではないでしょうか。
どうせ時間と労力を使って叶えるなら小さな欲より自分が最大限幸せになれる欲がいい、その見極めが今月の三碧なら可能かと思います。欲深でけっこう、あなた内宇宙における最大の欲を叶えるべくGO! でございます。
吉方位は北、南。物欲を満たしたいなら北、精神欲を満たしたいなら南へどうぞ。

★四緑木星・・・自分を取り巻くあらゆるものから人は運を吸収します。家、職場、移動先、身につけるもの、読む本、目にするサイト、聴く音楽、人間関係、食べる物。特に食べ物はビビッと迅速に作用しますから、そこら辺にあるものを適当に口にするより「この運がほしい」というスタンスでメニューを選ぶといいでしょう。
たとえば朝食はやる気や元気を引き出すために肉系、炭水化物、炭酸水、昼食はルーチンワークに耐える、または人間関係をよくするために根菜類、麺類、香りのいいお茶、夕食は消耗した運をリカバリーするメニュー、そうですねたとえば身体が疲れてるなら鍋、金運を上げたいなら卵焼き、萎えた気持ちにカツを入れたいならピリ辛料理、リラックスしたいなら適量のお酒といった具合です。
四緑は人と飲食もしくはひとり外食の機会が増える予定、もしメニュー選びに迷ったら時間帯に関係なく上記の例を参考にしてみてください。
吉方位は北、南。みんなで楽しく盛り上がりたいなら北の店、「こんなおいしいの食べたことない!」とびっくりしたいなら南の店へどうぞ。

★五黄土星・・・ツキのあるなしは繰り返します。ツイてるときっていいことがばんばん続きますけども永遠に続くわけじゃありません。運気曲線の上昇がマックスに達した瞬間、今度はゆっくり下降に転じます。山の頂上に達したあとは下るしかない、そして谷底まで下り終えたらそこから次の山に向かってまたゆっくり登っていくわけです。
運の下降期は意に反することが起こりやすいですが「なるようになるさ」と自然の流れに任せると大難が小難になります。いたずらに頑張って無理やり流れを変えようとすると、ねじれた現実が元に戻ろうとする反動で小難が大難になったりします。
五黄はいま微妙な変わり目にいます。霧が出てるといいますか、いい悪いで一刀両断できない転換点といいますか。どっちに進むか決めかねるときはしばらくお茶でも飲んでてください、そのうち霧が晴れて道が見えてくるでしょう。
大吉方位は南、吉方位は北、東、西、北西。心のシワをのびのび広げたいなら南か北、方位磁石がほしいなら東、横のつながりを強化したいなら西、登山も下山もどんとこいの健脚がほしいなら北西へどうぞ。

★六白金星・・・腕力だけ強くてもだめ、頭だけよくてもだめ、一番理想的なのは腕力も知力も両方備えていることです。人生ってある意味戦いの連続、基本は自分との戦いですが他人と戦わなきゃいけないこともけっこうある、そういうとき文武両道で強い両輪持ってるとかなり有利に戦えます。でも子どもとかきゃしゃな女性とか老人などは鍛える筋肉にも限りがある、そういう人たちの頼みの綱は知力つまり知恵です。
最初から地頭(じあたま)のいい人もいますがそうでない人は自分で頭の筋肉を鍛える必要があります。本をたくさん読む、頭のいい人のまねをする、「これはどうしてこうなるのだろう」と自分で考える、色々な人の意見を聞く、他人の気持ちを想像する、知恵の輪に挑戦するなど色々な方法がありますから、楽しみながら日々脳筋エクササイズなさるとよろしいでしょう。
六白は50のエクササイズで100の成果を得られるコスパよし月間、乾いたスポンジがスゥーッと水を吸収するように脳が知識やノウハウをガンガン吸収できるときなので、一生懸命お勉強されてください。一度身についた知恵は一生ものの武器や防具になります。
吉方位は西。武力を使わず知力で平和裡に問題を解決したいなら西へどうぞ。

★七赤金星・・・年末近くになってトラブルが起こるのは年初から溜まってる負債が噴出してるあかし、放っといて来年に繰り越すとどんどん悪化しますから安易に迂回せずできる範囲で精算&清算しましょう。
たとえば今ひとつ体調がよくないなら食生活が偏ってる、睡眠不足、運動不足、生活が投げやり、自分のケア怠ってるのが原因かもしれません。お金が不足してるなら収支の計算間違い、現実逃避、自制心の欠如、心に隙間風が吹いてる、カードの持ちすぎなどが考えられます。対人トラブルなら相手に期待&依存しすぎ、距離感近すぎ、人がよすぎ、見栄張っていい格好しすぎ、慣れすぎかもしれません。
これらを俯瞰するとすべての原因は自分にある、つまりトラブルは誰あろう自分が引き起こしているということに気づきます。人生って自分持ちですから。
七赤は面倒な案件抱えてちょっぴり憂うつかもしれませんけども、もうちょっと頑張ると幸せの庭への入口が見えてまいります。そのお悩み、糸口さえつかめばわりとするするほぐれる暗示です。あまり深刻に考えず、素直な子どもだったらこの問題にどんな答えを出すかな? と考えてみてください。
吉方位は北西。問題を解決する勇気と実行力とツキがほしいなら北西へどうぞ。

★八白土星・・・目だけを頼りに生きていると見えるはずのものも見えなくなってしまいます。人間の視野範囲は左右各100度だそうですから、目の前の200度は見えるけども後頭部の160度は見えない、つまり自分の背後は死角になるわけです。
また自分を自分の目で見ることも不可能、鏡と相対してもそこに映るのは左右反転した自分です。「自分を客観視しなさい」「俯瞰しましょう」とよくいいますが目ン玉を取り出してドローンみたいに操作できるならいざ知らず、普通はできません。
じゃあどうすればいいかというと「意識」を飛ばせばいいんですね。実際に見るのではなく「いまの自分は横から後ろからあるいは上から見るとどう見えるかな?」と想像するわけです。意識はドローンより縦横無尽に飛ばせますから、色々なものが見えてくるはずです。特に窮地に陥ったとき、トラブルに遭ったときは試してみてください。肉眼では見えなかった突破口や非常口が見つかるかもしれません。
孤軍奮闘してる八白はたまに意識を飛ばしてみましょう、後ろから自分を見て「ひとりでよく頑張ってるなあ」「背骨もっと伸ばそう」「後頭部の髪の巻きが甘い」など、さまざまなことに気づくことと思います。
大吉方位は南、吉方位は北、東、西、北西。視野範囲を宇宙大に広げたいなら南、家族や恋人など親しい人の心の内を透視したいなら北、疲れ目を回復させたいなら東、過去を見つめ直したいなら西、未来の自分を見たいなら北西へどうぞ。

★九紫火星・・・「私は運がない」「不幸な星の下に生まれた」という人に限って自分が持ってる幸せに鈍感だったりします。よくよく考えれば要所要所でタイミングよく難を逃れてたり人から助けられたり才能があったり何度もチャンスが巡ったりしているのですが、はなから「運が悪い」と思い込んでいるためにそれがわからない。つまり緑色の眼鏡をかけて赤い幸せを見逃しちゃってるようなものです。
あなたはいかがでしょう、すでに手にしているものに気づかず「あれがほしいこれがほしい」と駄々をこねてませんでしょうか。そういうのを「うちのタイより隣のイワシ」と申します。そのままグチってるとせっかく持ってるタイが持ち腐れ、あるいはイワシしか持ってない人に「いらないの? じゃあもらってくね」とさらわれてしまうかもしれません。
11月の九紫は押しも押されもせぬウルトラ幸せ月間、いまが幸せじゃなくていつ幸せなのとじっくり問い詰めたくなるほどの強運ぶり、もしいま幸せを感じられないなら、知らないうちにかけている色つきのメガネをはずしてください。
吉方位は北西。裸眼でちゃんと現実を見たいなら北西へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。さわやかな秋は悩みを手放して青く澄んだ空に放り上げ、身軽になりましょう。どうしても悩みが手放せないときは大自然豊かな場所へ行ったり吉方位の温泉にじっくり浸かると疲れ目、肩こり、腰痛がラクになるはずです。それでは今月もどうぞお元気で!

寝耳に水 2022年11月号


お嬢さま☆
これから大黒猫のクロリンドに乗って紅葉狩りに行ってくるわ! 紅葉を楽しんだあとは野趣あふれる大露天風呂にのんびり浸かり、地元の贅を尽くした旅館のおもてなし料理をがっつり楽しむ予定よ!
アントワーヌ★全国旅行支援クーポンをご活用でございますか、すでに予算が上限に達して予約終了したところも少なくないそうですから事前にしっかりチェックされるとよろしいですよ。
早くも11月、7日は立冬でいよいよ冬到来、例年より冷えるそうですし年末年始の準備もそろそろ視野に入れないといけませんしであまりのんびりし過ぎませんように。面倒な冬支度や大掃除は今月から始めておけば師走にあくせくしなくて済みますよ。
お嬢さま☆掃除って面倒、掃除のない世界で暮らしたいものだわ!
アントワーヌ★いずれいやでも行けるから大丈夫ですよ。紅葉狩りに出かける前にタロットをめくるのをお忘れなく。
お嬢さま☆腹が減っては戦ができないわ、今日のおやつは焼きたてのスイートポテトをお願い! 皮を器にした大盛りのやつ、生クリームも添えてね!
アントワーヌ★ニルギリに生リンゴを煮出したアップルティーを合わせましょう。
お嬢さま☆すてき! では今月もみなさんの運気を生まれ月別にタロットでチラ見してみましょう。

★1月生まれ・・・
世の中にあるものの大半は過去の焼き直し、今どきのファッションも食べ物も住まいもみーんな古い倉庫から引っ張り出してアレンジもしくはリメイクしたものです。
「最先端」とは「最新パターン」ちゅう意味、もし人から注目されるアイデアや作品を打ち出したいなら、できるだけたくさん過去をあさってステキな切れ端を集め、自分なりにカッコよく成形すればいいのです。
「いいものが出来上がるでしょう、それはヒットする暗示です」とカードが告げています。あなたという個性で味つけしたパッチワーク、ぜひ世間にご披露なさってみてください。

★2月生まれ・・・「どうしてもあれを手に入れたい!」というとき、感情が高ぶったまま動くとたいていミスします。いわゆる上すべりというやつですね。地に足をつけて行動するにはなるべく冷静になる、つまり情より理を優先させると命中率はグンと上がります。
ものすごくほしいものありませんか、あるでしょう、「ほしいほしい絶対ほしい」と感情に翻弄されてるうちはなかなか手に入りませんけども「じゃあ具体的にどうすればいいのか」が見えてくると対象物が向こうからどんどん近づいてまいります。ほてった頭をクールダウンし、それを手に入れた場面を想像して逆算してみてください。

★3月生まれ・・・親だろうが子だろうが親友だろうが人間関係は一過性の水ものです。一緒に流れてたとしてもやがて分岐点が来ればおのおの別ルートをたどる、その先でまた合流するかもしれませんしもしくはスパッと離れてまったく別の流れに入るかもしれません。そういうのを繰り返し繰り返していずれ全員同じ海に注ぎ込むわけです。なのでくっついた、離れたをいちいち気にする必要はない、あなた的には自然でベストなルートをたどっているだけなンですから。
最近ちょっぴりつらい別れがありましたか? でも大丈夫、あなたがそれに納得しててもしてなくても、結果的にはそれでよかったはずです。 

★4月生まれ・・・人間て弱いので放っておくとどんどん楽なほうへ流されていく、それをくい止めるのが意志の力です。意志とは船のイカリというか人生のつっかえ棒のようなもので、それがひょろひょろしてるとなかなか現状維持ができません。
健康もお金も人間関係も仕事も今の幸せを維持したいもしくはさらに規模を大きくしたいなら意志が必要、じゃあ意志はどうやったら強くなるかというと意志の筋肉略して意志筋を鍛えればいいのです。
やり方は簡単、なるべく規則正しい生活を送るだけです。朝起きて日中働いて夜眠る、そうやってお日様の時間軸に沿った生活を続けるうち、自然に意志筋がパワーアップしてまいります。

★5月生まれ・・・最初は善意で始めたものの、やってるうちに重荷になったことありませんか。ああこんなことやらなけりゃよかった、見栄張った、いい子ちゃんぶった、自分に酔ってたのかなあ。
・・・よくあることです。でも無理してそのまま頑張るのは子泣き爺を背負うようなもので、時間とともにどんどん重くなってすっごく疲れますから早めに何とかしたほうがいいでしょう。自分にとっては美談でも周囲からは「大変ねえ」「いい人なのねえ」「最近疲れてるみたいだけど大丈夫かしら」「無理しちゃうタイプだから」と同情されてるかもしれません。
見栄とか世間体とか建前とかんなもなぁかなぐり捨てて子泣き爺が泣いても放っとく、しばらく様子を見る、誰かに代わってもらう、いっそ放り投げて一目散に逃げるなどしてしっかり自分をお守りください、自分を守れるのは自分しかおりません。

★6月生まれ・・・親ガチャとかご近所ガチャとか上司ガチャとか「自分の意志ではどうしようもないこと」を○○ガチャと例える昨今ですけども、ガチャで得たものにもちゃんと意味があります。たとえば毒親、これは「悪い見本を乗り越えて強く賢く生き抜きなさい」ということですし、ちょっと変わったお隣さんは「忍耐力を養いなさい」「解決法を考えなさい」「言いたいことはきちんと言いなさい」という課題が与えられたちゅうことです。
うれしくないガチャを与えられるのは自分の弱点を見つめて鍛えて強くなる機会を与えられたということ、いわば自分を育てる鬼コーチ、鬼トレーナーがついてくれたわけです。ガチャに押しつぶされないためにはそれをうまく活用して知恵に錬金すること、そうすれば卒業して次のもっと大きなガチャにチャレンジできます。得るガチャが大きくなるにつれ自分の器も大きくなります。

★7月生まれ・・・「捨てる神あれば拾う神あり」って聞いたことありますか、自分では「だめだこりゃ」と思ったものでも人から見れば「わあすごい!」ってびっくりするものかもしれないということです。これ対物じゃなくて対人でも同じです。
たとえば恋人にふられたり、友達から距離を置かれたりしたときってつい自分は最低でダメな人間だなんて思いがちですけどもいいえそうじゃない、3月生まれの欄でも述べましたが単に流れが分岐しただけ、自然にそうなっただけです。分岐しないと出会えない相手もいますから、悩んでるヒマがあったらどんどん先に進みましょう。
「次に出会う相手はあなたの個性を高く評価してくれるでしょう」とカードが告げています。まじめな7月生まれは自分の短所に目を向けがちですけども、あなたには長所がたくさんあります。自信を持って大丈夫です。

★8月生まれ・・・年末の宝くじの季節になるとみんな一攫千金を夢見ますけども貧乏な人がお金持ちになるにはまずお金持ちの価値観や生活を知らねばなりません。じゃないとイメージできない、イメージできないことは現実化しないからです。
ネットやテレビで見るお金持ちの姿は表層をなぞっただけ、本当に理解したいならたとえば一流ホテルのティールームとか高級服店とか高級レストランなどお金持ちがたくさん集うところに行って同じ空気を吸えばいいのです。
「インテリアが格好いいな」「いいにおいがする」「こういう服を着てこういうものを食べてるのか」「支払うときにちゃんとお礼を言ってるな」、心は形から入りますからそこで気づいたことをできる範囲で自分も取り入れれば、お金持ちの世界に爪先を突っ込むことになります。あとはお金を稼ぐ努力とあきらめない根性と強いイメージ力つまり念力、この3つを持ち続ければ現実世界が徐々に変化してまいります。

★9月生まれ・・・誰かもしくは周囲の圧を受けて自分の意見を引っ込めたことありますか。下手に逆らって波風立てても面倒だし、ここは自分が引っ込んで現状維持でいこうと無表情&沈黙をキープするわけです。これ職場なら仕方ないかもですがプライベートとなると話は別、それやってるとずーーーっと不満を抱えたまま今の生活が続くことになります。もったいないですね。
職場変えたい、引っ越したい、居心地よくないグループから離れたい、既製服がすんなり入る体型になりたいというなら一大決心して現状を変えないといけません。そのときの自分内葛藤や周囲との摩擦が強ければ強いほど変化のパワーも強くなります。「現状から脱皮するにはひと悶着あるのが当たり前」と心して、ごたごたを恐れず力強くお進みください。

★10月生まれ・・・金は天下の回りものと申します。回りものですから「使ったらもったいない」と自分のところで流れをせき止めてしまうと逆に入ってこなくなる、溜まった水はやがてどんより濁り、その人自身もなんか濁った気をまとうことになります。
そもそもお金は世の中に役立つために生まれてきたのでちゃんと活かしてあげるが肝要、一番いい活かし方はまず自分を生かす&活かすために使う、次いで人が喜ぶことに使うのです。
最近はお歳暮? 何ですかそれという人も少なくないですけども、あれってお世話になった人に物を贈ることで自分のお金回りをよくする縁起なんですね。お金に感謝を乗せて流すと回り回って仲間を引き連れて戻ってくる、理屈じゃなくてはなからそういうシステムになっているのです。お歳暮とかプレゼントとか普段あんまりやってない人はぜひ試してみてください。

★11月生まれ・・・オレオレ詐欺、還付金詐欺、フィッシング詐欺など詐欺が古来すたれないのはだまされる人がいるからです。どんな人がだまされるかというと①人と話すのが好きな人、②人の話を疑わない素直な人、③やさしくて思いやりのある人、つまり「いい人」です。
「ウソちゃうん」「そんなうまい話あるわけないやん」「あんたみたいなアホな子ども生んだ覚えないで、はいさよならー」と言える人はだまされにくい、しかしなぜ全員関西弁なのか。そういう切り返しができるのは別に心が汚れてるわけじゃなくて洞察力があるからです。
11月生まれは心のきれいな人が多いかと思いますが、くれぐれも「善良だけど頭の悪い人」にならないようお気をつけください。人を疑うのは悪いことじゃない、自分の身を守るために必要なことです。

★12月生まれ・・・泣いて泣いて泣き明かしたあげく、もしくは疲れて疲れてしばらく倒れてたあげく、ふと「お腹すいた」と思ったことありませんか。それ再スタートの合図です。
いったんどん底まで落ちると自分にとって一番大事なものがわかる、はい自分の命ですね。命を燃やすためには燃料つまりカロリーを摂取しないといけませんから、どん底から再スタートするときはケーキでも大福でも牛丼でも何でもいいからとにかくしっかり食べる、そうすると命が安定して次の一手が見えてきます。
ストレスが溜まったときは無理せず休む、無理してもトクしないもん、やがてお腹がすいたら好きなもの食べながら「温泉行ってちょっとくつろごう」「冬のコートを新調しよう」「古い家具を捨てて模様替えしよう」「引っ越そう」など次にできることを考えてみてください。そこから再生が始まります。

・・・はい、こんな感じです。秋の健康診断はもうお済みですか、まだの方は早めに済ませてこれから来る冬を元気に迎えましょう。健康な身体に健康な精神が宿る、その逆もまた真なりです。それでは今月も明るく温かく行ってらっしゃい!

2022年10月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
10月10日はスポーツの日、ちょっと前までは体育の日と呼ばれていました。さわやかな季節なのでこの日に限らず毎日散歩して、心と身体の新陳代謝を促しましょう。
17日は伊勢神宮神嘗祭、もよりの神社、好きな神社へ参拝して来年の夢を祈願してはいかがでしょう。
10月20日から11月6日は秋土用、秋から冬へ季節が移り変わる期間で体調が乱れやすいときですからムリは禁物、仕事や用事はなるべく日の出てるうちに片づけて、秋の夜長はのんびり過ごしたいものです。
土用明けの11月7日は立冬、いよいよ年末が視野に入ってまいります。

全員に共通の凶方位は東、南東、南西、西。吉方位はそれぞれの星の欄をご参照ください。それでは10月8日から11月6日までの九星別運気と吉方位、まいりましょう。

★一白水星・・・狭い場所でじっとしていると色々なことを考えます。自分の人生間違ってるんじゃないか、友達が少ないのはなぜだろう、親がウザい、最近ちょっと体調悪い、年取っても悟れない、カード使いすぎてお金ないからこれから先すごーく心配。
「ハロー、これからお茶しない?」と気の合う誰かから声がかかれば少しは気がまぎれますけども、声がかからない場合はそのままどんどん深みにはまりがちです。
でもどんなに悩みが深くても「すべての悩みは一過性」という原則があります。自分はもちろん自分を取り巻く環境は絶えず変化しているし、その悩み自体も変化していますから、同じ悩みがずーっと末永くつきまとうわけじゃありません。なのでその場その場で暫定的に対処していけばOK、つまり「上手に気をまぎらわせればいい」ということです。
ちょっぴり憂うつだった一白は今月から潮目が変わります。あれ? 勝手に気持ちが盛り上がってきたぞーみたいな感じになるでしょう。原因は星の運行、これ誰にも止められない、「そういうもん」と思ってそのまま快復&上昇してってください。
大吉方位は北西、吉方位は北東。楽観的になりたいなら北西、現実的にきっちり対処したいなら北東へどうぞ。

★二黒土星・・・コロナ禍もだいぶ落ち着いてきました、一時期は騒然としたものの、予期せぬ「恩恵」もありました。そう、人と人の距離感です。「キープディスタンス」のかけ声のおかげでスーパーで婆さんに後ろからカゴでぐいぐい押されたり、停留所でバスを待ってるときに婆さんにべったりくっつかれることもなくなりました。
「君子の交わり淡きこと水のごとし」と古来申します、これからもずっと長くつき合いたい人ほど、ちょっと物足りないなあと感じるくらいの距離感がベストかもしれません。下手にくっつくとマウントもしくはビーマウンテッドが始まる、劣等感を感じる、相手の態度にイライラする、よけいなこと考えすぎて落ち込むなどあんまりいいことありません。「人は人、自分は自分」「人よりまず自分」と考えて人のこと気にせず、しかし和は保ちつつ生きていくのが賢明です。
二黒はそれが実践可能な星回り、気持ちがシャキッと自立してるからです。周囲との調和を保ちつつも唯我独尊をがっちり貫き、ご自分の道に邁進されますように。
大吉方位は南、吉方位は北。モテ運上げたいなら南、長年の悩みごとを解決したいなら北へどうぞ。

★三碧木星・・・意識する・しないに関わらず年を重ねるほど表情が険しくなりやすいのは、すぐには解決しない問題が少しずつ山積してくるからです。ひとつひとつは小さな問題でも積み重なると重くなる、で必然的に眉間にしわが寄ってしまうわけです。しかし悲痛な顔つきの人に近寄る人はいない、心の葛藤をそのまま表情に出してるとやがてひとりぼっちになってしまいます。
ぼっちになると幸せをつかむ確率が低くなる、幸せは人からもたらされるからです。じゃあどうすればいいかというと辛いことがあっても悲痛な顔しない、ポーカーフェイスで口元にやんわり微笑み浮かべていればいいのです。すると「あの人はいつもニコニコして楽しそう」「近寄っても安心」と判断されて人が寄ってきます。
三碧もこのところ地味に面倒なことありませんか。喜怒哀楽の喜と楽は顔に出してもいいけど怒と哀はあんまり出さないほうがいい、いつもにっこりしてれば人がわらわら寄ってきて喜びのおすそ分けや助け船を出してくれる確率が高まります。
吉方位は北、南、北西。乗り越える力がほしいなら北、何も考えず脳天気にいきたいなら南、周りのみんなとなじみたいなら北西へどうぞ。

★四緑木星・・・「あそこのパワースポットはよく効くらしい」「あそこの神さまならきっと何とかしてくれる」。パワスポ巡り&神頼みが相変わらず人気です。
その理由は、①パワスポは気のいい場所にあるので足を運ぶと心身が軽くなる、②精神安定剤的な役割がある、③実際に御利益があるなどでしょうか。
気になるのは3番目、じゃあご利益を受けられる人と受けられない人の違いは何なのか。その人の持ってる運とかタイミングとかさまざまな要素がからみ合ってるでしょうが、一番重要なのは神さまのお眼鏡にかなうかどうかです。
じゃどういう子がお眼鏡にかなうのか。「もし自分が神さまだったら」と置き換えてみるとわかりやすい、「幸せについて真剣に考える子」「しっかり努力する子」「その願いにウソのない子」「心根がまっすぐで可愛げのある子」じゃないでしょうか。つまり純粋で素直でちゃんと頑張る子です。
今月の四緑はその3つの条件をすべて満たしてます。神さまに願いごとを叶えてもらえる確率はかなり高いと思います。
吉方位は北、南。長期的なスパンで大きな夢を叶えたいなら北、とにかく今を楽しく過ごしたいなら南へどうぞ。

★五黄土星・・・人の悪口を言ったことありますか。そのときはスカッとするかもですがやめといたほうがいいですよ、ツキが落ちますから。ネガティブな言葉を口に出すと言霊(ことだま)が働いて、言ってる本人にその報いが帰ってきます。いわゆるブーメランてやつ、たとえば同じようなことを自分が言われるとか、言ったことが本人の耳に届いて反撃されるとか、「○○さんはそういうことを言う人なのか」と憧れの鈴木山くんにドン引きされるとかですね。
そもそも悪口を言うのは自己肯定感の低い人つまり自分に自信のない人、人をおとしめて自分を上げようという気持ちが無意識に働いてしまうのですね。しかし「あの人と比べて自分のほうが上もしくは下」と相対的に見てるといつまでたってもどんぐりの背比べ地獄から抜け出せません。人と自分を見比べるのを止めてもっとずーっと上にある「絶対的なもの」と自分を照らし合わせたほうが心がラクになるうえ人間的な器量も増してステキな人になれます。
五黄は色々な人と色々なことを話す機会が増えるでしょう、そのとき気をつけたいのは「あの人って○○だよねー」みたいな悪口を共有しないこと。うっかり発したり同調すると自分の格と運気を落としますのでご注意ください。
大吉方位は北東、南、吉方位は北、北西。自分の品格を守りたいなら北東か南、弱い心にカツを入れたいなら北、口の災いを防ぎたいなら北西へどうぞ。

★六白金星・・・「運を変えるには環境を変えるのが一番」と開運学では申します。とはいえ引っ越しとか転職で環境を変えるのはなかなか難しいですよね。実はそれよりもう少し負担の少ない方法があるのをご存知ですか、はい簡単、時間の使い方を変えるのです。たいていの人は時間に追われながら生きてますけども、一転して追う側に回るのです。時間が来たから動くのではなく時間を先取りして早めに動く、朝7時に起きないといけないならその前の6時半に起きる、あるいは午後1時にヤマちゃんと待ち合わせしてるなら12時半に待ち合わせ場所に到着する。
いずれも30分先取りするわけですが、この30分が大きな心の余裕につながるのです。朝の30分は大きいですよ、ささっと掃除できるし朝ご飯もう一品作れるし大事な書類に目を通すことも可能になります。待ち合わせで時間が余ったら読みかけの本を読んだりメールを返信したりメイクの修正とかもできる、何より「相手より早く着いている」ということで余裕のよっちゃんで相手を迎えられます。
六白は忙しい日々をお過ごしのことでしょう、でも忙しいときほど時間に追われるより自分から追ってください、ツキが上がって流れがよくなるうえ直感も高まってミスが少なくなります。
大吉方位は北、吉方位は南。もっと早寝早起きしたいなら北、宝くじ運ガーンと上げたいなら南へどうぞ。

★七赤金星・・・どこにいてもパッと目立つ人いるでしょう、そう「オーラがある」「後光が射してる」人。よくわからないけどなんか違う、内側からキラキラ輝いている。それを言葉に置き換えると生命力とか気力とか色気、みずみずしく力強い光をグワーッと放射してる感じです。
「自分は地味でいい」「目立ちたくない」なんて思うなかれ、光が強い弱いは人生の幸運度に比例しますから、できるだけ輝いたほうがいいのです。じゃあ光を強くしたい場合はどうするか。光の強弱は本人の意志と運と徳で決まりますが、内側から放つ光が足りないなら外側を光らせる、つまりジュエリーや服、バッグなど身につけるものを光らせればいいのです。ほら芸能人とか人前に立つ人ってみんなキラキラした衣装着てるでしょう、人目を惹くと自分に人の気=人気が加わって光が強くなるからです。
七赤はいま魅力や能力を最大限に発揮できるとき、ていうか発揮してなんぼのとき、地味に過ごしてるとせっかくの幸運期が泣きますよ。「埋もれたら損」「輝いた者勝ち」と心して内から外からキラキラ派手に輝いてください。
大吉方位は北東、吉方位は北西。全身にキンキラのグリッターをまといたいなら北東、品のいいパーリーシャイニーをまといたいなら北西へどうぞ。

★八白土星・・・今年もさまざまな出来事がありました。世界で起こることは個人にも起こります、お隣さんの庭木の侵攻問題、水虫の家庭内パンデミック、クローゼットに押し込んだ衣類の土砂崩れなどみなさんそれぞれご苦労されたのではないでしょうか。
なかなか問題が解決しなくてあーあやんなっちゃったとため息ついてる方もいるでしょう、年始めから10カ月も経過すればさすがにちょっと疲れてきますよね。古来秋の紅葉狩りや温泉巡りがすたれないのは「1年の8割方が過ぎたここらへんでちょっと骨休みしようじゃん」という日本人の知恵と申せましょう。
「朝起きるのが辛い」「仕事がしんどい」「何をするのも面倒くさい」「頬がたるみちりめんじわが増えてきた」という方は秋の温泉旅行に出かけてはいかがでしょう、大自然に囲まれた露天風呂に浸かって命の洗濯というわけです。行くならもちろん吉方位、下手に凶方位に行くと湯あたりしてしまいます。
五黄もそろそろリカバリー&リセットのタイミング、来る日も来る日も同じこと繰り返してると脳が飽きてミスが多くなりますし、第一つまんないです。今月は来年の夢を考える月、日常から離れると自分が俯瞰できますから、旅先で来年の自分をイメージしてみてください。
吉方位は北西。格や立場をランクアップしたいなら北西の温泉へどうぞ。

★九紫火星・・・運のよし悪しは額の輝き具合でわかります。運のいい人は額が明るく輝いてますし、そうでない人は額が何となく暗いというか重い感じがします。前者はたぶん前頭葉がぐるぐる活発に動いてる、後者は前頭葉が萎えてあんまり動いてないのかもしれません。なのでツキを上げたいなら前髪を上げて額を出し、そこにハイライトを入れるといいのです。明るい輝きにつられて幸運がペタペタ額に貼り付いてきます。
「頑張ってるのになぜか今ひとつツキが上がらない」という人は前髪が重苦しく垂れ下がって額を隠していることが多い、額どころか顔のほぼすべてを覆ってると貞子と呼ばれますのでご注意ください。
目鼻立ちの造作に関係なく顔は堂々と出すもの、幸せになりたいなら自信があろうがなかろうがいたずらに覆い隠さず堂々と出しましょう。
九紫はそのあぜ道をもう少し歩くと幸せ街道に出られます、あともう少しの辛抱です。とぼとぼ歩いてる最中に雨風に吹かれて髪が海藻のように顔に貼り付いていませんか、後ろでひとつに束ねて顔をスカッと出してみてください。視野が広がって幸せの国に通じる道が見えてくるはずです。
吉方位は北西。街道沿いで運のいい人と合流したいなら北西へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。いつまでも夏かと思ったらいきなり冬、あわてて長袖や暖房器具を引っ張り出した人も多いのではありますまいか。秋土用は身体が冷えやすいので体調管理に気をつけて、秋の味覚でも楽しみながら温かくお過ごしください。

寝耳に水 2022年10月号


アントワーヌ★
10月の別称は神無月。旧暦の10月、出雲に全国の神さまが集結して来年の会議が開かれることから「出雲以外の国には神さまがいなくなる月=神無月」という名前がつきました。
お嬢さま☆会議のテーマは何なの?
アントワーヌ★「○○村の○○と○○村の○○を引き合わせよう」とか「あの大仕事は○○村の○○にしかできないよなあ」とか「氏子の○○から出世させてくれって頼まれてンだけどどうじゃろうみなの衆」「その案件に関してはうちの氏子の○○のほうが努力してるよ」「頑張ってる子のほうを優先させてあげんと不公平どす」「そうだそうだ(全員一致)」「にしても出雲そばはうまか〜」「地酒もイケるやんけ」「おっ弁天さまの琵琶ソロが始まったぞ」みたいなこと、つまり来年の縁結びでございますよ。
お嬢さま☆知らなかったわ! そういうしくみになっていたのね。  
アントワーヌ★なので夢や希望は今月中に地元の神さまに伝えておくと、来月の会議の議題に取り上げていただけますよ。どんな小さなことでもOKです。
お嬢さま☆よし! じゃ来年もおいしいものがお腹いっぱい食べられますように!
アントワーヌ★自分ひとりだけでなく、自分が幸せになることによって周りも幸せになる願いのほうが叶いやすいですよ。ひとりでも多くの人を幸せにすることが、日本の神さまの願いですから。
お嬢さま☆じゃ2023年はおいしいものがたくさん手頃な値段で市場に出回るよう、豊作を願うわ!
アントワーヌ★やることをやらずにお願いだけしても神さまは耳を貸してくださいません、ささ早くタロットをおめくりなさいまし、みなさんお待ちかねでございます。
本日のおやつは紫芋のモンブラン、あざやかなパープルが美しいケーキ、旬の和栗もたっぷり乗せましょう。
お嬢さま☆熱々のジャスミンティーもね! それでは今月もみなさんの運気を生まれ月別にタロットでチラ見してみましょう。

★1月生まれ・・・「これをこうしてああしたらどうなるだろう」「うーんちょっと違うか」「じゃこれをこうしたらどうなるかな」「・・・うん、いけるかも」。
人は行動を起こす前、ゴールに至るまでの道のりを頭の中でイメージします。そのイメージが鮮明であればあるほど現実的な推進力も強くなる、つまりなし遂げる確率が高くなります。逆にイメージが弱いと、つまり脳内で結ぶ像がぼんやりしていると推進力が分散してあやふやな結末になります。
あなたの抱く夢や願望は脳内ではっきり像を結んでいますか? なかなか結ばないなら時期尚早もしくは本当は望んでいないということ、スッと思い浮かぶなら大丈夫、できる。もしそのチャレンジが「復活」「リベンジ」「再挑戦」の類いなら、勝率はさらに高まるでしょう。

★2月生まれ・・・「ひとりが好き。自分の幸せは自分で掘り起こす」なんていってもひとりでできることにはやっぱり限界があります。チャンスがもたらされるのは必ず自分以外の人からだからです。
でも人づき合いって難しいですよね、運のいい人とおつき合いすれば自分の運もどんどんよくなりますが、運の悪い人と仲よくすると自分の運をすり減らすことになります。その見分けがなかなかつかない、いい人と思っていたら実はそうでもなかったり、その逆もあります。
さて今月あなたと接するお相手は・・・、はい「あなたにすてきなものを与えてくれるでしょう」と出ました。「私は人嫌い」「人と相対するのは面倒」なんて言わないで、誰かからオファーが来たらとりあえず会ってみてはいかがでしょう。

★3月生まれ・・・常識や価値観はどうやって形成されるかというとまず「時代」、次に「自分が育ってきた環境」、そして「性格」の3要素が挙げられます。長年かけてコツコツ形成されるのでなかなか新陳代謝しにくい、特に三つ子の魂百までと申しますように、幼い頃に身についた価値観はその人の中核を形成するのでなかなか入れ替わりません。しかし時間は常に前に進んでいますから、どこかで自主的にエイッと変えないと時代錯誤のもしくはあんまり幸せになれないかもしれないルールを抱え続けることになります。
慣れ親しんだ価値観を変えるのはなかなか難しいですけども、コロナ禍をきっかけに変えようと努力している人、すでに変えた人も少なくなかろうと思います。ここ読んでるあなたも今までの価値観の是非を自分に問うてる最中かもしれませんね。
「その葛藤は正しい葛藤です。直感を信じてください」とカードが告げています。

★4月生まれ・・・最初は大好きで和気あいあいでも時間がたつと相手のイヤな面が鼻についてくるのは「くっつきすぎる」からです。距離を縮め過ぎると見なくていいものまで見てしまう、それがわかっていながらなぜ縮めちゃうかというと寂しいからです。
寂しいと甘えたくなるのは幼児も大人も老人も同じ、しかし度が過ぎると「面倒くさい」と周囲が引いてもっと孤独になります。
「友人関係で失敗ばかり」という人はもしかすると甘えん坊、つまり依存心が強いのかもしれません。依存心をなくす方法は簡単、仕事や趣味、つまりひとりでできることに打ち込むことです。何かに熱中して忙しくしてる間は孤独とか寂しいとか将来が不安とか、んなもなどうでもよくなります。

★5月生まれ・・・アハ体験というのをご存知でしょうか。「あっそうか! あれはそういうことだったんだ」とひらめいた瞬間にジグソーパズルのピースがパチッとはまり、脳が快感でジーンとしびれることです。
子どもの頃はまわりがなぞなぞだらけですが経験を重ねるにつれてなぞがひとつずつ解けていく、そういうのを「知恵がつく」と申します。知恵がつくほど世界の高さと奥行きと深さは広がりを増し、自分が思っていたよりはるかにこの世は調和が取れていること、帳尻が合っていることに気づきます。
「怒りや哀しみの回廊の先に真実の大広間がある」と開運学では申します。知恵を得るにはちょっとしんどい経験も必要、本当のことを知りたいなら怒ることや哀しむことを恐れてはいけないのですね。
ここ読んでるあなたは今ちょっと憂うつですか、でももう少し葛藤するとアハ体験が待っている、そして目の前の霧がスーッときれいに晴れていくことと思います。

★6月生まれ・・・「どうして私がこんなことしなきゃいけないのか」「疲れる、ホント疲れる」。
・・・辛いですね。でも「乗りかかった船はまだ降りられる」と開運学では申します。そもそもその船になぜ乗ることになったのでしょう? 誰かに誘われて? 付き合いで仕方なく? あるいは自分から進んで? こんなはずじゃなかったと思っているなら、甲板でいつまでも悩んでないでさっさと下船したほうがいいでしょう。でないとその船旅、この先ずーーーっと続くかもしれません。
「決断するなら今です」とカードが告げています。一回決めたことをひるがえすのを恐れるなかれ、その船に乗り続けるのが本意でないなら、下船の手続きを面倒がってはいけません。地上に降りた後は自分の意志と足で行きたいところへ自由にお進みください。

★7月生まれ・・・「これくらいたいしたことないじゃん」って軽く考えて「正道」「常識」「モラル」からはずれたことありますか。そのときは何ごともなく終わっても後でグワッと襲いかかってくることがあります、そう自責の念てやつです。
夜中にそのことをふと思い出してうああああぁと小さな悲鳴を上げてしまう、「あああのときあんなことしちゃって自分ってなんてひどいやつ」と自分で自分を責めるわけですね。しかし責めても責めても過去には戻れません。
今あなたがやろうとしていること、胸張って人に言えることですか。もし「誰にも知られたくない」というならやめといたほうがいいでしょう、そのときはよくてもやがてその思い出が自分に逆襲してくるかもしれないからです。
自分がしたことはすべて自分に返ってくる、そしてその責任は自分で背負うことになる、それがこの世のルールです。後悔の種はあんまり蒔きたくないというなら、「正道」「王道」「中道」からあまりはずれないほうがいいでしょう。

★8月生まれ・・・頑張って得たものがスカだと気持ち萎えますよね、物でも人でも不動産でも苦労して手に入れたはいいけれど維持するのにすごく手間やお金がかかるとか、思っていたようなものじゃなくてがっかりしたとか。
このパターンわりとよくあります、「間違えた!」とか「損した!」と思わず叫びたくなりますけども大丈夫、思惑はずれも立派な経験ですから。しばらくはショックでがびーんと打ちひしがれるかもしれませんがそれを乗り越えると経験値が上がって同じ失敗を繰り返しにくくなる、Y字路に立ったとき選択肢を間違える確率が少なくなるので決して無駄にはなりません。
ここ読んでるあなた、理想と現実の落差に気づいて落胆してますか? 心が傷ついちゃった感じ? でもそれで終わりじゃない、今は単に通過点であって人生はまだまだ続く、乗り越えた先のご自分の姿を想像しながら力強くお進みください。

★9月生まれ・・・物事には必ず陰と陽のふたつの側面があります。表と裏、明と暗、白と黒。これ目に映る事象だけでなく自分の心の中も同じ、気分が乗っているときもあれば低空飛行してるときもある、リラックスしてるときもあれば緊張しているときもある。そもそも体内に交感神経と副交感神経があってそのつどスイッチングされている、つまり陰陽が切り替わってますもンね。
自分を取り巻く世界は自分の心が作っているので心が陰に傾いているときは陰気な出来事が、陽に傾いているときは陽気な出来事が起こります。好ききらいやいい悪いを越えて、心の状態に見合った世界が周囲で展開するのですね。
自分の中の二面性に振り回されると若いうちはいいですけども年取ってくると疲れるうえに自分を取り巻く世界が乱れて面倒くさい、なので多くの年寄りは「明るくもなければ暗くもない」という中間地点に心を置くワザを身につけます。「中庸」で過ごすと運気が安定しますよ、自分に振り回されたくない若い方はぜひお試しください。

★10月生まれ・・・電池の残量が少なくなったスマホをかまわず使い続けてると一番大事なところでぷつんと切れちゃう、しかもゼロから充電すると満タンになるまですっごく時間がかかります。人間も同じ、疲れてるときに心や身体を酷使すると一番大事な局面で電池が切れる、快復するまでにはかなり時間を要しますし、下手するとすんなり戻らずどこかにトラブルが出ることもあります。人間の身体は機械と違ってデリケートな生ものですもンね。
10月生まれはやることいっぱいで超多忙、端から見ればいつも通りきちんとこなしているようでも実は負荷がすっごくかかっていませんか、このまま頑張り続けて電池切れしたら大変、ここらでちょっとお休みしてはいかがでしょう。でも私がいないと世界は回らないもン、いえいえ大丈夫、世界はそんなに狭くない、隙間埋めの法則が働いてそれならそれで何とかなるもんです。

★11月生まれ・・・ネットが発達してなかったその昔は、何か調べたいことがあると書店や図書館に足を運んだりその道のオーソリティにわざわざ話を聞きに行ったものでした。情報を得るにはお金と時間と労力が必須だったのですね。でも今はネットで検索すれば何でも出てくる、ホントに便利な世の中になりました。
でもちょっと考えてみてください、検索しても検索しても答えが出てこなかったり、真偽が今ひとつあいまいだったり、自分が本当に知りたいことに限って書かれてなかったりしたこと、ありませんか。あるいはネットを信じてやってみたら逆効果だったりしたことは? 
ネットって一見便利ですけどもその記事を書いた人の顔が見えない、たどった先の分母も見えない、なのでそのまま鵜呑みにするのは危険、やはり本当に大事なことはお金と時間と自分の労力とカンをかけて調べるしかありません。
「真実を知りたいなら、まわりの人に聞いてみましょう」とカードが告げています。本当の答えは仮想世界よりリアル世界に潜んでいそうです。

★12月生まれ・・・人はツイてないときほど頑張ろうとしがちです。「努力すれば何とかなる」と思うからです。もちろんそれで道が開くときもありますが、どう頑張っても道が開かないときもあります。たとえば地球を離れて宇宙旅行してるとき(天中殺のとき)とか自分の運気が低迷してるとき、心と身体がわりと疲れてるときなどですね。こういうときに頑張るのは泥沼に膝まで浸かって懸命に走るようなもの、つまり骨折り損のくたびれ儲け、やがて深くため息をついて座り込むことになります。
じゃあどうしたらいいのか。はい肩の力を抜いて自然のなりゆきに任せる、最低限のことだけやったら後は天に任せて放っておくのがラクでトクです。10月生まれのところでも述べましたが世界は自分の想像以上に広くて奥行きがある、自分ひとりで頑張っても開かない岩戸があるなら、無理にこじ開けようとしないで好きな映画でも見てましょう、そのうち何とかなるでしょう。

・・・はい、こんな感じです。秋の長雨が明けて秋晴れがすがすがしい季節、「日中晴れると夜冷える」という法則がありますからお腹を冷やさないようご注意ください。
それでは今月も明るく元気にいってらっしゃい!

2022年9月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
今月17日からはシルバーウィーク、今年は暑かったのでここらで少しのんびりして、気力・体力をフル充電してはいかがでしょう。
9月20日から26日は秋のお彼岸、昼と夜の長さがほぼ同じ1週間です。きれいな月でも眺めながら西方浄土のご先祖に思いを馳せ、今年後半の安全と平和を祈りましょう。

全員に共通の凶方位は東、南東、南西、北西。吉方位はそれぞれの星の欄をご覧ください。それでは9月8日〜10月7日までの九星別運気と吉方位、まいりましょう。

★一白水星・・・お彼岸の1週間は昼と夜の長さが同じですけども、じゃあ自分内宇宙の陰と陽はどうなのか。陰に傾き過ぎると重くて暗い宇宙になって辛気くさいですし、陽に傾き過ぎると軽くて明るすぎる宇宙になってこれまた疲れちゃいます。一番いいのはお彼岸みたいに陰と陽がイーブンの状態、暗いところもあれば明るいところもある宇宙、これを専門用語で「中道」とか「中庸」とか申します。
この状態になるにはどうすればいいかというと気をへそ下に落とす、つまり自分の重心を身体の中心に置いて一番楽ちんなペースつまり自然のペースで呼吸してればいいわけです。マイペースで呼吸できないのは忙しすぎるかストレス源が近くにあるか恋愛とかですごーく舞い上がってるから、いずれにしても自然な状態じゃありません。
お彼岸は大自然にならってバランスよく過ごしてみてください、「まあいいか」「これでいいや」「何とかなるじゃろう」と考えられる心境が中道路線に近いと思います。
大吉方位は西。ご先祖からのアドバイスがほしいなら西へどうぞ。

★二黒土星・・・さあ秋だ、秋は栗カボチャきのこがおいしいですし鍋にシチューに焼きイモも食べたいですよねって食べ物ばっかりじゃん、いいじゃないですかおいしいもの食べられるのは娑婆で頑張ってるごほうびなんですから。
食欲はもとより性欲、物欲、自己顕示欲、名誉欲などさまざまな欲を抱いて人は生きています、欲が生きる動力源になっているのですね。クラーク博士も青年よでっかい欲望(=大志)を抱けと申されました。
二黒は「これやってみたい」「あれにチャレンジしようかな」と新しい欲が湧いてくるでしょう、すごくいいことです、だってそれは命を燃やす薪(まき)になりますもの。もちろん思ってるだけじゃだめ、ずっとモヤモヤしてると不完全燃焼して体内がススだらけになっちゃいます。ちょっとずつでいいから実行に移して完全燃焼させましょう。大丈夫、気力と体力はちゃんと備わってる、あとは第一歩を踏み出すだけです。
大吉方位は南、吉方位は北。夢を叶えるツキと行動力がほしいなら南、夢を叶えるカンと知識がほしいなら北へどうぞ。

★三碧木星・・・コロナ禍って確かに災厄ですけどもそのおかげで見えてきたこともある、その最たるものが人間関係です。本当に会いたい人と会わなくても別にいいやな人がはっきりしたうえ、今までのおつき合いを見直すきっかけにもなりました。会うとモヤモヤする、イライラする、ムカムカする人とは無理に会わなくても何の支障もない、むしろせいせいするわいと実感した人は決して少なくないでしょう。
人間関係ってもともと水ものですから、「一度知り合った人とはずーっと添い遂げねばならない」なんて決まりはどこにもないわけで、そのときどきで気の合う人と楽しくやればそれでいいのではないでしょうか。ビジネスは別として、自分を押し殺してまでつき合う価値のある人なんてそうそうおりません。
三碧は人間関係が活発化する予感、でも無理につき合わなくていいんですよ、何回か会って気持ちが沈む相手なら離れて自分の流れに戻ればいいし、気持ちが上がる相手ならしばらく一緒に流れていけばいいだけです。そこに理屈や建前なんて存在しません、ただ直感と感情あるのみです。
大吉方位は北、吉方位は南。直感を高めたいなら北、自分の流れを干渉されたくないなら南へどうぞ。

★四緑木星・・・9月の中旬、ちょうどお彼岸の前あたりからシルバーウィークが始まります。大型連休とってどこかへ出かける人もいるでしょう、さわやかな秋は絶好の観光シーズンです。どうせ行くなら吉方位、わざわざ時間とお金と気力・体力をかけるわけですから、運を落とす凶方位より運の上がる吉方位へ行ったほうがいいに決まってます。ところがうまくできたもので運の悪い人は無意識のうちに凶方位を選び、運のいい人は誰に言われなくても吉方位へ向かうものです。さてここで運試し、四緑のあなたはどこへ出かけますか?
自宅から北への旅行を予定してるならすっごく運のいい人、南ならわりと運のいい人、北東か西ならまあまあの人、東、南東、南西、北西ならもう少し運を上げる努力が必要な人です。「だってもう東に行くの決まっちゃってるもン」というなら4泊以上しない、現地で消え物にパーッとお金を使う、途中で神社仏閣に立ち寄るなど心がけとくといいでしょう。いずれにしてもおいしいもの食べてうまい酒飲んで名所旧跡を観て歴史を学んでああ楽しかった! と堪能してきてください。
大吉方位は北、吉方位は南。モテ運&愛情運上げたいなら北、人生の分岐点でミスりたくないなら南へどうぞ。

★五黄土星・・・自分のヒエラルキー(階層)を上げるのって大変、それは「どこまで我慢できるか」にかかっています。「この人と関わりたくありません」「これは自分のポリシーに反します」「この仕事はできません」っていちいち拒否してたら「そうですか、じゃあもういいです」とポイッと放られてもう見向きもされません、だって代わりはいくらでもいますもの。
路傍の石になりたくなければ何かを我慢しなければならない、いったんこらえてググッと踏ん張ってクリアして、そこではじめてステップアップへの道が開けるわけです。大変ですよね、でも人間界はそういうシステムなので仕方ありません。
五黄は今月ステップアップのチャンスつまりどこまで頑張れるか周囲に知らしめるチャンス、天から地からそして人から「どこまで耐えられるかな」とじっと見つめられる1ヶ月になるでしょう。最後は自分との戦い、自分に負ければはいそれまでよ、もし勝てれば偉大なる報酬が受け取れるでしょう。
大吉方位は北東、南、西、吉方位は北。肩の力を抜いて頑張りたいなら北東、波に上手に乗って勝ちたいなら南、目上の声援がほしいなら西、克己心を強化したいなら北へどうぞ。

★六白金星・・・頑張った後には休憩が必要です。ずっと頑張り続けると金属疲労でパキッと折れちゃう、そうなる前にいったん休んでHPを回復させないといけません。頑張りが陽なら休憩は陰、一白のところでも述べましたがやはり陰と陽のバランスを取りながら自分のペースで進んでいくのが一番ラクで効率もいいです。
六白はこの夏忙しかったですね、今月はひと休みして人生をエンジョイされてはいかがでしょう。一番のおすすめは温泉旅行、だって秋だもん。
吉方位の露天風呂に浸かると見えない縛りがはずれて身も心ものびのびできますよ、ほらコロナ禍でずーっと我慢してきたでしょう、それでも頑張ってきた自分、よくやった自分偉いぞ自分ということで風呂上がりにはおいしい料理とキュッと冷えた生ビールだ。現地の食材を使った料理に舌鼓を打ったあとは空を見上げてぼんやり来年のことなんか考える、「結婚しよう」でも「引っ越そう」でも「もっと仕事に本腰入れよう」でも何でもいい、そのときパッとひらめいたことがそのまま2023年のあなたの課題になるでしょう。
大吉方位は北東、吉方位は北、南。収入金額上げたいなら北東、読解力や思考力を上げたいなら北、モテ運上げたいなら南へどうぞ。

★七赤金星・・・夏が終わって鈴虫がコロコロ鳴く9月は心が内側に向かう季節です。もの思う秋はサンマや焼きイモや鈴本くんに恋するのもいいですけども、目に見えない世界に意識を傾けて自分が生まれてきた意味や人生の目的やこれからなすべきことをじっくり考えてみるのもよろしいのではないでしょうか。「そういうのよくわからない」という人は小さい頃の文集とか卒業の寄せ書きとか昔の日記帳取り出して読んでみるとちゃんとそこにヒントが書いてあるものです。
何の目的もなくこの世に生まれてくる人はひとりもいない、みんな何かしらの使命とか役割を持って登場します、もちろんこれ読んでるあなただってそうです。
今月、彼岸と此岸のふんわりした境界線上にいる七赤は、何らかのメッセージが受け取れる暗示です。「あそこへ行ってごらん」「あの人とお話ししてごらん」「今やっていることをもう少し頑張るときっといいことがあるよ」。ふとひらめいたこと、ピンときたこと、妙に印象深かった他人のひと言などにヒントがあるかもしれません。
吉方位は北、南。大切なメッセージを受け取りたいならどちらかへどうぞ。

★八白土星・・・この世に生まれ落ちたときから全員平等に与えられるものって何でしょう? はい、時間ですね。1日24時間単位で刻まれる時間軸に沿ってみんなそれぞれの人生を生きることになります。
時間の使い方ってすごく重要、だって有限だもの。持ち時間がどのくらいあるかは人それぞれ異なりますがだいたい100年くらい、それをどう使うかで人生の充実度に差がついたりします。
学生時代は眠くて仕方ないのでどうしても時間に追われがち、社会人になったらなったで忙しくてこれまた「時間がない!」になりがち、ある程度年齢がいってからようやく「今日は何をしようかな」とゆとりができるわけです。
いずれにしてもコツは時間に追われる前に少し早めに動いてこっちから時間を追うこと、そのためにはどうすればいいかというと早寝早起き、これに尽きます。午前中って身も心もフル充電されていますから、難しい仕事や面倒な作業もわりとスムーズにクリアできます。
八白の開運のカギは、早寝早起きして時間を有効に使うことです。キモは午前中の過ごし方、いつもより30分〜1時間早起きしてみてください。
大吉方位は西。早寝早起きできる強さがほしいなら西へどうぞ。

★九紫火星・・・「イヤなこと」「苦しいこと」を味わう理由って何でしょう? はい、そういうのを経験しないと「ステキなこと」「楽しいこと」の価値がわからないからなんですね。どちらかの振り幅が大きいほど反対側の振り幅も大きくなりますから、「すっごく辛いこと」を経験した人のほうが「すっごくうれしいこと」を味わえるわけです。
「禍福はあざなえる縄のごとし」ということわざがありますけども、幸と不幸は背中合わせ、だから「私って不幸」と嘆く必要はなく、「これだけ不幸を経験したのだからそのぶん幸せになれるはず!」と自信を持っていいのです。ただ不幸の中にそのまま埋もれてしまうケースも少なくない、這い上がるの面倒、もう疲れちゃった、いいや慣れたからってあきらめちゃうんですね。でもそれじゃつまんなくないですか。
たまに自分の姿を俯瞰してみて、「自分はここにいるべきじゃない」「こんな自分はイヤだ」「もっと幸せになろう」と少しでも思ったなら、エイッと力入れて自分の身体を反対側に振ってみましょう。まずは気持ちから持ち上げてみてください。
吉方位は北東。逆転勝ちしたいなら北東へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。暑さ寒さも彼岸まで、寝具や衣服はそろそろ秋冬ものにチェンジ、収納から出してみてくたびれてるもの、力のないものは処分して新品に買い換えましょう。というわけで今月もお元気にご安全に。