2023年6月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。早くも1年の前半戦から後半戦に向かうポイントですが、いかがお過ごしでしょうか。
年盤と月盤が重なる今月は、年に一度のラッキーデーがあります。それは6月11日、20日、29日の3日間。この日に自分の吉方位へ出かけると、その方位に流れる幸運パワーをたっぷり吸収できます。
たとえば自宅から見て北東へ出かけると金運、東なら結婚運や家庭運、南なら勝負運、南西なら貯蓄運が超マシマシになるとお考えください。
ちなみに20日の翌日21日は夏至。太陽のパワーが全開になる、つまり陽の気が世の中に満ち満ちて、何かにチャレンジする、勝負する、スパッと決断して決行するには最適の一日となります。

30日は夏越しの大祓。もよりの神社、お好きな神社に設けられた茅の輪をくぐり、前半の6カ月間で付着したストレスを祓えば、身も心もスッキリして後半戦のフットワークがよくなります。
今月は開運チャンスデーが盛りだくさん、梅雨だからと家に閉じこもってると損しますから、ウキウキ・ワクワクできるところへ積極的に足を運びましょう。
梅雨の晴れ間は掃除をして家に風を通し、カビ対策を。特にキッチンや浴室、トイレなどの浴室はピカピカに磨いておきましょう。ついでに冷蔵庫の中もきれいにしとくと食中毒対策になります。

全員に共通の凶方位は北、南東、西、北西。吉方位はそれぞれの星の欄をご参照ください。それでは6月6日〜7月6日の九星別運気と吉方位、さわやかにまいりましょう。

★一白水星・・・「着ていく服がない!」。女性なら誰もが一度は口にしたことがあるセリフです。クローゼットには服が山盛りなのにいざ選ぶとどれもこれもぴったりこない、ああもうこんな服大ッきらい、いっそ会社ズル休みしたろかまで思っちゃいます。
それ、自分を取り巻く環境がすでに古くなっちゃってるんですね。服を買ったときはウキウキ気分でそれを着てても、今の自分は当時の自分と違う。むりやり何年も前の過去をまとってウキウキできるわけがありません。
服に限らず家具や寝具や食器やスリッパも同様、「このごろ全然ウキウキしない」というのは梅雨のせいではなく、ホコリかぶった過去に取り巻かれて生活しているからかもしれません。気分を一新したかったら引っ越すのが一番、それが無理なら「ステキ!」と思えるシャツを1枚、靴を一足買うだけでもOKです。新しいものには新しい力があり、新しい未来を開いてくれます。
無難な方位は東、南。この先ずっと活躍してくれそうな一品を見つけたいなら東、流れを変える気力と体力と脳力がほしいなら南へどうぞ。

★二黒土星・・・運のいい人、強運な人が住む家には余分なものがあまりありません。あるのは季節の生花や空間をグレードアップするインテリアぐらい、基本的には床も天板もテーブルもゼロベースです。見た目も気持ちもスッキリしますし、何より掃除がしやすいからでしょう。
一白の欄でも述べましたが住まいには少しずつ過去が堆積します、それを日々取り払いながら生活すると身も心も軽くなり、明るい気持ちで今をフットワークよく生きられるようになる、その結果幸せをつかむ確率が高くなるというわけです。
何か新しいことを始めたい、人生をもっともっと面白くしたいと思うなら、まずは身の周りを片づけましょう。「幸運は清らかな空間にするりと入ってくる」と開運学では申します。大きな幸せをつかみたいなら、自分が暮らす空間をできるだけ大きく広く取るといいでしょう。
大吉方位は北東、南。大きな金運を取り込みたいなら家の中心から見て北東を掃除してから北東へ、チャレンジを成功させたいなら家の中心から見て南を掃除してから南へどうぞ。

★三碧木星・・・運というのは、よくも悪くも周りの人からもたらされます。自分の運がよければ運のいい人と交流できる確率が高くなりますし、逆ならそれなりの人としか交流できず、たいした運はもらえないということになります。どっちにしても自分しだい、運を取り込む主体は自分にあります。
しかし世の中は定型通りには進まない、ときに常識をヒュッと越えてすっごく運のいい人あるいは悪い人と出会うこともある、そこが面白いところです。そのときにどう対処するかで運が大きく変化するのですが、このときのキモは誰と出会うにせよ自分の中心軸からなるべくブレないこと、人より自分の智恵を信じること、していいことといけないことをはっきり分別しながら行動することです。
三碧は人生を変えるような人との出会いがある暗示です。ただし人の善悪は見た目じゃわからないのであんまり舞い上がっちゃだめ、先に述べたキモを踏まえつつ、慎重に行動されますように。
大吉方位は南西。心の目を開きたいなら南西へどうぞ。

★四緑木星・・・「仏に成る」と書いて「成仏(じょうぶつ)」、「人は死んで仏になる」と一般的に考えられておりますが、本当は生きてるうちに成仏できるのが一番いいのです、だって煩悩だらけじゃつらいもん。「煩悩に振り回されれば苦しいのは当たり前。じゃあどうすればいいのか」と考えて悟りを開いたのがお釈迦さまでした。
この世に生まれ落ちたときから人は四苦八苦するわけですが、いちいち苦しんでたら身が持ちませんよということで、執着を手放すことの大切さを説いたわけですね。「過度に期待しない」「甘えない、依存しない」「自分をいじめない」「ありのままの自分を認める」「素直になる」などさまざまな心がまえがありますが、要は正しく見て正しく考えて正しい言葉を使って正しく行動し、規則正しい生活をして正しく生きましょうということです。しかし何が正しくて何が正しくないかの判断ってわりと難しい、じゃあ正にも誤にも偏らずなるべく中道(中庸)でいましょうちゅうわけです。
四緑は今ものごとが正しく見える時期、ああ人間ってこういうものなんだって気づく時期、今月は悟り月間ですので正しく精進されてください。
大吉方位は南西。正しく見て正しく考え、正しく行動したいなら南西へどうぞ。

★五黄土星・・・ロシアのウクライナ侵攻が始まってはや1年以上経過、一向に終わる気配がありません。「ケンカはよくない世界は一家人類はみな兄弟、みんなでなかよく楽しく暮らそうじゃん」なんてラブ&ピースな意見は通用しない、だってその裏には長い歴史と両国を取り巻くさまざまな思惑やもくろみがあるからです。人間に闘争本能が備わってる限り、残念ながらこの世から戦争が消えることはないでしょう。
しかしいつまでも原始人みたいに武器を使って殺し合うのはコスパ悪すぎ、どうせ戦うならコサックダンス戦、バレエ戦、サーカス戦、ピロシキ&ボルシチ大食い戦、マトリョーシカ入れ子数戦で勝負してはいかがなものか。原始的な闘争本能を、全世界から嵐のような拍手が湧き起こる感動戦へと昇華するわけですね。
五黄のあなたも「あいつハラ立つ!」と怒りのゲージがもし上がったら、周囲が思わず応援したくなる戦い方、どっちが勝っても感動が残る戦い方、戦うたびにセンスや技術がスキルアップする戦い方、人類の成長に役立つ戦い方を模索してください。
大吉方位は北東、東、南。恋愛戦に勝ちたいなら北東、家庭戦に勝ちたいなら東、宝くじ,ギャンブル戦に勝ちたいなら南へどうぞ。

★六白金星・・・まじめで向上心のある人ほど「これじゃいけない」「こうでなくては」と自分にダメを出しがちです。しかしそれをすればするほど自分がきつくなってくる、だってものごとって自分の努力だけで何とかなるわけじゃないからです。
あんまり自分にきびしくし過ぎると気持ちがどんどん萎縮して、自信なくなったり劣等感持ったり便秘したりするので気をつけないといけません。
「この頃あんまりウキウキしない」「自分に自信が持てない」「新しいことに挑戦する気力がない」「もう1週間ほど出ていない」などの自覚症状があるなら、ここらでちょっとゆるめてみてはどうでしょう。ゆるめ方は簡単、ほしいものを買う、食べたいものを食べる、行きたいところへ行く。要するに1日でもいいから「やらなければならないこと」をやらずに好きなことだけすればいいのです。
まっすぐな六白は「そんなの絶対無理!」というかもですがいいじゃんたまには自分をゆるゆる甘やかしたって。ゆるめないと見えてこないこともありますし、むしろ今月はゆるめたほうがかえってツキが上がります。
大吉方位は北東、南、南西。人生をもっとおいしく味わいたいなら北東、自分を甘やかす度胸がほしいなら南、これでいいのだと自分を納得させたいなら南西へどうぞ。

★七赤金星・・・「どうせいずれはしなきゃいけない苦労なら、苦労がまだ大きく育ってないうちにクリアしとけ」と開運学では申します。面倒なこと、やりたくないことは逃げれば逃げるほどむくむく太り、やがて本人が忘れた頃に「バァーン! 覚えてるぅー?」とケタケタ大笑いしながら飛び出してまいります。
健康しかり、仕事しかり、お金しかり、人間関係しかり。見て見ぬふりしてること、忘れようとしてること、いつかやるけど今じゃないと引き延ばしてること、あなたにもありませんか。様子見であえて放っといてる案件なら別ですが、「関係ないもン」「わずらわしいもン」「こわいもン」と安易に放置するとあとが大変、解決するのに何倍もの手間と時間がかかることになります。
七赤はいま神がかってる星回り、解けない難問がハンドパワーで解ける星回り、超能力を発揮しやすい星回りですから思い切って取り組んでみてはいかがでしょう。
大吉方位は東、南。汚泥(おでい)の溜まった案件を馬力と底力で川ざらえしたいなら東、念力で海を二分割して向こう岸に渡りたいなら南へどうぞ。

★八白土星・・・「自分大好き!」と自信満々のときもあれば「こんな自分が恥ずかしい」と嫌悪感を覚えるときもあるのはなぜでしょう、同じ自分なのに。
「人はひとつの宇宙だから」「そのときの天気や時間帯によって気分が変わるから」「自分の中に色々な自分が存在するから」など答えはさまざま、どれも間違ってないでしょうが九星気学では「時間の経過とともにそれぞれの星が9つの空間を回り、そのたびに自分を取り巻く環境が変化するから」と考えます。気分や運気は自分の意志だけで決まってるわけじゃないのですね。
八白はいま最高に日当たりのいいエリアにいます、太陽の恩恵をたっぷり浴びて気分は全開バリバリ、さあ何でも来いの臨戦状態、明るく輝いてる今の自分好きでしょう。頭も気持ちも身体も前向きですから何やってもいい目が出るでしょうが、交感神経がフルスロットルで働いてるのでたまに休憩入れないと脳がショートしちゃいます。うっかりミスが多くなったら「ちょい休め」の合図、小さなミスと小さなミスが接着して大きなミスになる前に、お茶でも飲んでクールダウンしてください。
大吉方位は北東、東。楽しく脱力したいなら北東、フルスロットルタイムをもうちょい延長したいなら東へどうぞ。

★九紫火星・・・時間の進み方にはある不思議な法則があります。「いやだなあ、早く終わらないかなあ」と思ってるときほどのろのろ進み、「ああ楽しい! 永遠にこのひとときが続きますように」と思ってるときほどあっという間に過ぎてしまうのです。
ほら面倒くさい仕事してるときってやってもやっても時計の針が進まないし、気の合う友達や恋人と楽しくお茶してるときってあっという間に時間たっちゃうでしょう。どうも時間って自分の心の状態によって伸び縮みするようです。
ということは、いやなことをいやいややるよりも、気分を盛り上げてやったほうが早く終わるということです。たとえば苦手なクライアントと打ち合わせしなくちゃいけない日は新品のすてきな服をおろすとか、家を掃除し終わったら好物のイタリアンディナーを食べに行くなど、萎え萎えの時間にワクワクできる時間を入れ込むわけですね。自分へのごほうびを用意しておくと、のろのろ歩きする時間がすいすい進むようになりますのでぜひお試しください。
大吉方位は東。時間に追われるより追う側に回りたいなら東へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。吉方位に旅行する時間がない人は日帰りでもOK、吉方位の店へ行くと「こんなのがほしかった!」とびっくりするものが見つかったり、向かってる最中にいいアイデアがひらめいたりします。それでは今月もさわやかに軽やかにいきましょう!