2023年4月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。花々が次々に目を覚ますすてきな季節になりました。
4月8日は花祭り、お釈迦さまの誕生日です。この日は家に花を飾り、ゆっくりお茶でも飲みながら心おだやかに過ごしてはいかがでしょう。
4月17日から5月5日までは春土用、この19日間は気候が不安定で自律神経も乱れがちですのでお気をつけください。29日から楽しいゴールデンウィークが始まりますがちょうど春土用と重なるので、お金と時間と身体に余裕を持って出かけましょう。

全員に共通の凶方位は南東、東、北西。吉方位についてはそれぞれの欄をご参照ください。それでは4月5日〜5月5日までの九星別運気と吉方位、まいりましょう。

★一白水星・・・「もっとアタマがよかったらなあ」って思ったことありませんか。頭をスカッとクリアにしてピピッと直感したい、難問解決の最適解を知りたい、むだに悩まないようにしたい。
はい、ではここでアタマの働きをよくする開運術をご紹介しましょう。
①掃除・・・家の中にむだな物が散乱、蓄積すると雑多な念がそこらじゅうに漂い、頭の働きが鈍ります。部屋の状態イコール脳内の反映ですから、視界に入る・入らないを問わず、いらない物は片づけてできるだけスッキリさせることです。②家の中心から見て南の空間をきれいにする・・・南は人体の脳をつかさどる方位です。南にホコリが溜まるということは脳にホコリが溜まるということですから、南の窓ガラスはピカピカに磨き、南の水場を使用後は水気を拭き取り、南に古いものを置き続けてるならいったんどかしてきれいにしましょう。③散歩・・・身体の新陳代謝が衰えると脳に回る気・血・水も不足してアタマも衰えます。煮詰まったときはとりあえず散歩してみてください。
一白はいつになくアタマが冴える時期、「ううん全然冴えてない」というならお部屋が冴えてないのかもしれません。上記の開運術をぜひお試しください。
吉方位は東。東で麺類を食べると人との交流が活発になり、会話が刺激となって脳にエンジンがかかります。

★二黒土星・・・「南は脳をつかさどる方位」と一白の欄で述べましたが、その真逆の北は心をつかさどる方位です。人は脳のみに生きるにあらず、脳の反対側には心があって、両者バランスを取りながら生きているのですね。
家の中心から見て北の空間が汚れるとどうなるかというと、「わけもなく不安になる」「憂うつになる」「心配ばかりする」「いらない妄想が湧いてくる」「未来に希望が持てない」「寂しくなる」などの作用が起こります。特に北側に玄関や水場があるなら要注意、北に汚れが溜まると何やっても気持ちがスカッと晴れません。こちらも一白の欄の開運術で改善できますから、やってみてください。
二黒はおのれの心にスポットライトが当たる月、環境が変わって不安や孤独感を感じる人も多いでしょうが、人に頼らないことです。たまにみんなとバカ話して笑うのはいいですけども、誰かを支えにするより自分の両脚でどかっと仁王立ちして踏ん張りましょう。大丈夫、二黒の足腰はとても強いです。
大吉方位は北東。独り立ちする知恵と勇気と自信がほしいなら北東へどうぞ。

★三碧木星・・・ハッと目覚めたときから人生は始まります。たくさんの人と関わって色々なものを手に入れては失いながらあらゆる喜怒哀楽を味わい、ああそういうことだったのかと悟ったときにははいおしまい、個人差はありますがだいたい80年〜100年くらいでしょうか。
年を取るにつれて時計の針の回るスピードが速くなり、あれもしなくちゃこれもしなくちゃああ忙しいとまごまごしてるうちにタイムリミットが来るならば、一番大切なのは「やれるうちにやりたいことをやって後悔を残さない」に尽きるのではないでしょうか。死ぬ間際に「わたし本当はあれをやりたかったなあ」と後悔してもときすでに遅し、次に生まれ変わるまで何百年、何千年かかるかわかりませんし、実際生まれ変われるかどうかも定かじゃありません。
三碧は今、生きるエネルギーに満ちあふれています。恋よし仕事よし遊びよし、長年の懸案事項にケリをつけるチャンスでもあります。機動力が高まってる今なら八面六臂の活躍が可能、思ってることをそのままスムーズに行動に移せますし、勢いがあるから誰も邪魔できません。やりたいことを思いっきりやれるプレミアムな1カ月です。
吉方位は北、東、南。人生基盤を固めたいなら北、人間関係をよくしたいなら東、心を安定させたいなら南へどうぞ。

★四緑木星・・・気分というのは自分の意志じゃなかなか変えられません、ある種の天啓みたいなものです。ネガティブなことことばかり頭をよぎるときは、自分を責めるよりも置かれた環境に問題があるんじゃないかチェックしてみましょう。
たとえば朝目覚めたときに憂うつなら、「寝室の換気が悪くて空気が濁ってんじゃないか」「寝具が自分にフィットしてないのかも」「外部の騒音や光やにおいで眠りをじゃまされてるのでは」「体調が悪いのかも」などあれこれチェックして、ひとつでもあてはまるならできる範囲で改善すればいいのです。
いやなものを見聞きしたりいやな出来事を体験して気分が萎えたときはいつまでも引きずっちゃだめ、引きずっても何のトクにもならないからです。「タイミングが悪かったのだな」と思って「まあいいや」といやな残像をゴミ箱にぽーんと放り投げる姿をイメージしてみてください。もし自分のミスが原因だったなら「あそこがいけなかったのだな」と5分反省すればそれでOK、次回から気をつければいいだけです。
春先はとかく気分が乱れがちですけども、一過性のものと割り切ってなるべく楽しく面白く過ごしたほうがお得です。
大吉方位は南西、吉方位は北、北東、南。なる早で元気になりたいなら南西、ささいなことでイライラしたくないなら北、感情より理性を優先したいなら北東、不動心がほしいなら南へどうぞ。

★五黄土星・・・年齢を重ねるとともに可塑性が失われるのは身体だけじゃない、価値観もです。身も心も柔らかさが失われて固くなっちゃうんですね。たとえば「自分にはこの色しか似合わない」「私の好物はこれ」「こういう人は好きだけどこういう人は苦手」「自分や自分の家族はこうあるべき」、あるいは時間やお金の使い方、興味を持つ対象、好みの環境など、年を取るほどフィックスされがちです。
そのことに無自覚でいると自分を取り巻く世界から水分が抜けて固くひらかびるおそれがあります。「毎日同じことしか起こらない」というなら価値観が固まってる可能性が高いです。人生を面白くしたいなら肩こりを治すみたいに価値観をもみほぐす、一番簡単なのがイメチェン、思い切ってバッサリ切る、メイクを変える。もしくは通うスーパーを変える、作ったことのない料理を作る、起床時間を早める、転職、引っ越しなどでしょうか。
なかば強制的に自分の世界に差し水を注ぐと、井の中からジャンプできてあっ世界ってこんなに広かったのか、自分が考えてるよりずっと面白いことがたくさん起こっててるじゃんと気づくことでしょう。
大吉方位は北、北東、吉方位は東、南。視野を広げたいなら北か北東、人間関係を広げたいなら東、縮んだ心を広げたいなら南へどうぞ。

★六白金星・・・やさしくて親切で共感力の高い人ほど人の不幸に敏感、気の毒だなあ何とかしてあげられないかなと色々考えるものです。でもその人が不幸になったのは本人の選択の結果であり、きびしい言い方をすればそうなりたくてなった、なるべくしてなったという見方もあります。そもそも自分が不幸であると思ってないかもですし、その状態がいやなら本人が内側からドアを開けて不幸ランドの外へ出ればいいのです。
うっかりそこに介入すると大変、自分も渦に巻き込まれてとばっちりを受けるかもしれません。友達はもちろん親兄弟親戚に対しても同様、例外は生計を共にする伴侶と子どもだけです。娑婆の鉄則は「自分の人生は自分持ち」なのですね。
六白は周囲からあれこれ相談事を持ちかけられる星回り、持ち前の親分肌を発揮して「何とかしたろか」と同情心が頭をよぎるかもですがその案件は本人が自力で乗り越えるべき課題、下手に関わると本人のためになりません。ふむふむと傾聴だけして「それは大変だねえ」と静かに微笑んで差し上げればそれで十分かと思います。
大吉方位は南、吉方位は北、北東、南西。スルー能力を高めたいなら南、ブレない心がほしいなら北、分別力を高めたいなら北東、自分の幸せ構築にじっくり専念したいなら南西へどうぞ。

★七赤金星・・・「大欲は無欲に似たり」という言葉があります。大きな望みを持つ者は小さな利益を気にしないので、一見無欲に見えるという意味です。お客さんがおみやげに持ってきたノワドブールの焼きたてフィナンシェが1個余ったとき、課の全員が気合い入れてジャンケン大会に臨むなか、輪からひとりはずれてキーボード打ち続けてる人いませんか。その人はたぶん「目先の小利益で争う集団には加わるまい、わたしはそのうち自分で事業を立ち上げて、ノワドブールのフィナンシェが無限に食べられる立場になってやる」と思ってるはずです。
集団から離れてひとり黙々と何かに打ち込んでいる人は、大きな野望を抱いている可能性があります。さてあなたはいかがでしょう、「くやしい! 最後のジャンケンで負けちゃった」と地団駄踏むタイプでしょうか、それとも「ふふふお菓子1個で感情荒げてるようじゃ小さい小さい」と涼しい顔でわが道を行くタイプでしょうか。
じきに自分がどっちのタイプか試される予感、どっちがよくてどっちが悪いということはないですけども、欲のデカさと人間的な器のデカさは比例する、周囲もちゃんと見てる、ここはひとつ無欲を装ったほうが懸命かもしれません。
大吉方位は南、吉方位は北、東。誘惑に負けたくないなら南、「自分は自分」とどっしりかまえたいなら北、周囲との和を乱したくないたいなら東へどうぞ。

★八白土星・・・天照大御神(アマテラスオオミカミ)が天岩戸(あまのいわと)にお隠れになったとき、面白おかしい踊りで神々の笑いを誘い、「この騒ぎは何ごとじゃ」と興味を引かせてみごと岩戸を開けさせたのは天鈿女命(アメノウズメノミコト)という女神でした。笑う門には福が来るわけです。
そもそも笑いは最大の開運法のひとつ、何より自分が楽しくなりますし周りもつられて楽しくなる、気血水の流れがよくなって新陳代謝が促される、ストレス発散できる、いやでも腹式呼吸になるので体内から邪気を追い出せる、忍び寄っていた不運が祓われて周囲の雰囲気がパーッと明るくなるなどいいことずくめです。
大声で笑ってますか? やなことばかり考えてると眉間にしわが寄ったり口角が下がったり表情が重苦しくなって10歳〜20歳老けますし、人も幸運も「あの人辛気くさい」と離れていきます。
「今自分はどんな顔してるだろう?」と思ったら鏡を見てみる、万が一そこに正視できないほど恐ろしいものが映っていたら・・・はい無理にでも笑顔を作りましょう。「あの人笑うとかわいいじゃん」と人が寄ってきて、運気が逆転します。
大吉方位は北東。人気者になりたい、モテたいなら北東へどうぞ。

★九紫火星・・・「一部は全体、全体は一部」という考え方があります。たとえば会社が社長ー部長ー課長ー平社員のピラミッド型の組織図で成り立つならば、世界の構造も同じようなピラミッド型であり、さらに俯瞰するとこの世の構造もピラミッド型になっていると考えるのです。
たとえば頂点に創造神、その下に色々な神さまがいて、さらに神さまのお使いがわらわらいて、その下に約80億の人間がひしめている。その構図をイメージすると願いごとを叶えるコツがわかってきます。ほら会社で出世しようと懸命に働いても直属の上司の人間性が今ひとつだとなかなか出世できませんけども、その上の偉い人が頑張る姿をじっと見ていて、何かの機会にヒョイと持ち上げてくれることってあるでしょう。
同じように、なかなか報われないけどそれでも頑張る人間の姿を空からじっと見ていた神さまが「この子頑張ってるじゃん」といい縁を結んでくれるケースもあるのではないでしょうか。頑張る姿はどこかで誰かが見ているのですね。
人間社会だけ見てると夢も希望もないかもですが、もうちょっと視野を広げてみると、あなたの知らない世界が見えないところで展開しているかもしれません。世間ではそれを「ミラクル」と申します。
大吉方位は東。ミラクルを起こしたいなら東へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。太陽が日一日と力を増してます、これ人間も同じです。すがすがしい季節になりました、夢と希望を持って明るく楽しくいきましょう。