寝耳に水 2023年9月号


お嬢さま☆
今年の夏は異常に暑かったわね。もう勘弁して! 暑いのこりごり! 
アントワーヌ★蛇口から出るお水がずっとお湯でしたし、蚊もあまり飛びませんでしたね。
お嬢さま☆クーラーつけてても暑いし! 全然効かないし!
アントワーヌ★おやおやご機嫌斜め。では暑気払いに今夜のメイン料理は骨付きスペアリブにいたしましょう、マーマレードとニンニクとしょう油をたっぷりもみ込んで。
お嬢さま☆ほっくほくのポテトにきゅうりとにんじんと枝豆とチーズを混ぜたサラダも添えてね!
アントワーヌ★承知いたしました。ではお夕飯前にタロットを・・・。
お嬢さま☆お腹空いた! お腹空いちゃった!
アントワーヌ★おやまあ子どものように駄々こねて。ではお腹もたせに生クリームをたっぷり乗せたカボチャのプリンでもお召し上がりくださいってあれま白目をむいて仰向けに倒れてしまった、まるでエクソシストのリーガンのよう。このところずっと暑かったですからね、仕方ありますまい。
それでは今月はわたくしがお嬢さまに替わりましてタロットでみなさんの運気を生まれ月別にチラ見してまいりましょう。
お嬢さま☆カボチャのプリン・・・スペアリブ・・・ポテトきゅうりにんじん枝豆チーズサラダ・・・
アントワーヌ★気絶しながらも食べ物のことばかり。それだけ食欲があるなら大丈夫でしょう、おーいお嬢さまー、すぐに気つけのスイカフラッペをお持ちしますからねー。はい、というわけでさくっとまいります、それっ。

★1月生まれ・・・転ばないと拾えないものがあります。もし転んだらチャンス、ただで起き上がっちゃいけません、そこら辺にあるものを何でもいいからつかんでください。次回うまくいくためのヒントが落ちています。

★2月生まれ・・・幸せって何かというと、結局は心のあり方なんですね。いくらお金が入っても幸せを感じられない人もいますし、少しのお金でもうれしい! と喜べる人もいます。どっちが得かというと後者、日頃からにこにこしてるほうが何より自分が楽しいですし、周囲にも豊かさを放っていることは間違いありません。

★3月生まれ・・・自分にひどいことをした人を許せないですか? そうですね、そう簡単には許せませんよね。でももしかすると、その人にはそうせざるを得ない理由があったのかもしれません。見方の角度をちょっぴり変えると、もつれた糸がほどけることがあります。

★4月生まれ・・・いつまでも古い人間関係に執着していると、あなたを取り巻く世界はずっと今のままです。新しい世界を体験してみたいなら、思い切ってその関係から離れることです。「もっと平和でゆったりした世界があなたが来るのを待っています」とカードが告げています。

★5月生まれ・・・手放したものを惜しむのは時間の無駄、すでに過去になっているからです。もし縁があるならその先でばったり会うでしょうし、縁がなければそのまま距離が離れていくだけです。後ろを何度もふり返りながら進むとつまずいて危険ですから、前を見て進みましょう。

★6月生まれ・・・「本当に重要なことは自分ひとりでやれ」と開運学では申します。誰かと一緒にやろうと考えるのは甘さがあるから、無理に人の力を借りようとすると100%の成功率が0〜40%くらいに下がっちゃいます。ハラをくくって自分ひとりでやりましょう。

★7月生まれ・・・「手っ取り早いものには落とし穴がある」と申します。たとえばネット、スマホから得られる情報って便利ですけどいい加減なもの、時系列が狂ってるものも少なくありません。自分がいつも見てるサイトだけに頼るより、面倒でも複数のソースから情報を得たほうがいいでしょう。

★8月生まれ・・・疲れてるときの自分ってあんまり当てになりません。もうちょっと頑張れ自分、よしわかった頑張る! と答えが返ってきても実際頑張れませんし、辛いからここまでにしようと思っても「ここ」には全然達しないとこで終わっちゃう、要するに全然頑張れないわけです。そういうときはじたばたしないで寝ちゃいましょう。そのあとのことはそのとき考えればいい、わりと何とかなるもんです。

★9月生まれ・・・目的地がはっきり決まってないまま動き出していませんか? 損しますよ、お洋服買いに行こうと思い立ってぼんやり二子玉目指すつもりがなぜか着いたところは自由が丘、違う違うここじゃないみたいなことになるからです。結局大井町線に乗ってよけいなお金と時間と体力を消費することになります。

★10月生まれ・・・「この人早寝早起きしてるんだろうな」とか「わりと生活がルーズかも」など、ひと目見ただけで人は人がまとう空気感を敏感に感じ取るものです。一般的に家がきれいな人は本人の放つ気も澄んでますし、散らかっている人は気がちょっと濁った感じになります。さてあなたのお住まいはいかがでしょう?

★11月生まれ・・・秋のお彼岸はこの世とあの世が交錯する1週間です。「おや?」と思うことがあったら霊界からのアドバイスやヒントかもしれませんし、何もなければ「そのままでよし!」ということです。いずれにしても自分は一族の期待の星であるという自覚を持ってお進みださい。

★12月生まれ・・・夢がありますか、「その夢を叶えたいなら故郷にヒントがありますよ」とカードが告げています。場所なのか、そこに住む人か。いずれにしても成功のカギは懐かしい場所にあるようです。時間があるときに足を伸ばして出かけてみてください。

・・・はい、こんな感じです。昼間は猛暑でも朝晩は涼しくなってきましたね。そろそろ衣替えを視野に入れて、今月も楽しく元気に行ってらっしゃいまし!

2023年8月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
8月8日は立秋、といっても地上で秋を感じられるのは1カ月ちょい先、暑さはこれからが本番です。
今月は月遅れお盆、みなさん一斉に夏休みを取って帰省したり家族で旅行したり涼しい木陰でハンモックに揺られたりとそれぞれの夏を楽しむことでしょう、もちろんお盆に関係なくお仕事三昧の人もいらっしゃることと思います。年々暑さが過酷になってますので日射病、熱中症に気をつけて、楽しく元気にいきましょう。
全員に共通の凶方位は北東、南東、南西、西、北西。残る北、東、南が吉方位になるかどうかはそれぞれの星の欄をご参照ください。
それでは8月8日〜9月7日までの九星別運気と吉方位、さわやかにまいりましょう。

★一白水星・・・毎日を楽しく元気に生きられるかどうかは「自分に期待できるかどうか」にかかっています。自分に向かって「まだまだ未熟なところもあるけどこれからも期待してるよ自分!」「この仕事きっついけど自分ならできる、頑張れ自分!」「今ちょっと体調悪いけどじきに回復する、疲れた胃よ動きの悪い腸よ徐々に治ってけ! お前らならできる!」。そんなふうに自分にハッパかけられる人は何があろうと大丈夫、強く明るく楽しく元気に自力で盛り上がりながら生きられます。
自分に自信が今ひとつ持てないという一白も乞うご期待、これからガンガン気持ちが上向いていく流れ、顔上げて自信持っていきましょう。
吉方位は北、南。おのれの楽観性に期待したいなら北、おのれのまじめさに期待したいなら南へどうぞ。  

★二黒土星・・・人ってうまくいかないと他人のせいにしたり運のせいにしたり今はそのときじゃなかったんだなんて思いがちですけどもううんそうじゃない、自分が悪いんです。うまくいかなかったのはすべて自分の責任です。
では「その原因は何か?」と自分に問うてみましょう、ほら自分で自分にリミッターかけてる姿が見えませんか、それを進めるのホントは乗り気じゃなかった、いやだった、こわかった。あるいは面倒だからサボってたのかもしれません。サボるのは「どうでもいいや」って思ってるからです。
人生って結局自分の本心に沿って形成されていくのですね、本当にやりたいことをうまくいかせたいのなら、自分の本心をかき分けてそれを頼みの綱として頑張るしかありません。
大吉方位は北、南。楽しく頑張りたいなら北、ストイックに頑張りたいなら南へどうぞ。

★三碧木星・・・いいことであれ悪いことであれ、自分のところに回ってきた案件は自分の課題と考えたほうがいいでしょう。「そんな大役務まりません!」とか思っても周囲があなたの能力を高く買ってくれているのかもしれませんし、「こんな病気になっちゃってどうしよう、なぜ他の人じゃなくて私なの」と思っても実は原因は自分にあって、なるべくしてなっているのかもしれません。
「すべてのことはそれなりの理由があってそうなっている」と開運学では考えます。もしいいことがあったら素直に喜んで受け止め、いやーんなことがあったらどこかが不自然なのだなとご自分のことをふり返ってみてください。不自然なまま進むと本筋からどんどんはずれていきますから、どこかで修正したほうがいいでしょう。
吉方位は北、東。気持ちを軽くしたいなら北、面倒なことをシュパッと片づけたいなら東へどうぞ。

★四緑木星・・・神さまと仏さまってどう違うのかわかる人手を上げて、はいそこの一番後ろのおかっぱの女の子、どっちも同じ、はいご名答、さすがあみ子ちゃんです。
日本ではその昔神仏混淆(しんぶつこんこう)でした、人間を越えた聖なる存在として神も仏もみな同じ、それぞれおわします方位をあえて挙げれば仏さまは西、神さまは北西、それらが合体して北に上り、天高く光り輝くという感じでしょうか。
神さまでも仏さまでも自分が安心するならそれはあなたにとって至高の存在、自分の核心とつながればこわいものなしです。お盆は神仏とつながるチャンス期間、ご先祖に手を合わせることは自分の前世に手を合わせること、前世があって今生があって未来につながりますから、この先の幸せを願うならお盆の過ごし方がわりと大切です。
吉方位は北。ご先祖に願いを聞いてもらいたいなら北へどうぞ。

★五黄土星・・・コロナ騒動が収まってからその後いかがお過ごしですか。「友達と会ってご飯食べられるようになった」「実家に帰ってのんびりできた」などさまざまでしょうが、あまりゆったり過ごしてるとダレ癖がついちゃいます。デキる人は他人が遊んでる間にせっせと頑張ってる、よりよい人生のために次の勝負への根回しと下準備に余念がありません。
さてあなたはいかがでしょう、「そうだよね〜コロナのときは圧キツかったよね〜」なんて友達グループで桃パフェ食べた後モンブランセット食べてないでしょうか。時間もったいないですよ、だって五黄には今ビッグチャンスが巡ってきてますから。この波に乗らないでいつ乗るのくらいの好調期、桃パフェとモンブランセット食べ終えたらかぶとの緒を締め直してキリッとご出陣ください。
大吉方位は北、東、南。ゆるい感じで戦に臨みたいなら北、戦場でキレッキレに戦いたいなら東、念のため援軍呼びたいなら南へどうぞ。

★六白金星・・・華やかな人っていますよね、すっごい美人でもないのに何か人を引きつけるというか、明るい光を放ってる人。そういう人って男女問わずモテますから周囲にはいつも人がいる、たとえ誰もいなくても周囲がその人のことを思い浮かべる回数が標準値より多い、その結果本人の運気が周囲から支えられて10の数値が50、60、70へと強化されます。つまり人気に支えられて運が強くなるわけです。
華やか、派手、目立つというのはいいことなのです。ただし品や格が伴っていないと逆効果になるかもしれません。六白は地味に引っ込んでると損する星回り、堂々と人前に出てご自分の個性や才能をアピールしてください。共感した人たちが背後についてくれて、運がひと回り太くなるはずです。
吉方位はなし。なくても大丈夫、何度も行ったことのある場所、なじみのある近場ならあんまり方位関係ありません。

★七赤金星・・・爺さんとか婆さんとか年を取るほど口うるさくなりがちなのはヒマだからです。人のアラがいやでも見えちゃう、んで「私の若い頃は」とか「今の若いもんは」とか口にする、聞き流していいですよ、それ大昔から暇つぶしの決まり文句ですから。逆に人のこと気にせずわが道を行く爺さん婆さんもいます、自分の人生を楽しむのに手一杯で人のことなんか気にせずわが道をずんずん歩いてます。
どっちがすてきかというと後者、人生をエンジョイしてる人っていきいきしてますしなるほど! と勉強になりますし見てて面白いです。
七赤はすてきな爺さん婆さんになれる可能性大、「人は人、自分は自分」って割り切れるタイプだからです。今月は人から色々言われたり自分も言いたいこといっぱいあるでしょうけども細かいこと考えない、ううん考えてもしょうがない、とりあえず今は自分のことだけ考えて、氷川さんのズンドコ節でも歌いながら脇目をふらず歩いていきましょう。
吉方位は東。自分のことにもっと専念したいなら東へどうぞ。

★八白土星・・・夏休みの宿題って頭痛いですよね、開放感味わってるうちにあっという間に時間が過ぎちゃいます。頭のいい子は休み入ったらすぐチャチャッと終わらせて悠々自適にバケーションをエンジョイしますけども、頭悪い子もとい普通の子は明日でいいや、お盆の家族旅行が終わってからでいいや、あと1週間あるから何とかなるだろう、明日から学校じゃんどーすんのこれと泣きながらメタメタの工作作るわけです。やっぱり面倒なことは先延ばししちゃだめ、サボるとろくなことありません。
八白のあなたは賢いので大丈夫とは思いますけどもクーラーの下でだらぁんと食っちゃ寝してませんか、それ続けてると始業式の日に手ぶらで学校行く半べその生徒みたいになっちゃうぞお。仕事はもちろん掃除洗濯買い物などの家事全般、ちょっと面倒な人間関係など、早めに手をつけといたほうがいいでしょう。
大吉方位は東。フットワークよく動きたいなら東へどうぞ。

★九紫火星・・・悩みが解決するときって一瞬です。現状がどうだろうと「あ、脱けた」とか「これ、脱けられる」って何となくわかります。真っ暗闇に一条の光が射してくるのです。これを直感といいます。あとは無我夢中でその光をたどって進んでいけば必ず外に出られます。
でも下ばっかり見てると光の存在に気づかない、なのでいつ光が入ってきてもいいようにいつも顔を上げとくことです。
九紫を取り巻く状況はちょっと辛かったかもしれません、でも救いの光はちゃんと射し込んでる、それに気づくか気づかないかはあなたの運と視野の広さにかかってます。
吉方位はなし。なくても別に運が悪いわけじゃない、四方八方に行くとこがなければ上によじ登ってひとり涼しく高みの見物といきましょう。

・・・はい、こんな感じです。毎日暑いですが早くも秋の気配が忍び寄ってきてます、季節の移ろいって風情がありますね、変化するものには色気があります。もー暑くてヤんなっちゃうと唇とんがらせがちですけども、夏は夏で懸命に夏を表現してますのであんまりきらわないでやってください。
というわけで熱中症に気をつけて、今月も楽しくお元気にお過ごしください♬