寝耳に水・2023年10月号


アントワーヌ★
さあいよいよ10月、泣いても笑っても今年はあと3カ月。今年中にやりたいこと、やり残したことがあるなら今のうちにクリアしましょう。
お嬢さま☆つったってこう残暑が厳しくっちゃ何にもやる気にならないっての。日中ちょっとでも動くと汗がダラーだもの。
アントワーヌ★汗を流すのはいいことですよお嬢さま、目に見えるもの見えないもの問わず、体内の悪いものが毛穴から一気に流れ出ますから。ジムが流行ったりジョギングがすたれないのは汗を流すと身も心も軽くなるからでございます。
お嬢さま☆わたし運動系じゃないし。
アントワーヌ★ならばお掃除。お部屋の気が清まりますし、今からちょこちょこやっておけば年末の大掃除が小掃除で済みます。まずはこの床、足の踏み場がないのでお掃除ロボットが走れません。マンガにゲーム機に脱ぎ散らかしたドレスに三日坊主で放り投げたヴァイオリンになぜか一升炊きのご飯釜、はずむおいしさ ポポロンっていったいこれ何年前のお菓子ですか。
お嬢さま☆うるさいなあ、いつか食べるんだから捨てないでよ。
アントワーヌ★「いつか」は永遠にやってこないのですよお嬢さま、それより今を快適に生きることが大事です。捨てましょう、捨てて身軽になりましょう。
お嬢さま☆あっ! 大黒猫のクロリンドがタロットカードをくわえてこっちにやってきた。早くタロットをめくらなくちゃ。
アントワーヌ★うまく逃げましたね、まあよろしいでしょう。
お嬢さま☆今日のおやつは何?
アントワーヌ★バターと砂糖でキャラメリゼしたリンゴたっぷりのタルトタタンでございます。生クリームをたっぷり添えて、熱々のアールグレイで召し上がれ。
お嬢さま☆うひゃあ! 楽しみ。アップルパイは中にリンゴが入ってるけどタルトタタンはひっくり返してリンゴ面が上なのよね。では今月もみなさんの運気を生まれ月別にチラ見してみましょうっと。

★1月生まれ・・・
幸福と不幸の間には少し距離があります。それはあの世とこの世を隔てる三途の川みたいなもので、意を決して一歩踏み出さないと向こう岸に渡れません。幸せな人はものごとを上から客観的に見ることができるのでわざわざ不幸の国に渡ろうとはしませんけども、不幸せな人は視野が狭いので「あっちへ行ってもどうせ同じ」とその場からなかなか動こうとしません。でも本当は幸せの国って面倒の川を越えないと行けないことになっています。
「大きな好機が近づいています」とカードが告げています。幸せの国に足を踏み込むチャンス到来の暗示ですが、「面倒だからやめとこう」ともし思うなら、あなたは不幸のぬるま湯にじんわり浸かっているのかもしれません。

★2月生まれ・・・幼なじみといるとなぜほんわか安心できるかというと、利害関係がないからです。昔は同じ給食を隣同士で食べたけど今はまったく別の道を歩いてる、下手にリンクしないからこそ気を許せる、「そういえばあなたは昔からそういうとこあったよね」と合いの手を入れて気づかせたり納得させてくれたりします。
辛いときに悩みを打ち明けて忌憚のない意見をくれるのは幼なじみとか古い知り合い、「いつも同じような問題でめげてるよね」「大丈夫、いつも乗り越えてきたじゃん」「あなたならできるよ」と励ましてくれたり場合によっては知恵を貸してくれるありがたい存在です。
悩みごとがありますか? もし自分ひとりじゃ解決しそうにないなら、信頼できる人に話を聞いてもらうといいでしょう。もちろんランチ代はあなたのおごり、話聞いてもらうだけでも救われるもンです。

★3月生まれ・・・ジャンケン勝ち抜き大会で勝つコツは簡単、気合いを入れればいいのです。これジャンケンに限らずどんな戦いも同じ、「絶対負けない」「必ず勝つ」「悔いのない戦いをしよう」の呪文で勝利確率はかなり上がります。逆に「自分が勝っちゃったら相手に悪いなあ」とか「あとが面倒くさいなあ」とか思った瞬間に勝率が下降します。要は「気の持ちよう」なのですね。
「周囲の思惑など気にせず、あなたは自分の幸せに気合いを入れてください」とカードが告げています。ネガティブなことばかり考えてると現実化しますよ、周囲を忖度する必要なんかありません。自分が損するようなことを考えるのはやめて、ウキウキワクワクすることだけに集中しましょう。

★4月生まれ・・・やっと決断してチャレンジしてみたところが意外にハードル高かった、あーあやるんじゃなかったって後悔したことありますか。乗りかかった船なんだからもう降りたくないという考え方もあれば乗りかかった船はまだ降りられるという考え方もある、いずれにしてもその先で得るものが大きければ乗り続ければいいですし、別にいらないやなら降りちゃえばいいのです。
どっちにしようかデッキで右往左往してる? できれば降りたくない? うーん困りましたねじきに出発時間ですよ、じゃあカードに聞いてみましょう。はい「ちょっと視点を変えると簡単にクリアできますよ」と出ました。杓子定規に考える必要はない、ハードルが高すぎるならはしご使ったっていいしハードルの隙間くぐってもOK、奇策裏ワザ奥の手を駆使すればわりとすんなり越えられるみたいです。

★5月生まれ・・・仲よしの友達がすとんと痩せて恋愛が成就してお金持ちと結婚したらくやしいですか。あるいは親しい人が仕事で成功して地位や名声を得たらねたましいですか。でも幸せそうに見えるのはうわべだけで、本人には本人なりの悩みや試練があるかもしれません。そういうのって見た目にはまったくわからないんですよね。
なので人が人をうらやむことにあんまり意味はない、だってそもそも別個の存在ですもン。人にかまってるヒマがあったら自分のやりたいこと、やるべきことに専念したほうがいいでしょう。
「自分王国の確立に力を注いでください」とカードが告げています。あなたはすでに必要なものはすべて持っている、あとはそれをいかに活用して自分の王国を充実させるか、より面白くするか、きらきら輝かせるかが直近のテーマのようです。

★6月生まれ・・・誰でも自分の左と右に陰と陽の振り幅があります。時と場合によってやじろべえのように傾いては戻り傾いては戻りする、ほら交感神経が働いたら次は副交感神経が働く、オンとオフを適宜切り替えてバランス取ってるわけです。
人生は陰陽の繰り返しですが、多大なストレスがかかるとずーっと交感神経が緊張して「眠れない」「安らげない」「イライラする」などの疲労症状が出てきます。それでもその状態を続けてると反動で「落ち込む」「もう何もしたくない」「布団から出られない」に移行するわけですね。
そうなる前にハッと我に返って無理にでもバランスをとらないといけません。やり方は簡単、「実際に眠れなくてもいいから早寝早起きを心がける」「好きなものを食べる」「散歩して気晴らしする」、奥の手は「そのストレスから一目散に逃げる」。
バランスを取り戻すとどうなるかというと「食欲が出る」「ぐっすり眠れる」「やる気が復活する」となります。今月の6月生まれはバランス調整月間、ちょっと行動パターンを変えるだけで明日への希望がむくむく湧いてくることと思います。

★7月生まれ・・・時計の針は規則正しく時を刻みます。西洋では「一直線に前進する」、東洋では「60をひとつの単位として循環する」などさまざまなとらえ方がありますがそれはさておき、重要なのは時間の使い方です。どうせ体験しないといけない時間なら「イヤイヤ」「イライラ」体験するより、「ウキウキ」「ワクワク」体験するほうがベターであることは疑いありません。
たとえば歯医者、名前呼ばれる前までは「痛いだろうなあ」「医師の手がすべって失敗したらどうしよう」とハラハラドキドキしますけども、いざ座ってみればそれなりに時間が進み、気づいたときにはお会計です。ならば事前にあれこれ気を揉んでむだにHPを消耗するより、何も考えずに臨んだほうが疲れません。
先のことをじっくり心配するより、「そのときはそのとき」「大丈夫、何とかなる」「むしろ楽しいかもしれない」とそのまま流されてみてはいかがでしょう。

★8月生まれ・・・三人寄れば文殊の知恵と申します。ひとりでうんうんうなっても答えが出ないときは、あとふたりに聞いてそれを混ぜ合わせれば最適解が出るという意味です。三本の矢は折れないという言葉もありますね。げに「三」とは大きな力を生み出すパワフルな数字と申せましょう。ひとりじゃ倒せない相手も三人ひと組になれば勝率は高まる、それぞれ役割分担すれば自分のすべきことにしっかり専念できますし、もし戦士の自分が倒れたら魔術師や僧侶がフォローしてくれるでしょう。
どうしても負けられない案件がありますか? ひとりでは勝ち目がないなら誰かとトリオを組むといいですよ。2本柱だとふらふらしますけど、3本柱ならガッと安定して腰据えて戦えます。特殊スキルの高いメンバーが味方につけば、手ごわいラスボスを倒すのも全然夢じゃありません。

★9月生まれ・・・「夢や目標を持ちましょう」と古来いわれるのはなぜかわかりますか。はいそこの通勤電車に揺られてる斉藤さん、そうですよね仕事つまんないですよね、でも生活費稼がなきゃだから仕方ないですよね。え? そういうのがないと人生つまンないから? はい正解です、今日はすてきなことがありますよきっと。
人間って同じことばかり延々繰り返してるとろくなこと考えません。ふと脳裏に浮かぶのはたいてい「あのときあんな目に遭った」「○○が不愉快」「ホントにアタマにくる」みたいなグチや不満や恨みつらみ、放っとくとどんどん気持ちが沼に沈んでまいります。じゃあどうすればいいかというと沼にはまってグチこぼしてる自分をぐいっとすくって引っ張り上げる、そのためのパワーショベルが夢や目標というわけです。「将来○○するためにお金を貯めよう」でも「講座に通って教養を身につけよう」でも何でもいい、希望を持つだけで沼から日当たりのいい草原へテレポーテーションできます。

★10月生まれ・・・前門から虎、後門から狼が走ってきたらどうしますか。まごまごしてると食べられちゃう、はいそういうときは手持ちのバッグから弁当箱とかペットボトルとか敵が興味を持ちそうな物を取り出して放り投げる、んでそいつらの目がそれた瞬間に逃げればいいのです。放り投げる物がなかったら虎と狼が自分に接触する直前にスッと身体をかわして両者を衝突させる、「なんだてめえ」「そっちこそなめとんのか」と虎対狼のケンカが始まった瞬間に逃げればいいンです。
これ身近な人間関係も同じ、敵が自分に向かって走ってきたら相手の興味を引くものを放り投げて目くらましするか、敵と敵をぶつからせて自分はそっと逃げる。
「そんなことできるわけないじゃん」というなら最初から君子危うきに近寄らず、挟み撃ちに遭うような場所にわざわざ身を置かず安全地帯で静かに過ごしていましょう。

★11月生まれ・・・初対面の相手に会う前、自分勝手に期待してしまうのは人間の性(さが)、「きっとすてきな人に違いない」「物わかりがよくて気前のいいクライアントに決まってる」などと勝手に妄想がふくらみがちですがちょっと待った、残念ながら世の中そんなに甘くありません。たいていの場合気難しかったりつっけんどんだったりダメだこりゃなタイプだったりで幻想が粉々に砕け散りがちです。
特に仕事がらみの場合、相手から「この子どこまでできるかな」「レベルに達しなかったら即アウト」「代わりはいくらでもいるもンね」ときびしくジャッジされますからスイートな考えは禁物、100を要求されたら200やるくらいじゃないと相手のお眼鏡にかないません。でも、それをクリアしないと今より上のレベルにはいけないことも心の片隅に置いておきましょう。

★12月生まれ・・・自意識の井戸には喜びや悲しみ、憎しみ、怒り、せつなさなど色々な感情が混ざり合っています。井戸の中から何を汲み上げるかはそのときの気分によりますけども、たいてい「怒りばかりすくい上げる」とか「悲しみばかりチョイスする」などその人特有のクセがあるものです。あなたがいつも頭の中で反すうしている感情はどんなものですか? それがあなたの気持ちのクセということです。たぶん無意識のときの顔つきもそれに準じているかと思います。
しかしネガティブなことばかりすくい上げてる人だって、実は井戸の中にはポジティブな感情もたくさん混じっていて、その気になればひょいとすくい替えることができます。やり方は簡単、暗い気持ちをすくいそうになったら「それじゃない!」とその場でパチンと指を鳴らすかパンッと両手を叩き、「わたしが楽しくなれることは何だっけ」「わたしはどうありたいのか」と気持ちを切り替えればいいのです。それだけで思考習慣を上書きできます。

・・・はい、こんな感じです。秋とは名ばかりでまだまだ暑いですね。秋バテに気をつけて、今月も明るくさわやかに行ってらっしゃい!

2023年9月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
9月23日の秋分の日を中日として20日〜26日は秋のお彼岸、この世とあの世が最も近づく1週間です。ご先祖に手を合わせるときはまず感謝、次に「○○を頑張ります」と選手宣誓、最後にまた感謝と、具を挟んだ感謝のサンドイッチを作って西の彼方に送りましょう。特に絶賛大宇宙旅行中の寅卯天中殺の方々は、この作業でだいぶ違ってくるかと思います。

残暑は厳しいですけども暑さ寒さも彼岸まで、朝晩は徐々に涼しくなってまいります。夏の疲れが出てくるのはこのころ、体調には十分気を配りましょう。

29日は十五夜。一年で最も美しいとされる中秋の名月をゆっくり眺める日です。すすきや月見団子を飾り、「今年の夏は暑かったねえ」「まあでもこうやってちゃんと秋が来てくれるからねえ」なんてたわいない話でもしながら団子やふかし芋を頬張るといいでしょう。

全員に共通の凶方位は北、東、南東、南、西、北西。残りの北東、南西が吉方位になるかどうかはそれぞれの欄をご参照ください。
それでは9月6日〜10月7日の九星別運気と吉方位、さわやかにまいりましょう。

★一白水星・・・今年の夏は冗談抜きにみんな生き抜くのに必死でした、うっかりすると死んじゃうくらいの暑さでしたから。「いかにサバイバルするか」が緊急命題だったので、他のどうでもいいような悩みごとはぼんやりかすんじゃいました。
9月は9月で重陽の節句とか敬老の日とか秋分の日とか十五夜とか運動会とか社員旅行とかで大忙し、そうやって人生は駆け足で通り過ぎてゆくのでございます。
その中で一白だけは時間が止まってもの思う秋、なあんかすっきりしないのは星回りのせいか、それとも自分に自信がないせいか。大丈夫、人間の気持ちって常に一過性、ゆううつなときもあればすっきりしてるときもあるしくやしいときもあれば鼻高々なときもある。ほら女心と秋の空っていいますし、ここしばらくは自分の気持ちの流れを秋の雲でも眺めるように楽しんでみてはいかがでしょう。
吉方位はなし。お気に入りの場所でまったりアールグレイに和栗モンブランでもいかがですか。

★二黒土星・・・人生とは自己満足の世界です。自分が「これでいいのだ」と思えば幸せですし、「こんなのいやだ」と思えば不幸せです。幸せは他人と比較して判断する相対的なものじゃなくて、自分内部の絶対的な観念なのですね。
ということは「自分は何がしたいのか」「何がほしいのか」「どんな状態なら幸せを感じられるのか」がはっきりしてないとだめちゅうこと、じゃないといつまでたっても隣の芝生が青く見えるからです。
まずは自分ちの芝生をきれいに手入れしましょう。あなたの芝生はどんな状態ですか、別に芝生じゃなくても日本庭園でもバラ園でもハーブ園でも何でもいいんですよ、「こういうのがいい!」というのを決めて、夢いっぱいの庭をご自分の好きなように造ってみてください。
吉方位は北東、南西。人がたくさん訪れる開放的な庭園を造りたいなら北東、静かにもの思いにふける庭園を造りたいなら南西へどうぞ。

★三碧木星・・・コロナ禍が過ぎてからだいぶ人との交流が活発になりました。街中のカフェやレストランでおしゃべりする人も増えましたし、夜の繁華街もにぎやかさを取り戻しているようです。ひとり遊びも楽しいですがやっぱり人とじかに会ってコミュニケートするのって刺激的だし有意義、「それいいね」「やめたほうがいいよ」など忌憚のない意見を言ってくれますし、ネットじゃ得られない答えも教えてくれます。
ためになることを言ってくれるのは気の合う人とは限らない、むしろちょっと苦手な人、敷居の高い人がバシッと正解をくれることも少なくありません。
「門戸開放」の星回りにいる三碧の周囲には色々な人が集まってくるかと思います、全員「教師」「トレーナー」「導師」と思ってじっくり相手の話に耳を傾けてみてください。貴重なヒントをくれるはずです。
吉方位は北東、南西。苦手な人とも和気あいあいとやりたいなら北東、気の合う人とじっくり語り合いたいなら南西へどうぞ。

★四緑木星・・・いつまでも悩みを抱え続けていると気持ちがどんより濁ってきます。それを放っておくと濁ってるのが当たり前の状態になり、むしろ濁ってないと落ち着かなくなったりします。いわゆる不幸せのぬるま湯に浸っている状態で、それ続けてるとあんまりパッとしない人生になっちゃいます。
あなたはいかがでしょう、ずっと思い悩んでいることありますか。いい加減どこかでけじめをつけないと、スカッと秋晴れの人生になるはずがずっと曇天の人生、土砂降りの人生、台風直撃で壊滅状態の人生になっちゃうかもしれませんいやですよねそんなの。
四緑は「悩みを手放す月間」に入りました。合い言葉は「今けじめつけないでいつつけるの」。手放せないのは欲深いからじゃないでしょうか、欲を握ってても何の足しにもなりませんから天高く放り投げてさっさと身軽になりましょう。あなたが生まれたときの心は透明でした、また原点回帰すればいいだけの話、やってできないことはありません。
吉方位はなし。お気に入りの場所で焼き芋とか巨峰パフェとか秋の味覚をゆったり味わいましょう。

★五黄土星・・・「脱皮できないヘビは滅びる」とドイツの哲学者ニーチェは言いました。ずっと同じ状態でいると皮が固くなって身動き取れなくなる、ほらかかとだって適宜垢をこすらないと固くなってヒビ入ったりするじゃないですか、あれと一緒です。
今にして思えばコロナ禍は強制的な垢すりだったかもしれません、みんな古い価値観と新しい価値観を入れ替えざるを得ませんでしたから。「あれ? こっちのほうが快適じゃん」「そんなことしなくてもいいンじゃん」と気づいた人は多かった、結果、スーパーで後ろの婆さんにカゴをぐいぐい押しつけられることがなくなりましたし、「進捗してる?」と背後にべったりくっついた上司からささやかれることもなくなりました。
五黄はさらなる高みを目指して脱皮する季節、たぶん今までの世界じゃ物足りなくなってくるはずです。ここでひと踏ん張りしとくと生きる世界が更新される、ハイヤーグラウンドによじ登れる、今ちょうどそんな節目にいるのではと思われます。
吉方位は北東、南西。人の知恵や力を借りてよじ登りたいなら北東、おのれのガッツでよじ登りたいなら南西へどうぞ。

★六白金星・・・オンとオフのメリハリをつけるのってわりと大事、交感神経が働きっぱなしだと消耗しますし副交感神経に支配されっぱなしだとだらあんとしちゃいます。一番いいのは中間の操縦席に座ること、「何だかずっと緊張してるな」と思ったらブレーキ踏んでゆるめればいいし、「だらけてるなあ」と思ったらアクセル踏んで引き締めればいいわけです。車の運転と一緒です。
たまに気分転換したかったらSA入ってちょい休憩、野菜とかパンとか地元の特産品買ったり見晴らしのいいレストランでご当地ラーメンすするのも楽しいものです。
人生は肉体に魂を乗せたドライブ、走り続けると疲れますから走り続けたらちょっと休憩するのがコツです。
六白はそろそろSA入ってはどうですか、夏からずっと運転しっぱでしたもン、イカ焼きたこ焼きケバブ串とかおいしそう、たしか奥に足湯もあったはず。ちょっとひと休みして楽しくのんびりお過ごしください。
大吉方位は南西、吉方位は北東。ひとり旅を楽しむなら南西、複数で仲よく旅したいなら北東へどうぞ。

★七赤金星・・・どうしてみんな秋に温泉に浸かりたくなるかというと、本能的に夏の疲れを癒やしたいからなんですね。バテた身体と心をちゃぷんとお湯に沈めてゆんわりリセット&リフレッシュしたい。特に今年は酷暑でしたから夏バテの度合いが深い、秋以降を元気に過ごすためにも時間とお金に余裕のある方はぜひ吉方位の温泉旅行に行かれるといいでしょう。
湯上がりに冷たいレモン水キュッと飲んで、夕食の時間まできれいな庭園眺めて過ごしますと。メニューは海の幸山の幸和牛しゃぶしゃぶつきもしくはオールインクルーシブの和洋中ビュッフェですと。ミニケーキも豊富ですよと。
しかし残念ながら七赤は今月吉方位ありません、はいそういうときは「すでに行ったところ」「実家の近く」なら大丈夫、あるいは旅先の神社で「よろしくお願いします」と頭を下げとくと厄除けになります。食べ物やエステやフットケアなど消え物でパーッとお金使うのも厄払いになります。今月は疲れを癒やすお楽しみ月間、時間とお金と気持ちに余裕を持ってお出かけください。

★八白土星・・・自信もやる気もあるのに上すべりするのは地に足が着いてないから、気持ちが前に飛んじゃって足が追いついてないからです。これ幽霊が空飛んでるようなもので、現実を動かすことができません。
そういうときは頭に上った気をへそ下にいったん降ろして落ち着く、地に足が着くまでしばらく様子見すればいいのです。両足が大地に吸いついたら動けばいいし、いつまでたっても吸いつかないならまだそのときじゃないと思えばいい、あせらなくても縁があればまたチャンスが巡ってきます。
八白は絶好調のようでいてちょっと地面から浮いてる感じ、頑張っても手応えが感じられないならそれ以上求めず座禅組んだほうがいいかもしれません。時間がもったいなく思えるでしょうが、逆にそのことでクールダウンして自分を取り巻く全体像が見えてくるかもしれません。
吉方位は北東、南西。周囲からアドバイスやヒントを得たいなら北東、暗中模索を最短距離で済ませたいなら南西へどうぞ。

★九紫火星・・・人は人から傷つけられることもありますが、人から癒やされたり元気をもらうことも少なくありません。考えてみれば「人の間」と書いて人間、間に身を置かなければただの「人」です。周りの人から何を学び何を得て何を与えられるかがこの世に生まれた者の課題と申せましょう。
幼少期は人からもらうばかりでもいいですが、大人になったら自分から与えることも考えないといけません、じゃないとバランスが取れないからです。さてあなたは何を与えていますか? もらうだけもらって何にも与えないでいると運が先細りしてあんまり幸せになれません。「わたしいつまでたっても幸せになれないの、きっと不幸な星のもとに生まれたんだわ」とグチる人は、人から受け取るばかりの人生だからです。
八白は因果応報が可視化する期間、もしいいことがあったら自分はそれなりのことをしたんだなと思って自信持ってください。
吉方位は北東。いい種を蒔きたいなら北東へどうぞ。

・・・はいっ、こんな感じです。「来年もっと暑くなったらどうしよう」なんて考えなくてOK、来年のことを言うと鬼が笑う、明日は明日の風が吹く。とりあえず今やることに集中して、明るく楽しく元気にいきましょう。