2023年10月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
酷暑から一転、唐突に秋が訪れて戸惑いを隠せないなか、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
10月17日は伊勢神宮神嘗祭(かんなめさい)、11月頭には出雲で神在祭。天界の展開が目まぐるしい今月はぜひもよりの神社へ出かけ、日々の感謝と来年のお願いごとをされてはいかがでしょう。
10月21日から11月7日は秋土用、秋から冬への移行期です。季節の変わり目は誰でも体調を崩しやすいのでムリは禁物、①秋の味覚、②適度な運動、③質のいい睡眠の三本柱で体調を万全に整えましょう。

全員に共通の凶方位は北、南東、南、西、北西。吉方位はそれぞれの星の欄をご参照ください。それでは10月8日〜11月7日の九星別運気と吉方位、まいりましょう。

★一白水星・・・人間は神仏とどこでコンタクトできるでしょう? 大自然の中、神社仏閣、あるいは寝てるときに夢の中で。たいていは目に見えない意識の中で接触する、つまり心で感受するのですね。
10月は天上界で来年の地上界のことが話し合われる月、「この子とこの子を出会わせッか」「この子にはこの仕事をやらせてみッか」みたいなことがわいわいがやがや相談されます。「もっと稼ぎたい」「すてきな人と出会いたい」「いい職場で働きたい」というなら、天上界にチャンネルを合わせて神さま仏さまにお願いするといいでしょう。それが自然の理にかなった内容なら、伝書鳩が伝言してくれます。
今月の一白は念力がいつになく増す暗示です。「この不倫が成就しますように」「あいつが地獄に落ちますように」みたいな内容はたぶんだめでしょうが、自分や周囲のためになることなら叶う可能性は高いです。素直な心でお願いしてみてください。
吉方位は東。「お金がたんと入ってきますように」なら東へどうぞ。

★二黒土星・・・人生は旅です。あなたはどんな旅をしていますか、眉間にしわ寄せてあーあやんなっちゃうと薄暗い隅でじっとしてるなら「つまんない旅」、ああ楽しい、次はあれやってみたい! とバリバリ動いてるなら「面白い旅」をしてるちゅうことです。
どうせなら面白くて有意義な旅がしたいですよね、目的地は幸福の国、泊まる宿は眺めのいい露天風呂付きで開放感のある快適な部屋、そういう部屋はアメニティも一流品です。オプションで腕のいいエステティシャンや肩もみ師がいればいうことなし、はいそういう旅をするには先立つものが欠かせません。
いい人生を送るためにはお金が必要、これみんなわかってますけども現実にはお金持ちとそうでない人がいます。その差はひとえに運のよしあしです。
運がよくなるためには自助努力ももちろんですが他力も大事、他力とは「神仏」「人」「環境」のことです。この3つに恵まれればたっぷり入ってきます。
吉方位は北東、南西。まず自力=自分のスキルを磨いて道を切り開きたいなら北東、神仏を味方につけたいなら南西へどうぞ。

★三碧木星・・・10月に入ると来年の手帳や暦が店頭に並びます。今年ってまだ3カ月残ってるよなあとはわかっていても、気分はいやでも年末年始に向かい始めます。
特に意味はないけどなんか焦る、そういえば衣替えもまだちゃんとやってないし夏バテも残ってる感じ、そうこうしてるうちにクリスマスケーキやおせちの予約も世間では着々と進んで人気店はすでに完売、いやでも焦りが高まってまいります。
気持ちがジリジリすると細かい気配りができなくなってミスが多くなる、その結果点滴の針がうまく刺さらず「どうしたの高橋さん何やってんの」と上司からダメ出しをくらい、イヤあな気分で歩いてたら駅の階段でつまずいてぶざまにずっこけスマホの画面に蜘蛛の巣状のヒビが入ることになります。
不運を予防するには落ち着いてゆったり行動することです。口ずさむ歌をいつものアップテンポな「おさるのかごや」からスローモーな「ぞうさん」に替えるなどして、あせらずゆっくり過ごすよう心がけてみてください。
無難な方位は東。「早くやろう」から「楽しもう」へ意識を切り替えたいなら東へどうぞ。

★四緑木星・・・人は理屈でなく気分で買い物をすることをご存知でしょうか。いつもなら高くて手が出ないものでも気分が高揚してるときはスパッと買ってしまいますし、いつも買ってるものでも気分が落ちているときは「もったいないからやめとこう」になります。
今年の四緑はちょっとストレス多めだったかな、気持ちに蓋せざるを得ない状況のなかここまで頑張ってきましたけども、今月はスコーン! と蓋が開く予感です。思い切っていいたいこといっちゃう、食べたいもの食べちゃう、新しいおしゃれに挑戦しちゃうのはいいけども、懸念されるのは金銭面。ストレス発散のため自分からストッパー外して大金を使ってしまう恐れがあります。それはそれで厄落としの御利益があるのでいいのですが、使いすぎるとあとのやりくりが大変です。財布から大枚はたきそうになったら「ちょい待て、これは何のために買うのか?」と自分に問い、「無駄遣いじゃん」「衝動買いじゃん」「いっときの気分じゃん」と直感するならやめといたほうがいいでしょう。
吉方位は北東、南西。電気製品買うなら北東、高級品買うなら南西へどうぞ。

★五黄土星・・・いやあ今年の夏は暑かった史上最高暑かった、しかしのど元過ぎれば熱さを忘れるのが人間です。日ごとに朝晩の涼しさが増して次は冬支度、ああさぶい、今日は冷えるから鍋にすっかとカーディガンの左右をギュッと重ね合わせる日々がやってまいります。
まだ残暑を引きずってる人いますか? 「夏から体調が今ひとつすっきりしない」というなら身も心も疲れてるということですから、ここらでけじめをつけないといけません。一番簡単なのは衣替え、夏服をしまって秋冬ものを出すと心身がキリッと切り替わります。
それでもやる気が出ないなら心が夏バテしてるのかもしれません。悩みの原因は大半が「考えすぎ」、考えてもどうにもならないことをずーっと考えていませんか。それヒマだからかもしれません。思い当たる人は「掃除」「趣味」「イメチェン」に没頭してみてください。ジムやスパや体操や散歩で汗を流すのもいいかと思います。
大吉方位は東、吉方位は北東、南西。脳をリラックスさせたいなら東、体調を整えたいなら北東、強い心がほしいなら南西へどうぞ。

★六白金星・・・コスパ(費用対効果)とかタイパ(時間対効果)とか「効率」「能率」が優先されがちな昨今ですけども、必死の努力でちょびっと高めたパフォーマンスが全体に及ぼす影響って、いったいどのくらいなンでしょうか。
人間は機械と違ってゆらいだ存在なのでそのときどきで気分も思考能力も実行能力も変わる、「働けるだけ働け」より「働きたいように働け」のほうがよほど効率が上がるように思いますがどうでしょう。
開運学でも「運を開くにはオンとオフのメリハリをつけること」と申します。頑張るときはガッと集中して、一段落したらホッと脱力する。「みなさんお疲れさまです、お客さんからおいしそうないちご大福の差し入れいただきましたからここらで一服しませんか〜」。古来続くお茶タイムって実はとても理に叶っているのですね。お茶ぐびっと飲んでふあーっと伸びしたあと、人ってしっかり働けるようになっているのです。
六白は一途に頑張る星ですけども、今月は脱力月間です。おいしいおまんにお茶でも飲みながら、ゆっくりじんわりリセットしてください。
吉方位はなし。くつろげる空間でまったり好きな時間を過ごしましょう。

★七赤金星・・・人生は一瞬の夢、はかなく消える泡のようなものです。でも泡とひとくちにいっても色々な種類があります。ビールの泡、シャンパンの泡、ムースの泡、マキアートの泡、ポタージュの泡、ゼリーや茶碗蒸しの気泡なんてのもありますってこれ全部飲み物食べ物じゃないですか。
どうせ泡として生まれたなら思いきり大きな夢をふくらませたい、そしてそれを目にする人や口にする人がわあきれい、わあおいしい、この泡最高! といってくれるような泡になりたい。泡ですものはじけてなんぼ、ううん静かに消えていくのもおつなもの、というわけでお時間までできるだけ張り切りましょう。
ぼんやりしてるとあっという間に時間が過ぎる、あとどのくらいふくらめるかは誰にもわかりませんけども、ここ読んでるみなさんはどうぞ泡としての誇りを持ち、あなたの泡をできるだけ大きくふくらませてください。
そういえば「銀河系は宇宙の泡である」という説もありますね。相似形的に考えると個々の人間はそれぞれがひとつの宇宙であり、その宇宙が泡のように寄り添ってるのが現世、というとらえ方もできます。
七赤の今月の課題は、来年は何をふくらませるか考えることです。
吉方位はなし。心を宇宙に飛ばしてでっかい夢を見てください。

★八白土星・・・「この人といるとあんまりいいこと起こらないなあ」と感じる相手は異性同性身内他人問わずたいてい運のよくない人です。でもよくよく考えてみればそういう人のそばにいる自分も同類、どこか似たところがあるということです。離れたいならまず自分から変わる、相手を変えようとしても絶対に変わりません。
どう変わればいいかというとうすうす感じてる自分の弱点を徐々に訂正していくのです。たとえば時間にルーズなら時間を守るよう努力する、家が乱雑なら不用品を捨てて家の中をすっきりさせる、まめに掃除して清潔感を保つ、身だしなみに気をつける、ていねいな言葉使いや所作を心がけるなど、昔からいわれてる「当たり前のこと」を面倒でも日々実践するのです。すると自分を取り巻く空気感が「ダラーン」から「シャキーン」に変わってまいります。ほら家だって換気して空気を入れ換えると新しい風が入って雰囲気変わるでしょう、それと同じです。
もっといい人間関係に恵まれたいと望むなら、まずは自分に風を通して古い自分を追い出すことから始めてはいかがでしょう。
大吉方位は東、吉方位は北東、南西。気の合う仲間と遭遇したいなら東、職場の人間関係を改善したいなら北東、いい上司やお得意さんに恵まれたいなら南西へどうぞ。

★九紫火星・・・直感を研ぎ澄ませる一番の方法は規則正しい生活をすることです。山にこもって滝行したり法螺貝吹いたりする必要はありません。毎日早寝早起きして同じ時間に食事して掃除して仕事して入浴して布団に入って寝る。そうやって一定のリズムの中で生活すると「あれ? いつもとなんか違う」とちょっとした変化に気づきやすくなります。動物的な勘が働くようになるのですね。
直感が鋭いと何かと便利、「これまずいかも」とか「これは絶対逃しちゃいけない」など、不運や幸運の兆候に敏感になるからです。逆に不規則な生活で心身が疲れると直感が萎え、進んじゃいけない道を「こっちが正解」とあえて選択しちゃったりします。
九紫はもともとの鋭い直感をさらにブラッシュアップするチャンス月間です。「ふふふあなたランチでニラ餃子食べてきたでしょう」「いけね体重が増えてるかも」「もうじき焼きイモの季節になるはず」などバンバン予知できるってこれ直感より推理じゃん。じゃなくて直感、規則正しい生活で色々なことをひらめいてみてください。
吉方位は北東、東。仕事でひらめきたいなら北東、恋愛、お金、宝くじでひらめきたいなら東へどうぞ。

・・・寒暖差の激しい季節ですがうっかり風邪など引かないようご注意ください。首や手や足を適宜温めつつ、今月も明るく元気にいきましょう。

寝耳に水・2023年10月号


アントワーヌ★
さあいよいよ10月、泣いても笑っても今年はあと3カ月。今年中にやりたいこと、やり残したことがあるなら今のうちにクリアしましょう。
お嬢さま☆つったってこう残暑が厳しくっちゃ何にもやる気にならないっての。日中ちょっとでも動くと汗がダラーだもの。
アントワーヌ★汗を流すのはいいことですよお嬢さま、目に見えるもの見えないもの問わず、体内の悪いものが毛穴から一気に流れ出ますから。ジムが流行ったりジョギングがすたれないのは汗を流すと身も心も軽くなるからでございます。
お嬢さま☆わたし運動系じゃないし。
アントワーヌ★ならばお掃除。お部屋の気が清まりますし、今からちょこちょこやっておけば年末の大掃除が小掃除で済みます。まずはこの床、足の踏み場がないのでお掃除ロボットが走れません。マンガにゲーム機に脱ぎ散らかしたドレスに三日坊主で放り投げたヴァイオリンになぜか一升炊きのご飯釜、はずむおいしさ ポポロンっていったいこれ何年前のお菓子ですか。
お嬢さま☆うるさいなあ、いつか食べるんだから捨てないでよ。
アントワーヌ★「いつか」は永遠にやってこないのですよお嬢さま、それより今を快適に生きることが大事です。捨てましょう、捨てて身軽になりましょう。
お嬢さま☆あっ! 大黒猫のクロリンドがタロットカードをくわえてこっちにやってきた。早くタロットをめくらなくちゃ。
アントワーヌ★うまく逃げましたね、まあよろしいでしょう。
お嬢さま☆今日のおやつは何?
アントワーヌ★バターと砂糖でキャラメリゼしたリンゴたっぷりのタルトタタンでございます。生クリームをたっぷり添えて、熱々のアールグレイで召し上がれ。
お嬢さま☆うひゃあ! 楽しみ。アップルパイは中にリンゴが入ってるけどタルトタタンはひっくり返してリンゴ面が上なのよね。では今月もみなさんの運気を生まれ月別にチラ見してみましょうっと。

★1月生まれ・・・
幸福と不幸の間には少し距離があります。それはあの世とこの世を隔てる三途の川みたいなもので、意を決して一歩踏み出さないと向こう岸に渡れません。幸せな人はものごとを上から客観的に見ることができるのでわざわざ不幸の国に渡ろうとはしませんけども、不幸せな人は視野が狭いので「あっちへ行ってもどうせ同じ」とその場からなかなか動こうとしません。でも本当は幸せの国って面倒の川を越えないと行けないことになっています。
「大きな好機が近づいています」とカードが告げています。幸せの国に足を踏み込むチャンス到来の暗示ですが、「面倒だからやめとこう」ともし思うなら、あなたは不幸のぬるま湯にじんわり浸かっているのかもしれません。

★2月生まれ・・・幼なじみといるとなぜほんわか安心できるかというと、利害関係がないからです。昔は同じ給食を隣同士で食べたけど今はまったく別の道を歩いてる、下手にリンクしないからこそ気を許せる、「そういえばあなたは昔からそういうとこあったよね」と合いの手を入れて気づかせたり納得させてくれたりします。
辛いときに悩みを打ち明けて忌憚のない意見をくれるのは幼なじみとか古い知り合い、「いつも同じような問題でめげてるよね」「大丈夫、いつも乗り越えてきたじゃん」「あなたならできるよ」と励ましてくれたり場合によっては知恵を貸してくれるありがたい存在です。
悩みごとがありますか? もし自分ひとりじゃ解決しそうにないなら、信頼できる人に話を聞いてもらうといいでしょう。もちろんランチ代はあなたのおごり、話聞いてもらうだけでも救われるもンです。

★3月生まれ・・・ジャンケン勝ち抜き大会で勝つコツは簡単、気合いを入れればいいのです。これジャンケンに限らずどんな戦いも同じ、「絶対負けない」「必ず勝つ」「悔いのない戦いをしよう」の呪文で勝利確率はかなり上がります。逆に「自分が勝っちゃったら相手に悪いなあ」とか「あとが面倒くさいなあ」とか思った瞬間に勝率が下降します。要は「気の持ちよう」なのですね。
「周囲の思惑など気にせず、あなたは自分の幸せに気合いを入れてください」とカードが告げています。ネガティブなことばかり考えてると現実化しますよ、周囲を忖度する必要なんかありません。自分が損するようなことを考えるのはやめて、ウキウキワクワクすることだけに集中しましょう。

★4月生まれ・・・やっと決断してチャレンジしてみたところが意外にハードル高かった、あーあやるんじゃなかったって後悔したことありますか。乗りかかった船なんだからもう降りたくないという考え方もあれば乗りかかった船はまだ降りられるという考え方もある、いずれにしてもその先で得るものが大きければ乗り続ければいいですし、別にいらないやなら降りちゃえばいいのです。
どっちにしようかデッキで右往左往してる? できれば降りたくない? うーん困りましたねじきに出発時間ですよ、じゃあカードに聞いてみましょう。はい「ちょっと視点を変えると簡単にクリアできますよ」と出ました。杓子定規に考える必要はない、ハードルが高すぎるならはしご使ったっていいしハードルの隙間くぐってもOK、奇策裏ワザ奥の手を駆使すればわりとすんなり越えられるみたいです。

★5月生まれ・・・仲よしの友達がすとんと痩せて恋愛が成就してお金持ちと結婚したらくやしいですか。あるいは親しい人が仕事で成功して地位や名声を得たらねたましいですか。でも幸せそうに見えるのはうわべだけで、本人には本人なりの悩みや試練があるかもしれません。そういうのって見た目にはまったくわからないんですよね。
なので人が人をうらやむことにあんまり意味はない、だってそもそも別個の存在ですもン。人にかまってるヒマがあったら自分のやりたいこと、やるべきことに専念したほうがいいでしょう。
「自分王国の確立に力を注いでください」とカードが告げています。あなたはすでに必要なものはすべて持っている、あとはそれをいかに活用して自分の王国を充実させるか、より面白くするか、きらきら輝かせるかが直近のテーマのようです。

★6月生まれ・・・誰でも自分の左と右に陰と陽の振り幅があります。時と場合によってやじろべえのように傾いては戻り傾いては戻りする、ほら交感神経が働いたら次は副交感神経が働く、オンとオフを適宜切り替えてバランス取ってるわけです。
人生は陰陽の繰り返しですが、多大なストレスがかかるとずーっと交感神経が緊張して「眠れない」「安らげない」「イライラする」などの疲労症状が出てきます。それでもその状態を続けてると反動で「落ち込む」「もう何もしたくない」「布団から出られない」に移行するわけですね。
そうなる前にハッと我に返って無理にでもバランスをとらないといけません。やり方は簡単、「実際に眠れなくてもいいから早寝早起きを心がける」「好きなものを食べる」「散歩して気晴らしする」、奥の手は「そのストレスから一目散に逃げる」。
バランスを取り戻すとどうなるかというと「食欲が出る」「ぐっすり眠れる」「やる気が復活する」となります。今月の6月生まれはバランス調整月間、ちょっと行動パターンを変えるだけで明日への希望がむくむく湧いてくることと思います。

★7月生まれ・・・時計の針は規則正しく時を刻みます。西洋では「一直線に前進する」、東洋では「60をひとつの単位として循環する」などさまざまなとらえ方がありますがそれはさておき、重要なのは時間の使い方です。どうせ体験しないといけない時間なら「イヤイヤ」「イライラ」体験するより、「ウキウキ」「ワクワク」体験するほうがベターであることは疑いありません。
たとえば歯医者、名前呼ばれる前までは「痛いだろうなあ」「医師の手がすべって失敗したらどうしよう」とハラハラドキドキしますけども、いざ座ってみればそれなりに時間が進み、気づいたときにはお会計です。ならば事前にあれこれ気を揉んでむだにHPを消耗するより、何も考えずに臨んだほうが疲れません。
先のことをじっくり心配するより、「そのときはそのとき」「大丈夫、何とかなる」「むしろ楽しいかもしれない」とそのまま流されてみてはいかがでしょう。

★8月生まれ・・・三人寄れば文殊の知恵と申します。ひとりでうんうんうなっても答えが出ないときは、あとふたりに聞いてそれを混ぜ合わせれば最適解が出るという意味です。三本の矢は折れないという言葉もありますね。げに「三」とは大きな力を生み出すパワフルな数字と申せましょう。ひとりじゃ倒せない相手も三人ひと組になれば勝率は高まる、それぞれ役割分担すれば自分のすべきことにしっかり専念できますし、もし戦士の自分が倒れたら魔術師や僧侶がフォローしてくれるでしょう。
どうしても負けられない案件がありますか? ひとりでは勝ち目がないなら誰かとトリオを組むといいですよ。2本柱だとふらふらしますけど、3本柱ならガッと安定して腰据えて戦えます。特殊スキルの高いメンバーが味方につけば、手ごわいラスボスを倒すのも全然夢じゃありません。

★9月生まれ・・・「夢や目標を持ちましょう」と古来いわれるのはなぜかわかりますか。はいそこの通勤電車に揺られてる斉藤さん、そうですよね仕事つまんないですよね、でも生活費稼がなきゃだから仕方ないですよね。え? そういうのがないと人生つまンないから? はい正解です、今日はすてきなことがありますよきっと。
人間って同じことばかり延々繰り返してるとろくなこと考えません。ふと脳裏に浮かぶのはたいてい「あのときあんな目に遭った」「○○が不愉快」「ホントにアタマにくる」みたいなグチや不満や恨みつらみ、放っとくとどんどん気持ちが沼に沈んでまいります。じゃあどうすればいいかというと沼にはまってグチこぼしてる自分をぐいっとすくって引っ張り上げる、そのためのパワーショベルが夢や目標というわけです。「将来○○するためにお金を貯めよう」でも「講座に通って教養を身につけよう」でも何でもいい、希望を持つだけで沼から日当たりのいい草原へテレポーテーションできます。

★10月生まれ・・・前門から虎、後門から狼が走ってきたらどうしますか。まごまごしてると食べられちゃう、はいそういうときは手持ちのバッグから弁当箱とかペットボトルとか敵が興味を持ちそうな物を取り出して放り投げる、んでそいつらの目がそれた瞬間に逃げればいいのです。放り投げる物がなかったら虎と狼が自分に接触する直前にスッと身体をかわして両者を衝突させる、「なんだてめえ」「そっちこそなめとんのか」と虎対狼のケンカが始まった瞬間に逃げればいいンです。
これ身近な人間関係も同じ、敵が自分に向かって走ってきたら相手の興味を引くものを放り投げて目くらましするか、敵と敵をぶつからせて自分はそっと逃げる。
「そんなことできるわけないじゃん」というなら最初から君子危うきに近寄らず、挟み撃ちに遭うような場所にわざわざ身を置かず安全地帯で静かに過ごしていましょう。

★11月生まれ・・・初対面の相手に会う前、自分勝手に期待してしまうのは人間の性(さが)、「きっとすてきな人に違いない」「物わかりがよくて気前のいいクライアントに決まってる」などと勝手に妄想がふくらみがちですがちょっと待った、残念ながら世の中そんなに甘くありません。たいていの場合気難しかったりつっけんどんだったりダメだこりゃなタイプだったりで幻想が粉々に砕け散りがちです。
特に仕事がらみの場合、相手から「この子どこまでできるかな」「レベルに達しなかったら即アウト」「代わりはいくらでもいるもンね」ときびしくジャッジされますからスイートな考えは禁物、100を要求されたら200やるくらいじゃないと相手のお眼鏡にかないません。でも、それをクリアしないと今より上のレベルにはいけないことも心の片隅に置いておきましょう。

★12月生まれ・・・自意識の井戸には喜びや悲しみ、憎しみ、怒り、せつなさなど色々な感情が混ざり合っています。井戸の中から何を汲み上げるかはそのときの気分によりますけども、たいてい「怒りばかりすくい上げる」とか「悲しみばかりチョイスする」などその人特有のクセがあるものです。あなたがいつも頭の中で反すうしている感情はどんなものですか? それがあなたの気持ちのクセということです。たぶん無意識のときの顔つきもそれに準じているかと思います。
しかしネガティブなことばかりすくい上げてる人だって、実は井戸の中にはポジティブな感情もたくさん混じっていて、その気になればひょいとすくい替えることができます。やり方は簡単、暗い気持ちをすくいそうになったら「それじゃない!」とその場でパチンと指を鳴らすかパンッと両手を叩き、「わたしが楽しくなれることは何だっけ」「わたしはどうありたいのか」と気持ちを切り替えればいいのです。それだけで思考習慣を上書きできます。

・・・はい、こんな感じです。秋とは名ばかりでまだまだ暑いですね。秋バテに気をつけて、今月も明るくさわやかに行ってらっしゃい!

2023年9月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
9月23日の秋分の日を中日として20日〜26日は秋のお彼岸、この世とあの世が最も近づく1週間です。ご先祖に手を合わせるときはまず感謝、次に「○○を頑張ります」と選手宣誓、最後にまた感謝と、具を挟んだ感謝のサンドイッチを作って西の彼方に送りましょう。特に絶賛大宇宙旅行中の寅卯天中殺の方々は、この作業でだいぶ違ってくるかと思います。

残暑は厳しいですけども暑さ寒さも彼岸まで、朝晩は徐々に涼しくなってまいります。夏の疲れが出てくるのはこのころ、体調には十分気を配りましょう。

29日は十五夜。一年で最も美しいとされる中秋の名月をゆっくり眺める日です。すすきや月見団子を飾り、「今年の夏は暑かったねえ」「まあでもこうやってちゃんと秋が来てくれるからねえ」なんてたわいない話でもしながら団子やふかし芋を頬張るといいでしょう。

全員に共通の凶方位は北、東、南東、南、西、北西。残りの北東、南西が吉方位になるかどうかはそれぞれの欄をご参照ください。
それでは9月6日〜10月7日の九星別運気と吉方位、さわやかにまいりましょう。

★一白水星・・・今年の夏は冗談抜きにみんな生き抜くのに必死でした、うっかりすると死んじゃうくらいの暑さでしたから。「いかにサバイバルするか」が緊急命題だったので、他のどうでもいいような悩みごとはぼんやりかすんじゃいました。
9月は9月で重陽の節句とか敬老の日とか秋分の日とか十五夜とか運動会とか社員旅行とかで大忙し、そうやって人生は駆け足で通り過ぎてゆくのでございます。
その中で一白だけは時間が止まってもの思う秋、なあんかすっきりしないのは星回りのせいか、それとも自分に自信がないせいか。大丈夫、人間の気持ちって常に一過性、ゆううつなときもあればすっきりしてるときもあるしくやしいときもあれば鼻高々なときもある。ほら女心と秋の空っていいますし、ここしばらくは自分の気持ちの流れを秋の雲でも眺めるように楽しんでみてはいかがでしょう。
吉方位はなし。お気に入りの場所でまったりアールグレイに和栗モンブランでもいかがですか。

★二黒土星・・・人生とは自己満足の世界です。自分が「これでいいのだ」と思えば幸せですし、「こんなのいやだ」と思えば不幸せです。幸せは他人と比較して判断する相対的なものじゃなくて、自分内部の絶対的な観念なのですね。
ということは「自分は何がしたいのか」「何がほしいのか」「どんな状態なら幸せを感じられるのか」がはっきりしてないとだめちゅうこと、じゃないといつまでたっても隣の芝生が青く見えるからです。
まずは自分ちの芝生をきれいに手入れしましょう。あなたの芝生はどんな状態ですか、別に芝生じゃなくても日本庭園でもバラ園でもハーブ園でも何でもいいんですよ、「こういうのがいい!」というのを決めて、夢いっぱいの庭をご自分の好きなように造ってみてください。
吉方位は北東、南西。人がたくさん訪れる開放的な庭園を造りたいなら北東、静かにもの思いにふける庭園を造りたいなら南西へどうぞ。

★三碧木星・・・コロナ禍が過ぎてからだいぶ人との交流が活発になりました。街中のカフェやレストランでおしゃべりする人も増えましたし、夜の繁華街もにぎやかさを取り戻しているようです。ひとり遊びも楽しいですがやっぱり人とじかに会ってコミュニケートするのって刺激的だし有意義、「それいいね」「やめたほうがいいよ」など忌憚のない意見を言ってくれますし、ネットじゃ得られない答えも教えてくれます。
ためになることを言ってくれるのは気の合う人とは限らない、むしろちょっと苦手な人、敷居の高い人がバシッと正解をくれることも少なくありません。
「門戸開放」の星回りにいる三碧の周囲には色々な人が集まってくるかと思います、全員「教師」「トレーナー」「導師」と思ってじっくり相手の話に耳を傾けてみてください。貴重なヒントをくれるはずです。
吉方位は北東、南西。苦手な人とも和気あいあいとやりたいなら北東、気の合う人とじっくり語り合いたいなら南西へどうぞ。

★四緑木星・・・いつまでも悩みを抱え続けていると気持ちがどんより濁ってきます。それを放っておくと濁ってるのが当たり前の状態になり、むしろ濁ってないと落ち着かなくなったりします。いわゆる不幸せのぬるま湯に浸っている状態で、それ続けてるとあんまりパッとしない人生になっちゃいます。
あなたはいかがでしょう、ずっと思い悩んでいることありますか。いい加減どこかでけじめをつけないと、スカッと秋晴れの人生になるはずがずっと曇天の人生、土砂降りの人生、台風直撃で壊滅状態の人生になっちゃうかもしれませんいやですよねそんなの。
四緑は「悩みを手放す月間」に入りました。合い言葉は「今けじめつけないでいつつけるの」。手放せないのは欲深いからじゃないでしょうか、欲を握ってても何の足しにもなりませんから天高く放り投げてさっさと身軽になりましょう。あなたが生まれたときの心は透明でした、また原点回帰すればいいだけの話、やってできないことはありません。
吉方位はなし。お気に入りの場所で焼き芋とか巨峰パフェとか秋の味覚をゆったり味わいましょう。

★五黄土星・・・「脱皮できないヘビは滅びる」とドイツの哲学者ニーチェは言いました。ずっと同じ状態でいると皮が固くなって身動き取れなくなる、ほらかかとだって適宜垢をこすらないと固くなってヒビ入ったりするじゃないですか、あれと一緒です。
今にして思えばコロナ禍は強制的な垢すりだったかもしれません、みんな古い価値観と新しい価値観を入れ替えざるを得ませんでしたから。「あれ? こっちのほうが快適じゃん」「そんなことしなくてもいいンじゃん」と気づいた人は多かった、結果、スーパーで後ろの婆さんにカゴをぐいぐい押しつけられることがなくなりましたし、「進捗してる?」と背後にべったりくっついた上司からささやかれることもなくなりました。
五黄はさらなる高みを目指して脱皮する季節、たぶん今までの世界じゃ物足りなくなってくるはずです。ここでひと踏ん張りしとくと生きる世界が更新される、ハイヤーグラウンドによじ登れる、今ちょうどそんな節目にいるのではと思われます。
吉方位は北東、南西。人の知恵や力を借りてよじ登りたいなら北東、おのれのガッツでよじ登りたいなら南西へどうぞ。

★六白金星・・・オンとオフのメリハリをつけるのってわりと大事、交感神経が働きっぱなしだと消耗しますし副交感神経に支配されっぱなしだとだらあんとしちゃいます。一番いいのは中間の操縦席に座ること、「何だかずっと緊張してるな」と思ったらブレーキ踏んでゆるめればいいし、「だらけてるなあ」と思ったらアクセル踏んで引き締めればいいわけです。車の運転と一緒です。
たまに気分転換したかったらSA入ってちょい休憩、野菜とかパンとか地元の特産品買ったり見晴らしのいいレストランでご当地ラーメンすするのも楽しいものです。
人生は肉体に魂を乗せたドライブ、走り続けると疲れますから走り続けたらちょっと休憩するのがコツです。
六白はそろそろSA入ってはどうですか、夏からずっと運転しっぱでしたもン、イカ焼きたこ焼きケバブ串とかおいしそう、たしか奥に足湯もあったはず。ちょっとひと休みして楽しくのんびりお過ごしください。
大吉方位は南西、吉方位は北東。ひとり旅を楽しむなら南西、複数で仲よく旅したいなら北東へどうぞ。

★七赤金星・・・どうしてみんな秋に温泉に浸かりたくなるかというと、本能的に夏の疲れを癒やしたいからなんですね。バテた身体と心をちゃぷんとお湯に沈めてゆんわりリセット&リフレッシュしたい。特に今年は酷暑でしたから夏バテの度合いが深い、秋以降を元気に過ごすためにも時間とお金に余裕のある方はぜひ吉方位の温泉旅行に行かれるといいでしょう。
湯上がりに冷たいレモン水キュッと飲んで、夕食の時間まできれいな庭園眺めて過ごしますと。メニューは海の幸山の幸和牛しゃぶしゃぶつきもしくはオールインクルーシブの和洋中ビュッフェですと。ミニケーキも豊富ですよと。
しかし残念ながら七赤は今月吉方位ありません、はいそういうときは「すでに行ったところ」「実家の近く」なら大丈夫、あるいは旅先の神社で「よろしくお願いします」と頭を下げとくと厄除けになります。食べ物やエステやフットケアなど消え物でパーッとお金使うのも厄払いになります。今月は疲れを癒やすお楽しみ月間、時間とお金と気持ちに余裕を持ってお出かけください。

★八白土星・・・自信もやる気もあるのに上すべりするのは地に足が着いてないから、気持ちが前に飛んじゃって足が追いついてないからです。これ幽霊が空飛んでるようなもので、現実を動かすことができません。
そういうときは頭に上った気をへそ下にいったん降ろして落ち着く、地に足が着くまでしばらく様子見すればいいのです。両足が大地に吸いついたら動けばいいし、いつまでたっても吸いつかないならまだそのときじゃないと思えばいい、あせらなくても縁があればまたチャンスが巡ってきます。
八白は絶好調のようでいてちょっと地面から浮いてる感じ、頑張っても手応えが感じられないならそれ以上求めず座禅組んだほうがいいかもしれません。時間がもったいなく思えるでしょうが、逆にそのことでクールダウンして自分を取り巻く全体像が見えてくるかもしれません。
吉方位は北東、南西。周囲からアドバイスやヒントを得たいなら北東、暗中模索を最短距離で済ませたいなら南西へどうぞ。

★九紫火星・・・人は人から傷つけられることもありますが、人から癒やされたり元気をもらうことも少なくありません。考えてみれば「人の間」と書いて人間、間に身を置かなければただの「人」です。周りの人から何を学び何を得て何を与えられるかがこの世に生まれた者の課題と申せましょう。
幼少期は人からもらうばかりでもいいですが、大人になったら自分から与えることも考えないといけません、じゃないとバランスが取れないからです。さてあなたは何を与えていますか? もらうだけもらって何にも与えないでいると運が先細りしてあんまり幸せになれません。「わたしいつまでたっても幸せになれないの、きっと不幸な星のもとに生まれたんだわ」とグチる人は、人から受け取るばかりの人生だからです。
八白は因果応報が可視化する期間、もしいいことがあったら自分はそれなりのことをしたんだなと思って自信持ってください。
吉方位は北東。いい種を蒔きたいなら北東へどうぞ。

・・・はいっ、こんな感じです。「来年もっと暑くなったらどうしよう」なんて考えなくてOK、来年のことを言うと鬼が笑う、明日は明日の風が吹く。とりあえず今やることに集中して、明るく楽しく元気にいきましょう。

寝耳に水 2023年9月号


お嬢さま☆
今年の夏は異常に暑かったわね。もう勘弁して! 暑いのこりごり! 
アントワーヌ★蛇口から出るお水がずっとお湯でしたし、蚊もあまり飛びませんでしたね。
お嬢さま☆クーラーつけてても暑いし! 全然効かないし!
アントワーヌ★おやおやご機嫌斜め。では暑気払いに今夜のメイン料理は骨付きスペアリブにいたしましょう、マーマレードとニンニクとしょう油をたっぷりもみ込んで。
お嬢さま☆ほっくほくのポテトにきゅうりとにんじんと枝豆とチーズを混ぜたサラダも添えてね!
アントワーヌ★承知いたしました。ではお夕飯前にタロットを・・・。
お嬢さま☆お腹空いた! お腹空いちゃった!
アントワーヌ★おやまあ子どものように駄々こねて。ではお腹もたせに生クリームをたっぷり乗せたカボチャのプリンでもお召し上がりくださいってあれま白目をむいて仰向けに倒れてしまった、まるでエクソシストのリーガンのよう。このところずっと暑かったですからね、仕方ありますまい。
それでは今月はわたくしがお嬢さまに替わりましてタロットでみなさんの運気を生まれ月別にチラ見してまいりましょう。
お嬢さま☆カボチャのプリン・・・スペアリブ・・・ポテトきゅうりにんじん枝豆チーズサラダ・・・
アントワーヌ★気絶しながらも食べ物のことばかり。それだけ食欲があるなら大丈夫でしょう、おーいお嬢さまー、すぐに気つけのスイカフラッペをお持ちしますからねー。はい、というわけでさくっとまいります、それっ。

★1月生まれ・・・転ばないと拾えないものがあります。もし転んだらチャンス、ただで起き上がっちゃいけません、そこら辺にあるものを何でもいいからつかんでください。次回うまくいくためのヒントが落ちています。

★2月生まれ・・・幸せって何かというと、結局は心のあり方なんですね。いくらお金が入っても幸せを感じられない人もいますし、少しのお金でもうれしい! と喜べる人もいます。どっちが得かというと後者、日頃からにこにこしてるほうが何より自分が楽しいですし、周囲にも豊かさを放っていることは間違いありません。

★3月生まれ・・・自分にひどいことをした人を許せないですか? そうですね、そう簡単には許せませんよね。でももしかすると、その人にはそうせざるを得ない理由があったのかもしれません。見方の角度をちょっぴり変えると、もつれた糸がほどけることがあります。

★4月生まれ・・・いつまでも古い人間関係に執着していると、あなたを取り巻く世界はずっと今のままです。新しい世界を体験してみたいなら、思い切ってその関係から離れることです。「もっと平和でゆったりした世界があなたが来るのを待っています」とカードが告げています。

★5月生まれ・・・手放したものを惜しむのは時間の無駄、すでに過去になっているからです。もし縁があるならその先でばったり会うでしょうし、縁がなければそのまま距離が離れていくだけです。後ろを何度もふり返りながら進むとつまずいて危険ですから、前を見て進みましょう。

★6月生まれ・・・「本当に重要なことは自分ひとりでやれ」と開運学では申します。誰かと一緒にやろうと考えるのは甘さがあるから、無理に人の力を借りようとすると100%の成功率が0〜40%くらいに下がっちゃいます。ハラをくくって自分ひとりでやりましょう。

★7月生まれ・・・「手っ取り早いものには落とし穴がある」と申します。たとえばネット、スマホから得られる情報って便利ですけどいい加減なもの、時系列が狂ってるものも少なくありません。自分がいつも見てるサイトだけに頼るより、面倒でも複数のソースから情報を得たほうがいいでしょう。

★8月生まれ・・・疲れてるときの自分ってあんまり当てになりません。もうちょっと頑張れ自分、よしわかった頑張る! と答えが返ってきても実際頑張れませんし、辛いからここまでにしようと思っても「ここ」には全然達しないとこで終わっちゃう、要するに全然頑張れないわけです。そういうときはじたばたしないで寝ちゃいましょう。そのあとのことはそのとき考えればいい、わりと何とかなるもんです。

★9月生まれ・・・目的地がはっきり決まってないまま動き出していませんか? 損しますよ、お洋服買いに行こうと思い立ってぼんやり二子玉目指すつもりがなぜか着いたところは自由が丘、違う違うここじゃないみたいなことになるからです。結局大井町線に乗ってよけいなお金と時間と体力を消費することになります。

★10月生まれ・・・「この人早寝早起きしてるんだろうな」とか「わりと生活がルーズかも」など、ひと目見ただけで人は人がまとう空気感を敏感に感じ取るものです。一般的に家がきれいな人は本人の放つ気も澄んでますし、散らかっている人は気がちょっと濁った感じになります。さてあなたのお住まいはいかがでしょう?

★11月生まれ・・・秋のお彼岸はこの世とあの世が交錯する1週間です。「おや?」と思うことがあったら霊界からのアドバイスやヒントかもしれませんし、何もなければ「そのままでよし!」ということです。いずれにしても自分は一族の期待の星であるという自覚を持ってお進みださい。

★12月生まれ・・・夢がありますか、「その夢を叶えたいなら故郷にヒントがありますよ」とカードが告げています。場所なのか、そこに住む人か。いずれにしても成功のカギは懐かしい場所にあるようです。時間があるときに足を伸ばして出かけてみてください。

・・・はい、こんな感じです。昼間は猛暑でも朝晩は涼しくなってきましたね。そろそろ衣替えを視野に入れて、今月も楽しく元気に行ってらっしゃいまし!

2023年8月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
8月8日は立秋、といっても地上で秋を感じられるのは1カ月ちょい先、暑さはこれからが本番です。
今月は月遅れお盆、みなさん一斉に夏休みを取って帰省したり家族で旅行したり涼しい木陰でハンモックに揺られたりとそれぞれの夏を楽しむことでしょう、もちろんお盆に関係なくお仕事三昧の人もいらっしゃることと思います。年々暑さが過酷になってますので日射病、熱中症に気をつけて、楽しく元気にいきましょう。
全員に共通の凶方位は北東、南東、南西、西、北西。残る北、東、南が吉方位になるかどうかはそれぞれの星の欄をご参照ください。
それでは8月8日〜9月7日までの九星別運気と吉方位、さわやかにまいりましょう。

★一白水星・・・毎日を楽しく元気に生きられるかどうかは「自分に期待できるかどうか」にかかっています。自分に向かって「まだまだ未熟なところもあるけどこれからも期待してるよ自分!」「この仕事きっついけど自分ならできる、頑張れ自分!」「今ちょっと体調悪いけどじきに回復する、疲れた胃よ動きの悪い腸よ徐々に治ってけ! お前らならできる!」。そんなふうに自分にハッパかけられる人は何があろうと大丈夫、強く明るく楽しく元気に自力で盛り上がりながら生きられます。
自分に自信が今ひとつ持てないという一白も乞うご期待、これからガンガン気持ちが上向いていく流れ、顔上げて自信持っていきましょう。
吉方位は北、南。おのれの楽観性に期待したいなら北、おのれのまじめさに期待したいなら南へどうぞ。  

★二黒土星・・・人ってうまくいかないと他人のせいにしたり運のせいにしたり今はそのときじゃなかったんだなんて思いがちですけどもううんそうじゃない、自分が悪いんです。うまくいかなかったのはすべて自分の責任です。
では「その原因は何か?」と自分に問うてみましょう、ほら自分で自分にリミッターかけてる姿が見えませんか、それを進めるのホントは乗り気じゃなかった、いやだった、こわかった。あるいは面倒だからサボってたのかもしれません。サボるのは「どうでもいいや」って思ってるからです。
人生って結局自分の本心に沿って形成されていくのですね、本当にやりたいことをうまくいかせたいのなら、自分の本心をかき分けてそれを頼みの綱として頑張るしかありません。
大吉方位は北、南。楽しく頑張りたいなら北、ストイックに頑張りたいなら南へどうぞ。

★三碧木星・・・いいことであれ悪いことであれ、自分のところに回ってきた案件は自分の課題と考えたほうがいいでしょう。「そんな大役務まりません!」とか思っても周囲があなたの能力を高く買ってくれているのかもしれませんし、「こんな病気になっちゃってどうしよう、なぜ他の人じゃなくて私なの」と思っても実は原因は自分にあって、なるべくしてなっているのかもしれません。
「すべてのことはそれなりの理由があってそうなっている」と開運学では考えます。もしいいことがあったら素直に喜んで受け止め、いやーんなことがあったらどこかが不自然なのだなとご自分のことをふり返ってみてください。不自然なまま進むと本筋からどんどんはずれていきますから、どこかで修正したほうがいいでしょう。
吉方位は北、東。気持ちを軽くしたいなら北、面倒なことをシュパッと片づけたいなら東へどうぞ。

★四緑木星・・・神さまと仏さまってどう違うのかわかる人手を上げて、はいそこの一番後ろのおかっぱの女の子、どっちも同じ、はいご名答、さすがあみ子ちゃんです。
日本ではその昔神仏混淆(しんぶつこんこう)でした、人間を越えた聖なる存在として神も仏もみな同じ、それぞれおわします方位をあえて挙げれば仏さまは西、神さまは北西、それらが合体して北に上り、天高く光り輝くという感じでしょうか。
神さまでも仏さまでも自分が安心するならそれはあなたにとって至高の存在、自分の核心とつながればこわいものなしです。お盆は神仏とつながるチャンス期間、ご先祖に手を合わせることは自分の前世に手を合わせること、前世があって今生があって未来につながりますから、この先の幸せを願うならお盆の過ごし方がわりと大切です。
吉方位は北。ご先祖に願いを聞いてもらいたいなら北へどうぞ。

★五黄土星・・・コロナ騒動が収まってからその後いかがお過ごしですか。「友達と会ってご飯食べられるようになった」「実家に帰ってのんびりできた」などさまざまでしょうが、あまりゆったり過ごしてるとダレ癖がついちゃいます。デキる人は他人が遊んでる間にせっせと頑張ってる、よりよい人生のために次の勝負への根回しと下準備に余念がありません。
さてあなたはいかがでしょう、「そうだよね〜コロナのときは圧キツかったよね〜」なんて友達グループで桃パフェ食べた後モンブランセット食べてないでしょうか。時間もったいないですよ、だって五黄には今ビッグチャンスが巡ってきてますから。この波に乗らないでいつ乗るのくらいの好調期、桃パフェとモンブランセット食べ終えたらかぶとの緒を締め直してキリッとご出陣ください。
大吉方位は北、東、南。ゆるい感じで戦に臨みたいなら北、戦場でキレッキレに戦いたいなら東、念のため援軍呼びたいなら南へどうぞ。

★六白金星・・・華やかな人っていますよね、すっごい美人でもないのに何か人を引きつけるというか、明るい光を放ってる人。そういう人って男女問わずモテますから周囲にはいつも人がいる、たとえ誰もいなくても周囲がその人のことを思い浮かべる回数が標準値より多い、その結果本人の運気が周囲から支えられて10の数値が50、60、70へと強化されます。つまり人気に支えられて運が強くなるわけです。
華やか、派手、目立つというのはいいことなのです。ただし品や格が伴っていないと逆効果になるかもしれません。六白は地味に引っ込んでると損する星回り、堂々と人前に出てご自分の個性や才能をアピールしてください。共感した人たちが背後についてくれて、運がひと回り太くなるはずです。
吉方位はなし。なくても大丈夫、何度も行ったことのある場所、なじみのある近場ならあんまり方位関係ありません。

★七赤金星・・・爺さんとか婆さんとか年を取るほど口うるさくなりがちなのはヒマだからです。人のアラがいやでも見えちゃう、んで「私の若い頃は」とか「今の若いもんは」とか口にする、聞き流していいですよ、それ大昔から暇つぶしの決まり文句ですから。逆に人のこと気にせずわが道を行く爺さん婆さんもいます、自分の人生を楽しむのに手一杯で人のことなんか気にせずわが道をずんずん歩いてます。
どっちがすてきかというと後者、人生をエンジョイしてる人っていきいきしてますしなるほど! と勉強になりますし見てて面白いです。
七赤はすてきな爺さん婆さんになれる可能性大、「人は人、自分は自分」って割り切れるタイプだからです。今月は人から色々言われたり自分も言いたいこといっぱいあるでしょうけども細かいこと考えない、ううん考えてもしょうがない、とりあえず今は自分のことだけ考えて、氷川さんのズンドコ節でも歌いながら脇目をふらず歩いていきましょう。
吉方位は東。自分のことにもっと専念したいなら東へどうぞ。

★八白土星・・・夏休みの宿題って頭痛いですよね、開放感味わってるうちにあっという間に時間が過ぎちゃいます。頭のいい子は休み入ったらすぐチャチャッと終わらせて悠々自適にバケーションをエンジョイしますけども、頭悪い子もとい普通の子は明日でいいや、お盆の家族旅行が終わってからでいいや、あと1週間あるから何とかなるだろう、明日から学校じゃんどーすんのこれと泣きながらメタメタの工作作るわけです。やっぱり面倒なことは先延ばししちゃだめ、サボるとろくなことありません。
八白のあなたは賢いので大丈夫とは思いますけどもクーラーの下でだらぁんと食っちゃ寝してませんか、それ続けてると始業式の日に手ぶらで学校行く半べその生徒みたいになっちゃうぞお。仕事はもちろん掃除洗濯買い物などの家事全般、ちょっと面倒な人間関係など、早めに手をつけといたほうがいいでしょう。
大吉方位は東。フットワークよく動きたいなら東へどうぞ。

★九紫火星・・・悩みが解決するときって一瞬です。現状がどうだろうと「あ、脱けた」とか「これ、脱けられる」って何となくわかります。真っ暗闇に一条の光が射してくるのです。これを直感といいます。あとは無我夢中でその光をたどって進んでいけば必ず外に出られます。
でも下ばっかり見てると光の存在に気づかない、なのでいつ光が入ってきてもいいようにいつも顔を上げとくことです。
九紫を取り巻く状況はちょっと辛かったかもしれません、でも救いの光はちゃんと射し込んでる、それに気づくか気づかないかはあなたの運と視野の広さにかかってます。
吉方位はなし。なくても別に運が悪いわけじゃない、四方八方に行くとこがなければ上によじ登ってひとり涼しく高みの見物といきましょう。

・・・はい、こんな感じです。毎日暑いですが早くも秋の気配が忍び寄ってきてます、季節の移ろいって風情がありますね、変化するものには色気があります。もー暑くてヤんなっちゃうと唇とんがらせがちですけども、夏は夏で懸命に夏を表現してますのであんまりきらわないでやってください。
というわけで熱中症に気をつけて、今月も楽しくお元気にお過ごしください♬

寝耳に水・2023年8月号


アントワーヌ★
お嬢さまはこの夏、長ぁ〜い旅に出ております。豚肉のトマト煮込みや鶏肉の香草焼きやローストビーフやどデカいブーツジョッキになみなみ注がれた生ビールの写真などがたま〜にショートメールで送られてきますので世界のどこかでお元気なのでしょうきっと。
というわけで今月もわたくしがお嬢さまの代わりにカードをめくらせていただきます。今日のおやつは・・・旬のシャインマスカットとぷっくりしたモモを大量に乗せまくった生クリームケーキでございます。マスカットのグリーンが目に涼しげでさわやか、モモはとろとろのやわやわであンま〜いのでございます。涼しいお部屋で熱々のダージリンと一緒にいただくとしましょうか。
では今月もみなさんの運気を生まれ月別にタロットでチラ見してまいります。ショートバージョンでそれいッ!

★1月生まれ・・・困っている人を手助けするのはいいことです。ただしお金や物やパワーを一方的に提供するだけでは問題は解決しません。本当に相手のためを思うなら、その人が困らないように知恵や知識を分けてあげることです。

★2月生まれ・・・逃げるのは悪いことじゃありません、むしろ逃げるが勝ちのときもあります。「今いる場所の居心地が悪いなら、新天地へ向かってください」とカードが告げています。あれこれ考え続けているとタイミングを失う恐れがあります。

★3月生まれ・・・なかなか芽が出ないのは外部要因が原因ではなく、あなた自身がストッパーをかけているからかもしれません。さらに問題なのは、そのことにあなたが気づいていないということです。

★4月生まれ・・・愛だけじゃ食べていけませんし、お金だけじゃむなしくなります。一番いいのは両者のバランスが取れていることです。今のあなたは・・・愛もお金もバランスよく持っているようです。大丈夫、何も心配ありません。

★5月生まれ・・・我慢には2種類あります。自分のためになる我慢とやせ我慢です。前者は頑張って耐える価値がありますが、後者には何の意味もありません。この我慢は何のため? と自分に問うて、答えが出ないならもうやめましょう。

★6月生まれ・・・みんななぜケンカを避けるかというと、そのあとが面倒だからです。負けるとハラが立ちますし、たとえ勝ってもその後の関係性がずっとぎくしゃくするからです。安易にことを荒立てるより、おだやかに解決する方法を考えてみましょう。

★7月生まれ・・・「こうあるべき」「こうでなくてはならない」「こうするのが正しい」と決めつけると可動範囲が狭くなります。特に注意したいのが自分への規範です。きびし過ぎると自分が苦しんで損するだけです。

★8月生まれ・・・何か辛いことがあって心に穴が開くと、それを埋めようとして次から次に代替物に手を出すことがあります。しかし、それらははずれであることがほとんどです。つらい出来事の後で安易に救いを求めてはなりません。

★9月生まれ・・・あなたは今、重い荷物を背負って山道を登っている気分かもしれません。しかしもう少し辛抱すると状況が変わります。もっとひどくなる? いいえその逆、「どんでん返しが起こるでしょう」とカードが告げています。頂上で重い荷物をほどくと「幸せ」「豊かさ」「平和」が出てくる暗示です。

★10月生まれ・・・疲れたでしょう、少しお休みください。あなたが寝ている間に状況は大きく変わりそうです。わざわざ心と身体にむち打って頑張らなくても、自然の成り行きですべてが大団円に向かうとカードに出ています。

★11月生まれ・・・人の縁は人から人へとつながっていきます。もし誰からお誘いを受けたら、時間の許す限り参加してみましょう。「気の合う仲間ができるでしょう」とカードが告げています。参加した先で理想的なパートナーが見つかる暗示もあります。

★12月生まれ・・・人間関係を壊す4大原因は①ウソをつく、②時間と約束を破る、③相手をサンドバッグにする、④お金の貸し借り。特に④は顕著で、貸した瞬間、借りた瞬間から関係性にヒビが入ります。お金は友達に貸しても友達から借りてもいけません。

・・・はい、こんな感じです。毎日暑いですね。もう勘弁してぇ〜ですが、実は日に日に朝が遅く夜が早くなっているのをご存知でしょうか。つまり日照時間が短くなっている、夏って足が速いのですね。それでは今月も元気に楽しく行ってらっしゃいまし!

2023年7月の九星別運気と吉方位


全国一千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。
早い地域ではお盆、ご先祖と楽しく過ごすスペシャルな3日間があります。深夜の台所でトントントントン包丁の音がしたり(ダイエット中の妹が空腹に耐えかねてキュウリ切ってる)、ソファに座って本読んでると誰かに後ろから髪引っ張られたり(飼い猫のチロルがおやつちょうだいとねだりにきてる)、ベッドで寝てると金縛りで重くて身体が動かない、しかも低いうなり音が聞こえる(猫のチロルがのどをゴロゴロ鳴らしながら胸の上に乗っかってる)など、恐ろしいことがたくさん起こるかもしれませんよふふふ。

7月20日から8月7日までは夏土用。大地の気が乱れて体力が消耗しやすいので体調管理に気を配り、栄養のあるものをしっかりいただきましょう。30日の土用の丑の日はうなぎや牛肉を食卓に出すのもおすすめ、「う」はつかないけどスペアリブとかも元気出ます、塩麹もみこんで黒コショウふりかけてオーブンで焼くだけ、8月はもっと暑くなりますから7月の今からしっかり体力つけときましょう。日中は日射病、熱中症に気をつけて、寝苦しい夜はクーラーかけてぐっすりお休みください。

全員に共通の凶方位は北東、東、南東、西、北西。残りの北、南、南西が吉方位になるかどうかはそれぞれの星の欄をご参照ください。
それでは7月7日〜8月7日までの九星別運気と吉方位、サクッとまいりましょう。

★一白水星・・・思い出すたび暗くなったり悲しくなったりくやしくなるなどいわゆる「ムカつく思い出」、あなたにもありませんか。後生(ごしょう)大事に持っていても何の役にも立ちませんから、さっさと捨ててしまいましょう。
やり方は簡単、まず「もう忘れる! 自分には必要ない」と自分でバシッと決断する、そしてもし思い出しそうになったらブンブン頭をふって何か別のことをする。たぶん何回も何回も浮上してくるでしょうけども、そこに浸る前にそのつど無理やり頭の中から追い出しましょう。そうするうちその思い出の影は薄くなってしまいには何を悩んでいたか思い出せなくなります、人間には忘却能力がありますから。
いやな過去はもう忘れていい、大事なのは今だけです。
吉方位は南。脳天気に人生を楽しみたいなら南へどうぞ。

★二黒土星・・・友情とか愛情って目に見えません、なので自分が「すき!」と思えばそれでいい、ていうかそれしかなすすべがありません。それ以上望むと必ず面倒なことになります。「私たち親友だもんね」なんてべったりくっついたり、不安や寂しさからいちいち「ねえ私のことすき?」なんてたずねたり、「このくらい許してくれるよね」と甘えたりすると鬱陶しがられ、好きがきらいにひっくり返ります。
たとえ相手が「天使のように」すごくいい人でも近づきすぎ、依存しすぎ、甘えすぎは禁物です。びったりくっつきたいと思ってもそこは我慢、腹六分〜七分あたりで自分を抑えといたほうが相手のためにも自分のためにもいいでしょう。
大吉方位は北、南、吉方位は南西。相手から信頼されたいなら北、何も考えずに楽しくやりたいなら南、やんわり距離感を保ちたいなら南西へどうぞ。

★三碧木星・・・人から必要とされるとうれしくなってつい頑張っちゃいますけども、「あれ、自分疲れてる?」「えっ、自分損してない?」とふと疑問に思ったら、その時点でもうやめたほうがいいでしょう。自分の時間と体力ともしかするとお金も消耗してしまうからです。
「ぜひあなたに」と期待されることと「いいじゃん、やってよ」と利用されることはまったく違う、後者の相手は自分のことしか考えてませんから、こっちが頑張ってもいいことひとつもありません。もし思い当たる案件があるなら、ご自分を守るためにも一刻も早くそこから立ち去ったほうがいいでしょう。これは仕事関係、友達関係に限らず、家族関係でも同様です。
大吉方位は南西、吉方位は北。断る力がほしいなら南西、自分を取り巻く世界を俯瞰したいなら北へどうぞ。

★四緑木星・・・電車に乗ってるとほぼ全員うつむいてスマホ見てます、たぶん視野を絞って自分ひとりの世界をキープしたいのでしょう、その気持ちわかります。あるいはカフェでひとりコーヒー飲んでるときやご飯食べてるときもみんなスマホとにらめっこしてます、その気持ちもわかります。手持ち無沙汰だもんね。
でもたまにふたり以上いるのにそれぞれがそれぞれのスマホ見てることがあります、なんかすごくもったいないです。せっかく一緒にいるんだからナスの姿焼きってけっこうジューシーだよねとか麻のシャツに洗濯のり使ってる? とか会話すればいいのになあ、だってスマホの情報より人がくれるナマ情報のほうが全然面白いし実生活に役立ちますもん。それに人と一緒にいるときはスマホ見ないほうがお行儀よく見えます。
大吉方位は南西、吉方位は北。人からドンピシャの情報を得たいなら南西、スマホに頼らなくても楽しく過ごしたいなら北へどうぞ。

★五黄土星・・・「お金は使わないと入ってこない」とはよくいうものの、やみくもに使ってるとあっという間になくなってしまいます。だって人間の煩悩は無限、買っても買っても欲望はあとからあとから湧いてくるからです。特にイライラしてるときや腹が立ってるとき、つまりやけくそになってるときは理性が効きません。カードとか大ざっぱに使ってるとあっという間に限度額超えちゃいます。
やはり大事なのは使うと使わないのバランス、使いすぎても使わなすぎても金運は落ちますから、「使うけど使わない」というどっちつかずのスタンスがいいでしょうってわっかるかなこれ。
五黄は「夏のセールでばんばん使ったる!」と財布のひもがゆるんでませんか給料日は遠いぞ、いるもンといらないもンをしっかり分別なさいますように。
大吉方位は北、南、吉方位は南西。大きな買い物で失敗したくないなら北で頭を冷やし、いいものに出会いたいなら南の店へ2回行き、浪費をやめたいなら南西でグリーンサラダ食べましょう。

★六白金星・・・「危なかったなあ」。あとで思い出してヒヤッとしたことありませんか、ふとしたはずみで駅の階段から転落しかけた、帰宅途中の夜道に変なおじさんがいた、マイナカードの入ったバッグを店に置き忘れた、山できのこ狩ってたらかわいい子グマに遭遇しちゃったみたいな。怖いですよね恐ろしいですよね、人生一寸先は闇、何が起こるかわかりません。
燃やすべきエネルギーを不完全燃焼のままくすぶらせるとあっちこっちに火花が飛んで想定外のいやーんなことが起こることがあります。いやーんなことを避けたいなら「自分の仕事をまじめにきっちりやる」「時間の無駄遣いをしない」「やることとやらないことを決める」「スマホ見ながら歩かない」を守りましょう。
大吉方位は南、吉方位は北。毎日をおだやかに楽しく過ごしたいなら南、何があってもいいほうに転びたいなら北へどうぞ。

★七赤金星・・・人類に課された夏のテーマは「イライラしないでクールに過ごす」。できていますか? 特に日本は湿気があるので大変です。イライラすると自分が辛いだけでなく周囲もその余波をかぶりますし、ミスやトラブルも発生して結局自分が損します。なので7月はできるだけ涼しくさわやかに過ごす工夫が必要です。
着るものはブルー、白、ライムグリーンなどさわやかな色で、麻やシアーなど見た目にも涼しく風通しのいい素材、食べるものはキュウリやトマト、ナス、スイカなど身体を冷やしてくれるもの、部屋のインテリアは青い海や緑の森など大自然を感じさせるものがおすすめです。昔の日記帳開いてひんやりするのもいいでしょう。
このところ忙しくて少しカッカしてる七赤のあなたはぜひお試しください。
吉方位はなし。なくても別に運気が悪いわけじゃない、ご自分の好きな場所で涼しく楽しくお過ごしください。

★八白土星・・・雨がじとじと降ったり猛暑になったり環境の変化が激しいときって、身体だけじゃなく心もぐったりします。10代20代の若いときならドーナツ頬張ったりラーメン勢いよくすすってれば何とか乗り越えられますけども、30代後半から40代50代に進んでまいりますと自分もうだめなんじゃないか、仕事もうまくいかないし貯金もないし友人もいない、生きるのって重い、体重も重い、せめてあと5㎏減らしたいけど年々重くなるのはなぜなのか、とお先真っ暗な気分になってまいります。
でもそういうのってすべて一過性のものですし、そもそも悩むのはヒマだからです。つまんないこと考えるヒマがあるなら何か用事作って忙しくすればいいだけです。することがないなら部屋の掃除、特に浴室とか洗面所とかトイレなど狭い水場にごちゃごちゃ物を置くとよけい萎えますから、とりあえず古い小物を全部撤去してみてください。心にゆとりができて軽くなります。
吉方位は南西。萎えた心をスピード回復させたいなら南西へどうぞ。

★九紫火星・・・「やらなくちゃいけないこと」を考えるとうんざりしますよね、だってこの季節しんどいもン。掃除とか洗濯とか買い物とか食事の支度とか仕事とかおつき合いとか面倒なことたくさんありますけど、そういうの数え上げていちいちうんざりしてたらきりがありません。なのであえて直前まで何も考えずにいましょう。んで時間がきたら腰を上げ、目の前のことに集中してひたすらそれをやる。時間は常に進んでますから、やってりゃいずれ終わります。
ちょっと先のいやなことを考えて不安になったり憂うつになったりしてませんか。それより無念無想つまり脳天気に行動するほうが楽だし疲れません。朝起きるときもこのやり方、目が覚めたら何か考える前にパッと起きちゃえばいいンです。区切り目区切り目にまんじゅうとかケーキとかお楽しみを用意しとくと、あっという間に1日が終わります。
吉方位はなし。なくても大丈夫、大好きな場所でゆったりお過ごしください。

・・・はい、こんな感じです。来月は夏休みかな、移動手段の確保やホテルの予約など早めに済ませとけば気持ちに余裕も生まれてフットワークがよくなります。暑さに気をつけて、すてきな7月をお過ごしください。

寝耳に水 2023年7月号


アントワーヌ★
お嬢さまーッ! お嬢さまゥアーッ! ああやっぱりいない。毎年この季節になるとお城から消えてどこかへ行ってしまわれるのです。いったいどこへ?
ヨセミテかグランドキャニオンかイースター島かエアーズロックかマチュピチュか。どこへ行かれようとご無事ならよろしいのですが。
強くて賢い大黒猫のクロリンドがお供してますからきっと大丈夫でしょう、というわけで今月はわたくしがお嬢さまに変わりましてタロットをめくります。
おやつは・・・っと、みずみずしいモモとイチジクをたっぷり段々重ねしたツヤッツヤのタルトを先ほど作りましたので、あとで極上の烏龍茶と一緒にいただきましょう。
本日は梅雨の晴れ間、たっぷりお洗濯物が溜まっておりますのでショートバージョンでまいります、それいッシュパパパパパ(カードをめくる音)。

★1月生まれ・・・ひとりでももちろん生きていけますけども気の合う相棒がいれば人生はもっと楽しくなります。あきらめるのはまだ早い、チャンスがあったら人と人の間に交ざってみてください。

★2月生まれ・・・大切な瞬間はスマホで撮影するより自分の目でしっかり見て味わいましょう。だってもったいないですもん、人生は記録するものではなく生(なま)で体験するものです。

★3月生まれ・・・気分がすぐれない、イライラする、体調が悪いのはどこかで無理してるからです。この暑さで100パーセント頑張ったら疲れますよそりゃ、60〜70パーセントあたりでよしとしましょう。

★4月生まれ・・・集団から離れて自由にやりたいですか? でも自由には孤独がつきもの、端で見てるほどラクじゃないかもしれません。それにいったん離れたらもう戻れません。どちらがいいかじっくり考えてからに。

★5月生まれ・・・人生はきれいごとばかりじゃやっていけない、抜け目なく立ち回らないといけないときだってあります。正直ばかりが能じゃない、そもそも正直にやったところで誰もトクしません。

★6月生まれ・・・喜びを誰かと分かち合いたいですか? でも残念なことに人は嫉妬する生きものです。幸せを人に吹聴して後悔するくらいなら、ひとり心ゆくまでじっくり味わいましょう。

★7月生まれ・・・従来の路線を変えることには不安がつきものです。でも今よりはよくなるかもしれません。その賭けに勝つには運と度胸が必要です。運1割、度胸9割です。

★8月生まれ・・・負けちゃいけないときがあります。そりゃ怖いに決まってます。でも背筋を伸ばしてグッと丹田に力を入れ、視線を相手からそらさないことです。逃げないぞと意思表示した時点で、あなたが優位に立ちます。

★9月生まれ・・・駆け引きで大切なのは押し引きです。押し一辺倒だと相手がウザがりますし、引く一辺倒だとなめられます。相手の顔色を見ながら両者のバランスを四則演算してください。

★10月生まれ・・・相手はあなたが思ってるような人じゃないかもしれません。美辞麗句にごまかされちゃだめ、大事なのは相手がどんな行動を取るかです。人の本音は行動に表れます。

★11月生まれ・・・成功した人が運だけでのし上がったと思ったら大間違い、彼らは汗水垂らして努力したのです。顔に出さないだけです。あなたも成功したいなら、隠れた努力を続けることです。

★12月生まれ・・・「行けたら行くよ」は「行きません」ということ、「今度お茶でも」は「そのうちまたね」ということ、「適当でいいよ」は「ちゃんとやってね」ということです。日本語とは奥を読み取る言語です。

・・・はい、こんな感じです。暑いのと湿気でなえなえですが、栄養のあるものをしっかり食べてちゃんと歩いてぐっすり眠りましょう。それでは今月も楽しく涼しくにこやかに行ってらっしゃいまし!

2023年6月の九星別運気と吉方位


全国1千万人の開運ファンのみなさんこんにちは。早くも1年の前半戦から後半戦に向かうポイントですが、いかがお過ごしでしょうか。
年盤と月盤が重なる今月は、年に一度のラッキーデーがあります。それは6月11日、20日、29日の3日間。この日に自分の吉方位へ出かけると、その方位に流れる幸運パワーをたっぷり吸収できます。
たとえば自宅から見て北東へ出かけると金運、東なら結婚運や家庭運、南なら勝負運、南西なら貯蓄運が超マシマシになるとお考えください。
ちなみに20日の翌日21日は夏至。太陽のパワーが全開になる、つまり陽の気が世の中に満ち満ちて、何かにチャレンジする、勝負する、スパッと決断して決行するには最適の一日となります。

30日は夏越しの大祓。もよりの神社、お好きな神社に設けられた茅の輪をくぐり、前半の6カ月間で付着したストレスを祓えば、身も心もスッキリして後半戦のフットワークがよくなります。
今月は開運チャンスデーが盛りだくさん、梅雨だからと家に閉じこもってると損しますから、ウキウキ・ワクワクできるところへ積極的に足を運びましょう。
梅雨の晴れ間は掃除をして家に風を通し、カビ対策を。特にキッチンや浴室、トイレなどの浴室はピカピカに磨いておきましょう。ついでに冷蔵庫の中もきれいにしとくと食中毒対策になります。

全員に共通の凶方位は北、南東、西、北西。吉方位はそれぞれの星の欄をご参照ください。それでは6月6日〜7月6日の九星別運気と吉方位、さわやかにまいりましょう。

★一白水星・・・「着ていく服がない!」。女性なら誰もが一度は口にしたことがあるセリフです。クローゼットには服が山盛りなのにいざ選ぶとどれもこれもぴったりこない、ああもうこんな服大ッきらい、いっそ会社ズル休みしたろかまで思っちゃいます。
それ、自分を取り巻く環境がすでに古くなっちゃってるんですね。服を買ったときはウキウキ気分でそれを着てても、今の自分は当時の自分と違う。むりやり何年も前の過去をまとってウキウキできるわけがありません。
服に限らず家具や寝具や食器やスリッパも同様、「このごろ全然ウキウキしない」というのは梅雨のせいではなく、ホコリかぶった過去に取り巻かれて生活しているからかもしれません。気分を一新したかったら引っ越すのが一番、それが無理なら「ステキ!」と思えるシャツを1枚、靴を一足買うだけでもOKです。新しいものには新しい力があり、新しい未来を開いてくれます。
無難な方位は東、南。この先ずっと活躍してくれそうな一品を見つけたいなら東、流れを変える気力と体力と脳力がほしいなら南へどうぞ。

★二黒土星・・・運のいい人、強運な人が住む家には余分なものがあまりありません。あるのは季節の生花や空間をグレードアップするインテリアぐらい、基本的には床も天板もテーブルもゼロベースです。見た目も気持ちもスッキリしますし、何より掃除がしやすいからでしょう。
一白の欄でも述べましたが住まいには少しずつ過去が堆積します、それを日々取り払いながら生活すると身も心も軽くなり、明るい気持ちで今をフットワークよく生きられるようになる、その結果幸せをつかむ確率が高くなるというわけです。
何か新しいことを始めたい、人生をもっともっと面白くしたいと思うなら、まずは身の周りを片づけましょう。「幸運は清らかな空間にするりと入ってくる」と開運学では申します。大きな幸せをつかみたいなら、自分が暮らす空間をできるだけ大きく広く取るといいでしょう。
大吉方位は北東、南。大きな金運を取り込みたいなら家の中心から見て北東を掃除してから北東へ、チャレンジを成功させたいなら家の中心から見て南を掃除してから南へどうぞ。

★三碧木星・・・運というのは、よくも悪くも周りの人からもたらされます。自分の運がよければ運のいい人と交流できる確率が高くなりますし、逆ならそれなりの人としか交流できず、たいした運はもらえないということになります。どっちにしても自分しだい、運を取り込む主体は自分にあります。
しかし世の中は定型通りには進まない、ときに常識をヒュッと越えてすっごく運のいい人あるいは悪い人と出会うこともある、そこが面白いところです。そのときにどう対処するかで運が大きく変化するのですが、このときのキモは誰と出会うにせよ自分の中心軸からなるべくブレないこと、人より自分の智恵を信じること、していいことといけないことをはっきり分別しながら行動することです。
三碧は人生を変えるような人との出会いがある暗示です。ただし人の善悪は見た目じゃわからないのであんまり舞い上がっちゃだめ、先に述べたキモを踏まえつつ、慎重に行動されますように。
大吉方位は南西。心の目を開きたいなら南西へどうぞ。

★四緑木星・・・「仏に成る」と書いて「成仏(じょうぶつ)」、「人は死んで仏になる」と一般的に考えられておりますが、本当は生きてるうちに成仏できるのが一番いいのです、だって煩悩だらけじゃつらいもん。「煩悩に振り回されれば苦しいのは当たり前。じゃあどうすればいいのか」と考えて悟りを開いたのがお釈迦さまでした。
この世に生まれ落ちたときから人は四苦八苦するわけですが、いちいち苦しんでたら身が持ちませんよということで、執着を手放すことの大切さを説いたわけですね。「過度に期待しない」「甘えない、依存しない」「自分をいじめない」「ありのままの自分を認める」「素直になる」などさまざまな心がまえがありますが、要は正しく見て正しく考えて正しい言葉を使って正しく行動し、規則正しい生活をして正しく生きましょうということです。しかし何が正しくて何が正しくないかの判断ってわりと難しい、じゃあ正にも誤にも偏らずなるべく中道(中庸)でいましょうちゅうわけです。
四緑は今ものごとが正しく見える時期、ああ人間ってこういうものなんだって気づく時期、今月は悟り月間ですので正しく精進されてください。
大吉方位は南西。正しく見て正しく考え、正しく行動したいなら南西へどうぞ。

★五黄土星・・・ロシアのウクライナ侵攻が始まってはや1年以上経過、一向に終わる気配がありません。「ケンカはよくない世界は一家人類はみな兄弟、みんなでなかよく楽しく暮らそうじゃん」なんてラブ&ピースな意見は通用しない、だってその裏には長い歴史と両国を取り巻くさまざまな思惑やもくろみがあるからです。人間に闘争本能が備わってる限り、残念ながらこの世から戦争が消えることはないでしょう。
しかしいつまでも原始人みたいに武器を使って殺し合うのはコスパ悪すぎ、どうせ戦うならコサックダンス戦、バレエ戦、サーカス戦、ピロシキ&ボルシチ大食い戦、マトリョーシカ入れ子数戦で勝負してはいかがなものか。原始的な闘争本能を、全世界から嵐のような拍手が湧き起こる感動戦へと昇華するわけですね。
五黄のあなたも「あいつハラ立つ!」と怒りのゲージがもし上がったら、周囲が思わず応援したくなる戦い方、どっちが勝っても感動が残る戦い方、戦うたびにセンスや技術がスキルアップする戦い方、人類の成長に役立つ戦い方を模索してください。
大吉方位は北東、東、南。恋愛戦に勝ちたいなら北東、家庭戦に勝ちたいなら東、宝くじ,ギャンブル戦に勝ちたいなら南へどうぞ。

★六白金星・・・まじめで向上心のある人ほど「これじゃいけない」「こうでなくては」と自分にダメを出しがちです。しかしそれをすればするほど自分がきつくなってくる、だってものごとって自分の努力だけで何とかなるわけじゃないからです。
あんまり自分にきびしくし過ぎると気持ちがどんどん萎縮して、自信なくなったり劣等感持ったり便秘したりするので気をつけないといけません。
「この頃あんまりウキウキしない」「自分に自信が持てない」「新しいことに挑戦する気力がない」「もう1週間ほど出ていない」などの自覚症状があるなら、ここらでちょっとゆるめてみてはどうでしょう。ゆるめ方は簡単、ほしいものを買う、食べたいものを食べる、行きたいところへ行く。要するに1日でもいいから「やらなければならないこと」をやらずに好きなことだけすればいいのです。
まっすぐな六白は「そんなの絶対無理!」というかもですがいいじゃんたまには自分をゆるゆる甘やかしたって。ゆるめないと見えてこないこともありますし、むしろ今月はゆるめたほうがかえってツキが上がります。
大吉方位は北東、南、南西。人生をもっとおいしく味わいたいなら北東、自分を甘やかす度胸がほしいなら南、これでいいのだと自分を納得させたいなら南西へどうぞ。

★七赤金星・・・「どうせいずれはしなきゃいけない苦労なら、苦労がまだ大きく育ってないうちにクリアしとけ」と開運学では申します。面倒なこと、やりたくないことは逃げれば逃げるほどむくむく太り、やがて本人が忘れた頃に「バァーン! 覚えてるぅー?」とケタケタ大笑いしながら飛び出してまいります。
健康しかり、仕事しかり、お金しかり、人間関係しかり。見て見ぬふりしてること、忘れようとしてること、いつかやるけど今じゃないと引き延ばしてること、あなたにもありませんか。様子見であえて放っといてる案件なら別ですが、「関係ないもン」「わずらわしいもン」「こわいもン」と安易に放置するとあとが大変、解決するのに何倍もの手間と時間がかかることになります。
七赤はいま神がかってる星回り、解けない難問がハンドパワーで解ける星回り、超能力を発揮しやすい星回りですから思い切って取り組んでみてはいかがでしょう。
大吉方位は東、南。汚泥(おでい)の溜まった案件を馬力と底力で川ざらえしたいなら東、念力で海を二分割して向こう岸に渡りたいなら南へどうぞ。

★八白土星・・・「自分大好き!」と自信満々のときもあれば「こんな自分が恥ずかしい」と嫌悪感を覚えるときもあるのはなぜでしょう、同じ自分なのに。
「人はひとつの宇宙だから」「そのときの天気や時間帯によって気分が変わるから」「自分の中に色々な自分が存在するから」など答えはさまざま、どれも間違ってないでしょうが九星気学では「時間の経過とともにそれぞれの星が9つの空間を回り、そのたびに自分を取り巻く環境が変化するから」と考えます。気分や運気は自分の意志だけで決まってるわけじゃないのですね。
八白はいま最高に日当たりのいいエリアにいます、太陽の恩恵をたっぷり浴びて気分は全開バリバリ、さあ何でも来いの臨戦状態、明るく輝いてる今の自分好きでしょう。頭も気持ちも身体も前向きですから何やってもいい目が出るでしょうが、交感神経がフルスロットルで働いてるのでたまに休憩入れないと脳がショートしちゃいます。うっかりミスが多くなったら「ちょい休め」の合図、小さなミスと小さなミスが接着して大きなミスになる前に、お茶でも飲んでクールダウンしてください。
大吉方位は北東、東。楽しく脱力したいなら北東、フルスロットルタイムをもうちょい延長したいなら東へどうぞ。

★九紫火星・・・時間の進み方にはある不思議な法則があります。「いやだなあ、早く終わらないかなあ」と思ってるときほどのろのろ進み、「ああ楽しい! 永遠にこのひとときが続きますように」と思ってるときほどあっという間に過ぎてしまうのです。
ほら面倒くさい仕事してるときってやってもやっても時計の針が進まないし、気の合う友達や恋人と楽しくお茶してるときってあっという間に時間たっちゃうでしょう。どうも時間って自分の心の状態によって伸び縮みするようです。
ということは、いやなことをいやいややるよりも、気分を盛り上げてやったほうが早く終わるということです。たとえば苦手なクライアントと打ち合わせしなくちゃいけない日は新品のすてきな服をおろすとか、家を掃除し終わったら好物のイタリアンディナーを食べに行くなど、萎え萎えの時間にワクワクできる時間を入れ込むわけですね。自分へのごほうびを用意しておくと、のろのろ歩きする時間がすいすい進むようになりますのでぜひお試しください。
大吉方位は東。時間に追われるより追う側に回りたいなら東へどうぞ。

・・・はい、こんな感じです。吉方位に旅行する時間がない人は日帰りでもOK、吉方位の店へ行くと「こんなのがほしかった!」とびっくりするものが見つかったり、向かってる最中にいいアイデアがひらめいたりします。それでは今月もさわやかに軽やかにいきましょう!

寝耳に水 2023年6月号


お嬢さま☆お庭にすごい量の洗濯物がひらひらはためいて圧巻! サーカスみたい!
アントワーヌ★梅雨の晴れ間にお洗濯でございます。カーテン、シーツ、タオル、テーブルクロスなどのリネン類にお洋服。ああ忙しい。
お嬢さま☆鬼の居ぬ間に洗濯ねってちょっと意味が違うかしら。ご精が出ること。
アントワーヌ★洗濯は運気を保つのに欠かせない家政のひとつ、布には気がからみますから。布地は過去を記憶するのです。特にお洋服などはそれを身につける人が発する気がつきやすい、幸せな気が貼りついた服ならそれを着るたび幸せな気分になれますが、不安や悲しみなどが付着した服を着るとあまりいいことがありません。
水にさらして日光と風に当てればある程度は祓えますが、それでも完全に取れるわけではないのです。着ると憂うつになる服、着るたびに不快なことが起こる服は着るべきではありません。また、たとえお気に入りの服、高価な服でも、何年も着続けていると徐々にパワーがすり減ってまいります。リネン類も同様です。
お嬢さま☆わが城のリネンの新旧入れ替わりが激しいのは、そういうわけだったのね。
アントワーヌ★左様でございます。また湿気の多いこの時期は、カーテンの裏やクローゼット、ベッドなどに新鮮な空気を通すことも大切です。布に溜まった湿気で窓枠や壁にカビが生えたら大変ですからね。
お嬢さま☆カビを吸い込むと気管支や肺を痛めるって聞いたことがあるわ。
アントワーヌ★カビを甘く見てはいけません。微熱やせき、くしゃみ、鼻水、倦怠感、息苦しさなどの体調不良は、住まいのカビが引き起こしていることも多いのです。そういえばお嬢さま、この間から風邪ぎみっておっしゃってませんでした?
お嬢さま☆微熱と咳とくしゃみと鼻水・・・あっ!
アントワーヌ★例によってお部屋が汚れているのでしょう。あとでメイドに申しつけますが、それまでに床に散乱したタロットカードを拾っておいてくださいまし。お嬢さまのカードにはお嬢さまの気が入っておりますので、誰もさわることはできません。
お嬢さま☆わかったわよああめんどくさい、拾えばいいんでしょ拾えば。
アントワーヌ★ついでに今月のタロットめくりも。
お嬢さま☆じゃあおやつ! 甘酸っぱいレモンジュレにさわやかなグリーンのメロンゼリーにほろ苦いコーヒーゼリーの3本立て! クリームは別添えでたっぷり!
アントワーヌ★かしこまりました、熱々のジャスミンティーを添えましょう。
お嬢さま☆それではおやつができるまで、今月もみなさんの運気を生まれ月別にタロットでチラ見してみましょう。

★1月生まれ・・・
「うちの鯛より隣の鰯(いわし)」という言葉があります。意味は「隣の花は赤い」と同じ、人間って自分と他人を比べて「あっちのほうが上」ってついつい思っちゃうんですね。しかし、本当にそうでしょうか。もしかすると相手も同じこと思ってるかもしれませんよ、あなたのことを「うらやましい」って。
そもそも幸せには実体がないので数値化できない、数値化できないものを他人と比べて卑下したり鼻高々になってもあんまり意味ありません。幸せって比べるものじゃなくて自分で味わうものなんですね。
「あなたがお持ちの鯛の格やおいしさに気づいてください」とカードが告げています。せっかくいい鯛持ってるんだもの、上手に調理しておいしくお召し上がりください。

★2月生まれ・・・新しい環境に入ると緊張しますよね、自分はここでどうふるまえばいいのか、イヤなやつはいないか、ミスして揚げ足取られたらどうしよう。さまざまな不安が胸をよぎって動きがぎこちなくなり「いったい何回針刺すわけ?」と古株の患者さんに怒られたりするわけです。でも大丈夫、人間誰しも「じき慣れる」という能力を持っています。そのうちスットコスットコ針入れられるようになって「上達したね」「あなたが一番上手いね」と患者さんたちにほめられるかもしれません。
2月生まれのあなたもどうぞ自信をお持ちください、初々しい姿を見て「よーし応援してあげよう」と心ひそかに決意する人が登場する暗示です。ひとりで立ち向かってるようで実はひとりじゃない、自分の背後には見守ってくれる人がいる、そう心の隅で何となく覚えといてください。

★3月生まれ・・・お金と縁がない、つまり金運がないのに無理やりかき集めようとするのは、モテないくせに高嶺の花に片っ端から声をかけるようなものですってわっかるかなこのたとえ。なあにこの人、身のほど知らず、でも一生懸命で憎めないかもと一瞬興味を持ってもらえはしてもやっぱり続かない、運のある人は運のない人を見切るのが早いのです。やはりお金に好かれるにはそれ相応の品格と智恵と運がないとだめ、器のない人が頑張ってお金持ちになれるほどこの世は甘くありません。
「あなたがお金を得ようとする方法はまっとうですか?」とカードがたずねています。宝くじ、ギャンブル、借金、遺産相続、どれも当たれば大きいですけども栄光は続かない、どころかさらに金運を落とす元になるかもしれません。
お金に好かれることと人に好かれることはよく似ています。どうしたら好かれるだろう? そこをよっく考えて実践すると、循環がよっくなってまいります。

★4月生まれ・・・幸せって何でしょう? 多くの人は「お金持ちになること」と答えますが実はそうじゃない、お金をたくさん持つことが幸せなのではなく、お金を使って自分の夢を叶えることが幸せなのですね。わかりやすいのは衣食住の夢、「すてきな服を着たい」「おいしいものを食べたい」「ステキな家に住みたい」。「世界を旅したい」「勉強してスキルアップしたい」も立派な夢です。
お金はそのためのツールであり、最終目的ではありません。貯めるのに一生懸命な人もいますけども、いつ来るかわからない「将来」のために貯めるより、「今」必要なものやことに使ったほうがずっといいのではないでしょうか。
「叶えたい夢があるなら、お金を使う不安や罪悪感を捨ててください」とカードが告げています。手に入れたいもの・その価格・ふところ具合が見合うなら、思い切って決断してはいかがでしょう。

★5月生まれ・・・4月生まれの欄で幸せについて触れましたが、じゃあその幸せになりたい気持ちの根底にあるのは何かといったら「欲」、つまり「ほしがる気持ち」です。欲イコール煩悩とついネガティブにとらえがちですけども、見方を変えれば人って欲があるから頑張れる、辛いことにも耐えられる、あれこれ知恵を働かせて少しでも夢に近づこうと努力するわけで、欲があるのは決して悪いことじゃありません。そもそも自然に湧いてくる生存本能ですから、止めることなどできません。「自分は欲深い人間だ」なんていたずらに責めるより、「こんなにたくさん欲を張れる自分は生命力が人一倍旺盛」と自信を持ったほうがいいでしょう。
ただし、その欲がどこから来ているかにご注意ください。見栄を張りたい、相手をおとしめたい、ストレスを発散したい、要するにおのれの心の飢餓感を埋めるための欲である場合、それらを満たすことはあまりご自分のためになりません。

★6月生まれ・・・人を助けるのは一般的に美徳とされていますけども、お金、時間、労力、自分の心に十分なゆとりのあるときに限ります。
人に何かをふるまうと自尊心、正義感、自己肯定感などが満たされますし相手から感謝が返ってきますがやり過ぎは禁物、ある一定のラインを超えると自己満足で終わる可能性が高いですし、あとに残るのはむなしさと寂寥感と後悔だけです。
「あなたの行いはたしかに正しいかもしれません、でもほどほどにしておきましょう」とカードが告げています。
過ぎた人助けは自分の足を引っ張ります。そもそもその人を助けるのは本当に正しいことか、なぜ自分はその人を助けるのか、そこに隠れた計算や思惑はないか、ちょっと自問自答してみてください。その人を助けたい! と素直に思うなら何も申しますまい、ただし余力のあるときだけにしときましょう。

★7月生まれ・・・いきなり連絡してくる幼なじみ、たまにいませんか。私のこと覚えててくれたんだ、わあ懐かしい! とうれしくなるかもですがちょっと待った、相手は何かたくらんでいるかもしれません。この場合たいてい勧誘もしくは金の無心、知り合いに愛想尽かされたので仕方なく過去の知り合いに手当たりしだい連絡取ってきたちゅうわけです。もちろん純粋に会いたいというケースもあるでしょうがごくまれ、今さら会ってランチ食べてもすれ違い感、世界違う感が半端ないだけです。
「昔の知り合いにご注意ください」とカードが告げています。もちろん彼らの99%はいい人でしょうが、もしかすると悪い人も1%ほど混じってるかもしれません。その判断材料をあなたは持っていませんし、会って確認する必要も義務もありません。

★8月生まれ・・・面倒くさいから、気が進まないからとかいう理由で越えなきゃいけないハードルを避けて通ること、誰にでもあるものです。ただし2回目3回目くらいまでは何ごともなく済んでも、そのあと必ず反動が来ます。もっと大きなハードルが行く手をどかんとさえぎり、力を尽くして乗り越えないとその先に進めなくなるのです。しかも背後からトラやオオカミが牙むいて一斉にこっち向かって走ってくる、ぼんやり見てるとまずいことになりますから命からがら必死でよじ登ることになります。
いやですよねそんなの、すっごく疲れます。そういう体験したくないならハードルがまだ低いうちに越えときましょう、若いときの苦労は買ってでもせよと古来申しますけどもそれ本当、どうせしなきゃいけない苦労ならその苦労がまだ小さいうちにクリアしといたほうがいいでしょう。

★9月生まれ・・・自分と相性のいい人だけ世の中に存在するなら、人生はどんなに楽になるでしょう。しかし現実は逆、相性の悪い人のほうがむしろ多かったりします。渡る世間は鬼ばかり、鬼どころか妖怪、怨霊、魔王とかも普通に登場します。しかしきらいだから怖いからといって人間関係をスパッと拒絶することはできません、だって人は人の間で生きているから、生きている以上は色々なしがらみがからんでくるからです。
じゃあどうすればいいかというと接し方を考える、好きな人なら自然体で接してOKですが苦手な人にはバリヤーを張るのです。「ポーカーフェイスで」「礼儀正しく」「背筋を伸ばして堂々と」を心がけとくと隙がなくなり、つつかれる確率が低くなります。
9月生まれは新しい出会いや交流が盛んになる暗示です。相性のいい人もそうでない人もいるでしょうが、誰と出会うにせよ「今の自分に最も必要な人が登場する」と覚えとくと、人間関係のストレスが半減するでしょう。

★10月生まれ・・・相手の話を聞いていてなんか変だな、不自然だなと思ったことありませんか。それ、相手がうそをついているのかもしれません。そのときは気づかなくても、あとで「あれはウソだったのだな」とピンとくることもあります。
なぜうそをつくのか? 見栄、保身、願望、その場しのぎ、面白いからなどケースバイケースでしょうが、その代償として信用、信頼を失うことになります。
さてあなたはいかがでしょう? 誰かにうそをついていませんか。やさしさや思いやり、業務上の計算が根底にあるならうそも方便ですけども、相手より優位に立ちたい、相手がきらいだからうそついたれ、独身っていっといたほうがモテるもんとかいう理由でうそをつくと、その先で自分も同じような目に遭うでしょう。
もひとつ、自分にウソつくのも御法度です。時間がたつにつれてどんどんどんどん苦しくなってくるからです。

★11月生まれ・・・「たしかにテーブルの上に置いといたはずなのに」。なくしちゃいけないもの、今すぐ使いたいものを必死に探してるときに限って絶対に出てきません。これを神隠しと申します。
探し疲れて絶望的な気分でベッドに入るとどうでしょう、めくった布団の下にちょこんと鎮座してたりするわけです。愛猫(22歳)のチャミーちゃんがこのアイパくわえてベッドの下に潜り込んだのか、それともアイパに足が生えて自分からベッドに入ったのか。不思議ですね、でも本当にそういうことってあるンです。
「なくしたと思っていたものがあなたの手に戻ってくるでしょう」とカードが告げています。貸したお金か、家出した亭主か、つかみそこねた出世のチャンスか。いずれにしてもその瞬間からあなたの人生は曇天から一転、明るくさわやかな日本晴れになる暗示です。

★12月生まれ・・・何か新しいことが始まるときって、今まで閉じていたトンネルが勢いよくドバッと開くときなんです。真空状態が解除されて強風が吹き、トンネルの向こうから色々なものが飛び込んでくる、たいてい歓迎すべきものですがそうでないものも混じってたりします。本人は新しいことに対応するのに一所懸命なので良し悪しをいちいち選別するヒマはない、結果よくないものをうっかりつかんじゃうことがあります。「よくないものは粘着性が強い」という法則がありますから、手を振り払ってもなかなか剥がれ落ちません。
12月生まれは新しいことが始まって期待と希望に満ちていることでしょう、やって来るものすべてをウェルカムしたい気持ちはわかりますけども、周囲360度に笑顔を振りまく必要はありません。ん? と違和感を感じたら真顔に戻って目を大きく見開き、正体をしっかり確認することをおすすめします。

・・・はい、こんな感じです。世間では色々なことが起こってますけども自分の人生は自分の人生、楽しく笑って暮らしたほうがおトクです。それでは今月も明るく元気に行ってらっしゃい!